明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

打ち崩せず

2014-05-31 22:52:36 | 2014年
5月31日(土) コボスタ
広島 0 - 3× 楽天
大瀬良、H中田(3勝9H)、●永川(1勝3敗10H)

 
 カープは9回の攻撃中7回得点にランナーを置きながらもあと一本が出ず美馬を攻略できない。先発大瀬良は美馬とは対照的にテンポの良い投球で立ち上がりからピンチらしいピンチもなく楽天打線を封じる。6回には2死1、2塁からレフト前にヒットを打たれるがここは本塁タッチアウト。多少疲れも見えたのか大瀬良はここまで。
 

 代わった中田も2回を0に抑えると試合は0-0のまま9回へ。しかし、3番手永川が1死1、2塁から4番ジョーンズに手痛いサヨナラホームランを浴び、シーソーゲームもここまで。

 永川は14日の試合で大和の打球を右足に受けて以降いまいちの投球が続く。3日前にも救援失敗しているだけに心配ではあるが、そもそも打線が1点でも取っていれば展開も変わっていたはず。 
 実にもったない試合だ


30勝21敗

止めた!

2014-05-29 23:49:47 | 2014年
5月29日(木) マツダ
広島 5 - 3 ロッテ
○前田(5勝3敗)、一岡
本:エルドレッド(16、17号)、石原(2号)


 昨日の敗戦が嫌な流れだっただけに今日の一戦は何がなんでも落としたくない試合だ。その試合のマウンドを託されたのはエース・マエケン。ここ数試合は初回の失点も目立つし、2ストライクから3つ目のストライクがとれないというもどかしい内容が続いている。チームにとっても自身にとっても大事な試合になる。


 その注目の立ち上がりは完璧。ロッテ打線を3者凡退で退けると打線はすぐ応える。先頭の梵のヒットから2人のランナーを置いてエルが右中間スタンドに放り込み試合の主導権を握る。2回にはここまで打率1割台と絶不調の石原がレフトスタンドに放り込みさらに有利に進める。
 マエケンは序盤の援護にも恵まれスイスイ。5回に制球を乱して1点を取られるが8回をこの1失点のみ。初回さえ乗り切ればこのくらいの投球はできて当たり前。ただ、完調にはまだほど遠い。その証拠に奪三振の数が増えてこない。だからと言って打たせて取るというピッチングでもなく、8回を130球を要してしまった。どうしても求めるものも高くなってしまうが、マエケンならもっとできるはず。


 ともあれ、昨日の流れを引きずらず、止めたのは流石。打線も初回に得点できたことが大きかった。


30勝20敗

流れというものは…

2014-05-28 21:49:52 | 2014年
5月28日(水) マツダ
広島 5 - 6 ロッテ
九里、H中田(3勝8H)、●永川(1勝2敗10H)、梅津
本:ロサリオ(4号)、キラ(6号)


 4-3と1点リードの8回表、ブラゼルが放った打球は無情にもスタンドイン。この回登板の永川は2死まで簡単にとったが伏兵根元に一発を浴び1点差に迫られると、さらに1、2塁のピンチを招きバッターは代打のブラゼル。ちゃんとしたデータではないが、なんとなく阪神時代に永川は打ち込まれているイメージがあったがその嫌な予感は的中。

  
 ただこの逆転劇にはちゃんとした理由がある。7回裏、カープは無死満塁のチャンスを作るがロサリオ、木村、キラが凡退し、一気に突き放すべき場面が一転、相手に流れを与えてしまう結果に。
 満塁で最初のバッターで点が取れないと無得点に終わるというジンクスじみたものもあるがまさにその通りで、ロサリオの見逃し三振が特に痛かった。もっともロサリオはここまで4本のHRを放っているがいずれも変化球、直球をキレイに弾き返した打球をみたことがない。今日の2点目のHRもカーブをレフトスタンドに運んだもの。7回の絶好機にはアウトコースのそれほど厳しいコースではない球に手が出ず最悪の結果に。


 さらに言えば7回に奪われた2点目もセカンドとライトのお見合いで許したランナーを生還させたもので力投の九里の足を引っ張る形に。カープはこれまで投手陣を中心に守り勝ってきたがここにきてほころびが出てきている。ロサリオがスタメンで出ている以上仕方ないと言えばそれまでだが今一度どうやって勝ってきたか思い出していただきたい。


 打たれた永川を責める気にはなれない。それでもこれまで終盤でリードしている展開ならほぼ勝ちを拾っていただけにあまりにも痛い敗戦。自慢の中継ぎ陣が打たれて逆転されたという展開が開幕以降ほぼなかっただけにズルズルと引きずらなければ良いが…。


 あとはエースに託すのみ。こういう時に勝ってこそのエースだ!


29勝20敗

もう少し長いイニングを…

2014-05-27 10:30:01 | 2014年
5月26日(月) 三次きんさい
広島 6 - 2 西武
篠田、○中田(3勝7H)、H永川(1勝1敗10H)、一岡
本:丸(7号)、田中(2号)


 カープは初回、丸、菊池、松山がいずれも初球を叩き3連打で満塁とするとエルがレフト前に2点タイムリーで鮮やかに先制。ただし、さらなるチャンスでプロ入初先発の藤原を攻めることができずにこの回2点のみ。一気に試合を決めれなかったことで重苦しい展開となる。

 
 篠田はフラフラ状態かと思いきやインコースをズバっとつく投球といった判断に困るピッチング内容。初回、1死1、2塁のピンチで中村をダブルプレー、2回はレフトロサリオのお粗末なプレーで1点こそ返されたが、それでも西武打線を最少失点に抑える。
 5回、9番に四球を与え、秋山に繋がれ1、3塁とされる。2番山崎のピッチャーゴロに3塁ランナーが飛び出し3塁走者はアウト。ただし、これは篠田が三本間で立ち止まっているランナーを3塁方向へ追って、3塁ベース上でタッチアウトをとるべきだったが、早くに3塁へ投げてしまったので3塁手が本塁にランナーを追っていき、さらにキャッチャーに送球、キャッチャーがまた3塁方向へ追いやっとアウト。この間に1塁走者は3塁、打者走者は2塁へ。この一瞬の判断の誤りで残したランナーを栗山に犠牲フライで返され同点に。

 ここで篠田は降板。実にもったいないプレーだ。今日の篠田の状態ではこの交代は致し方ない気もするが、それでも先発のマウンドにあがり、ましてや交流戦で登板間隔もあいて休養充分、さらにはDH制で打席には入らないのでもっと長いイニングを放ってほしかった。


 さて試合は初回以降藤原を打ちあぐねていたが、篠田から代わった中田の好投で流れを引き寄せる。6回裏、木村の3塁打を足掛かりに2死1、3塁とし藤原をマウンドから下すと、代わったサウスポーのウィリアムスから丸がライトスタンドに勝ち越しHRで試合を決める。

 
 中田は2回1/3をヒット1本に抑えると、8回永川、9回一岡がパーフェクトリリーフ。今日は中継ぎ陣特に中田の踏ん張りで相手に流れをやらなかったがもう一度先発陣の頑張りに期待したい。


29勝19敗

やっと白星

2014-05-26 12:06:01 | 2014年
5月24日(土) ほっともっと神戸
広島 1 - 8 オリックス
●大瀬良(5勝2敗)、小野、西原


5月25日(日) マツダ
広島 3 - 1 西武
○バリントン(6勝4敗)、H中田(2勝7H)、S一岡(1勝1S12H)
本:ロサリオ(3号)、白濱(1号)


 交流戦に入って4連敗のカープはマツダスタジアムに戻ってきて遅ればせながら12球団最後の交流戦白星。
 
 今年も今のところパリーグ優勢なので連敗しても順位も変わらなければゲーム差もさほど変わっていないのが幸いといったところか。


28勝19敗

マエケンは不調?

2014-05-23 23:49:49 | 2014年
5月23日(金) ほっともっと神戸
広島 1 - 3 オリックス
●前田(4勝3敗)、中田
本:キラ(5号)


 交流戦までとはうって変わって打線が低調。チャンスを作れないわけではないが、決定打が出ないというか、特にダブルプレーが目立つ。今日も相手の金子は本調子とは言えない投球にもかかわらず無得点。9回に代わった平野からキラの一発で1点をとるのがやっと。


 これではマエケンを援護するには至らないが、そのマエケンもここ数試合初回の失点が目立つ。今日も初回に菊池のエラーから先制を許す。もっとも先制点となる犠牲フライは浅いレフトフライにもかかわらずエルが本塁で差すことができず。さらに4回の2点目もセンター後方の飛球を丸がフェンスとの間隔を誤り、センターフライのところが失点となる(記録はヒット)。
 たしかに不運にも思えるが、初回はエラーの後に簡単にヘルマンに初球を痛打されピンチを広げたり、4回のセンターオーバーの前にも先頭のヘルマンを四球で歩かせたり、極めつけの3点目は7回2死から8番伊藤に2塁打、続くピッチャーの金子にもセンターオーバーのタイムリーを浴びるなど全く「らしくない」投球。


 マエケンのその日のピッチングをうらなうバロメーターとして3つ目のストライクを簡単にとれるかどうか、というところが調子の良し悪しとなるが、先日の巨人戦と言い今日と言い、追い込んでもバッターに粘られ三振が取れない。自ずと球数も増えてしまう。はっきり言って深刻な不調である。

 今年は沢村賞を狙って取りにいくと豪語していただけに早く本来の姿を取り戻してほしい。


27勝18敗

予感的中?

2014-05-21 22:26:57 | 2014年
5月21日(水) ヤフオクドーム
広島 1 - 2 ソフトバンク
九里、●永川(1勝1敗9H)


 最終回、昨日に続きカープ打線の前にサファテが立ちはだかる。そして、昨日同様3人で抑えられゲームセット。しかも今日に関しては3、4、5番が揃って三振。サファテは2年前に野村監督との確執が原因でカープを出ることになったが、その時にいつか脅威になるだろうと予測したが悪い意味で的中。ここまで今日を含めて15Sをあげているサファテに手も足も出ず。


 試合は先発九里が7回1失点。立ち上がりこそランナーを出してはなんとかしのぐという投球で球数を要したが、徐々にゴロを打たす自分の投球を取り戻す。しかし落とし穴はは6回、先頭の明石のセンター後方の飛球を丸がいったんグラブに入れながらも落球(記録はヒット)で3塁打。続く今宮にセンター前に運ばれ先制点を与える。


 カープは6、7回とチャンスを作るもののいずれもゲッツー。やっと点を取ったのは1点ビハインドの8回、1死から廣瀬の2塁打を足がかりに1死3塁から梵の犠牲フライで一時追いつく。


 しかし、その裏2番手の永川が3連打でいとも簡単に決勝点を奪われると冒頭に述べたとおり最終回をサファテに締められ交流戦は連敗スタート。


27勝17敗

よそ行きの野球

2014-05-20 22:02:54 | 2014年
5月20日(火) ヤフオクドーム
広島 3 - 6 ソフトバンク
●篠田(3勝3敗)、西原、梅津、フィリップス


 2点ビハインドの5回表、ノーアウトからキラ、松山が連続ヒットでチャンスを作ると木村が送って1死2、3塁。打順は8、9番に向かうところで代打攻勢。その1番手中東はショートゴロ、篠田に代わる田中は三振。これで負けを確信しラジオを消した。


 ここまでカープは先発陣が少なくても6、7回を投げ、強力な中継ぎ陣が相手の攻撃を封じて首位の位置をキープしてきた。何も交流戦が始まったからと言ってそのスタイルを変える必要はない。今年の戦いぶりで4回2失点で先発投手を代えたことはほぼない。そういう意味で今日の篠田の交代期はまだ先だったはずだが、交流戦によほど悪いイメージがあるのか指揮官がうろたえてしまい最悪の結果に。しかも勝負をかけにいった場面で中東と田中ではいささか役不足。


 勝ちスタイルを崩してまで敢行した作戦が失敗してしまっては勝てるはずもない。その先はラジオを消したので内容はわからないが、結果を見ると当然その後は負け試合の投手起用しかできるはずもなく、案の定2番手西原が失点。


 今日の完全な負けの流れの中でそれでも3点を返したのが今のカープの強さといったところか。明日からはセリーグの首位としてオドオド采配はなしで堂々と戦ってほしい。


27勝16敗

対巨人戦は2勝1敗

2014-05-19 12:09:38 | 2014年
5月17日(土) 東京ドーム
広島 1 - 5 巨人
●前田(4勝2敗)、中田、フィリップス
本:エルドレット(13号)、菊池(4号)、小窪(2号)


5月18日(日) 東京ドーム
広島 10 - 3 巨人
○バリントン(5勝4敗)、戸田
本:菊池(5号)、エルドレット(14、15号)、木村(1号) 



27勝15敗

5連勝

2014-05-17 06:34:07 | 2014年
5月16日(金) 東京ドーム
広島 7 - 2 巨人
○大瀬良(5勝1敗)、一岡
本:エルドレット(13号)、菊池(4号)、小窪(2号)


 ヤクルトに3タテをくらい4連敗と勢いのない巨人を叩くべく東京ドームに乗り込んできたカープの先発は自身4連勝であえてローテーションをくずし、ここにあわせた大瀬良。


 その大瀬良に初回からビックプレゼント。米子でのサヨナラHRから調子を徐々にあげてきた梵がヒットで出塁すると菊池が送って1死2塁。丸は3塁線を破り一昨日は3球で先制したが、今日も7球の先制劇。ただ、一昨日と違ったのは2塁にランナーを残した場面で後続が続かなかったのに対し、今日は調子が下降気味のエルに貴重なHR。3点を先制。


 この援護で大瀬良は大胆にコース、変化球を投げ分け唯一黒星を喫している巨人打線を翻弄。打線は4、5回には菊池、小窪のHRで中押し。8、9回にもキラ、菊池にそれぞれタイムリーが出て1点ずつ追加してダメ押し。


 大瀬良は8回を投げ2失点。
 大瀬良の印象としては球威も飛びぬけて速いわけではないが、特にアウトコースのコントロールがよく、四球が少ないのと、何と言ってもテンポが良いのでいつの間にか打線が抑えられているといった感じか。今日も2本のHRは不用意だったかもしれないが、それでもタイムリーは許していない。
 これで大瀬良は5連勝。マエケンを押しのけてチームトップ。防御率もリーグ4位と今のところ期待通りの活躍を見せている。そして何と言ってもその5勝の内4勝は連敗阻止に貢献しているというところが立派だ。


26勝14敗

ローテーションの谷間?

2014-05-15 12:08:33 | 2014年
5月14日(水) 米子
広島 3 - 4 阪神
●小野(1敗)、西原、永川、中田
本:キラ(3号)


 カープは初回、3球で先制。梵の2塁打、菊池が送って、丸がタイムリーと昨日の勢いそのまま。ただし、勢いがよかったのはそこまで。この後は拙攻の連続。4回から8回まで続けて先頭バッターが塁に出るが3つの併殺もありその間奪った点は1点のみ。その1点もこの日最大のチャンスの8回の攻撃、1死2、3塁で菊池はセンターへの犠牲フライ。
 最低限の仕事と言えばそうだが、ここはどうしても追いつくか勝ち越したい場面だったのでヒットが欲しかった場面。


 こうなると野球には根拠はないが、何となくかなり高い確率で9回に点を奪われ、さらにその裏奪い返すがあと一歩届かず、というパターンがある。

 まさにそれで、9回に簡単に2死を奪った永川が打球を右足に受け、2塁にランナーを残したところで降板。緊急登板の中田が前進守備の外野の頭を越されて1点奪われる。
 カープはもどかしい展開だったがキラの一発で1点差と迫るが反撃はそこまで。「やはりな」という感じか。


 もっとも先発・小野の時点である程度勝利は見込めなかった。それでも5回3失点なら想定以上のピッチングだったが、打線がこれにこたえられなかったのが一番の敗因。そもそもローテーション通りなら篠田でもよかったが、前回登板後交流戦まで登板がないと言う理由で抹消。大瀬良をあえて巨人戦にぶつけるようだが、なぜ篠田ではダメだったのか?


25勝14敗

今シーズン4回のサヨナラは全てHR

2014-05-13 23:16:36 | 2014年
5月13日(火) 米子
広島 2× - 1 阪神
九里、H中田(2勝6H)、H永川(1勝9H)、H一岡(1勝12H)、○フィリップス(1勝)
本:梵(3号)


 カープの負けはなくなった延長12回裏、先頭の今日1番に入った梵が放った打球はレフトスタンドへ。これで今シーズンの延長戦は負けなし。4月2日のヤクルト戦、4日のDeNA戦、27日の巨人戦、そして今日とサヨナラ劇は全てHR。


 カープは延長に入ってから10回は2死満塁でエルが三振。11回はスクイズ失敗もありチャンスを逸し、嫌な流れだったが一振りで試合を決めた。阪神との大きな違いは中継ぎ陣の違いと言ったところか。阪神は延長に入って呉はナイスピッチングだったがそれ以外のピッチャーが誤算。呉の登板が予定よりも早まったため最後は投手がいなくなったのに対し、カープはいつもの中継ぎ陣にミコの代わりにあがったフィリップスまでもが好投。これがサヨナラの流れを引き寄せた。


 そして何よりも先発の九里は7回を1失点の好投。ここ最近はマエケンですら4失点と先発陣がいまいちスキッとしなかったので、他の先発陣も九里に続きたい。


25勝13敗

対中日戦は勝ち越したが…

2014-05-12 12:45:28 | 2014年
5月10日(土) マツダ
広島 13 - 5 中日
○前田(4勝1敗)、梅津、河内、フィリップス
本:エルドレット(12号)


5月11日(日) マツダ
広島 5 - 9 中日
●バリントン(4勝4敗)、梅津、河内、フィリップス
本:菊池(3号) 


 大味な締まらないゲーム、そして抑えのミコの離脱…。雲行きがますますあやしくなってきた。
 

24勝13敗

久々の締まったゲーム

2014-05-09 23:02:54 | 2014年
5月9日(金) マツダ
広島 3 - 2 中日
○篠田(3勝2敗)、H一岡(1勝11H)、Sミコライオ(11S2H)


 ここのところ先発陣が大量失点を重ねているのでその悪い流れを断ち切りたいカープの先発は篠田。篠田にはマエケンのようにスコアボードに0を並べるピッチングは期待していないが、6~7回を3点くらいで抑えてくれれば充分といったところか。


 試合は篠田と岡田の投手戦で幕開け。互いに3回まで0行進だったが試合が動いたのは4回。先制したのは中日。無死1、3塁から4番平田をサードゴロに打ち取った間に3塁ランナーの先制を許す。ただ、ここは1点を与えても良い場面で続くピンチはしっかりとダブルプレイでしのぎ、最少失点で抑える。


 打線はその裏、即反撃。菊池のセーフティバントを足がかりに廣瀬のタイムリーで同点。

 
 その後は再び膠着状態。互いがまたしてもスコアボードに0を並べる。試合が大きく動いたのは7回裏。カープは1死から廣瀬が四球で出塁すると続く小窪がライト前ヒットでチャンス拡大。バッターは代打の松山。1-1からの3球目を叩いた打球はライト前ヒットで勝ち越し。さらに満塁と攻め立て、代打の梵がライトに犠牲フライでもう1点追加。


 8回を一岡で繋いだの後、9回のマウンドはミコ。先頭の平田のヒットから結果的に1点を失うが、1、2塁と招いたピンチをなんとかしのいでゲームセット。篠田は代打を送られた回に勝ち越したので白星も転がり込んできた。と言うよりも7回を1失点と期待以上の内容で充分に白星に値する。


 
 ここのところ若干好調ぶりを発揮していた堂林が先日のヤクルト戦で痛めた右手の骨折が判明。代わって上がった鈴木のいきなり「1番サード」はあり得ないが、それでも堂林骨折のニュースを見た瞬間「やった!」と思った。この監督なので誰かを固定するようなことはしないだろうが、木村、小窪あたりを中心に起用してほしいし、使われた選手は堂林が復帰しても入り込める余地がないくらいの活躍を期待したい。

 それから昨日は貴重なHRに今日は勝ち越しタイムリーの松山。右左に関係なく使ってほしい。
 

 


23勝12敗

楽勝ムードが一転…

2014-05-08 22:53:49 | 2014年
5月8日(木) 神宮
広島 13 - 7 ヤクルト
○大瀬良(4勝1敗)、H永川(1勝8S)、H中田(2勝5H)、一岡(1勝10H)、河内
本:エルドレッド(11号)、丸(6号)、松山(4号)


 3連敗阻止を託されたのは大瀬良。カープはこれまで今シーズン3連敗は未だなし。先発陣が崩れているここ2試合の悪い流れをを止めれるか。


 カープは初回から幸先よくエルの2点タイムリーで先制。5回には丸、エルに連続アーチ、さらには堂林にも2点タイムリーが出て5回で7点を奪う。先発大瀬良は立ち上がりから上々の内容。大量援護にも恵まれスイスイとアウトを重ねる。

 しかし、6回裏から雲行きがあやしくなる。2本のホームランと2本のタイムリーで一挙4点を奪われここで降板。大瀬良が残したランナーを代わった永川がホームインを許し一挙5失点。楽勝ペースが一気に接戦に。


 7、8回は中田、一岡と繋いで試合を引き締めると、打線がこれに答える。9回、2つの四球と4本の長短打を浴びせ一挙7得点で試合を決定づける。


22勝12敗