明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

逆転するも束の間

2012-04-28 18:31:02 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
 一昨日の試合をあらためて映像で見てみると「酷い」の一言。岩本のエラーは見事なまでのトンネル。快調にアウトを重ねるサファテのリズムが一気に崩れる。もっとも22日に敗戦投手になった時も白浜との呼吸があわずにイライラのフラストレーション投球。岩本のトンネルで再び加熱→炎上。
 平野のサヨナラヒットも丸は超前進守備を敷いていて捕球したが本塁へクソ暴投。いい球がいっていてもセーフのタイミングだったかもしれないがまるで草野球をみているよう…。
 試合後サファテがベンチ裏で捲し立てたようだがわからなくもない。


4月28日(土)13時30分 マツダ
ヤクルト 003000003  6
広  島 000002020  4 
●ミコライオ(1勝1敗)

 さて、今日の試合。
  
 珍しくというか今季初めて(?)の逆転シーン。福井が3点を先制されヤクルトペースで試合進む中、6回にニックの2点タイムリー、8回には代打前田、同じく代打丸がタイムリーで一時逆転。同点→逆転はうれしいが惜しむらくは6回ニックのタイムリーの後の1死1、2塁のチャンスに松山ファールフライ、堂林三振で追加点が奪えなかったことか。

 逆転したのも束の間、8回にミコライオがバレンティンに3ランを浴びてジエンド。ここまで頑張ってきたミコライオを責めることはできないが、珍しく打線が奮起したかと思えば投手陣が踏ん張れず…。チグハグな展開でなんとも悪循環が続く…。

せっかく昇格したのに…

2012-04-26 23:16:43 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月26日(木)18時00分 甲子園
広島 00000000000  0
阪神 00000000001  1  
●サファテ(2敗4セーブ)

 延長11回裏、無情にも平野の打球はセンター前に落ちサヨナラ…。

 今日もまた投手戦か貧打戦かわからない試合。明暗を分けるのは四球やエラー。その決定的なエラーをおかしてしまったのは今日栗原の代わりに1軍昇格したばかりの岩本。11回裏、3番手のサファテが簡単に2死を取ったのち、マートンも打ち取ってチェンジと思いきや、ファーストに入った岩本がエラー。マートンは2塁へ。続く平野のタイムリーでせっかくのシーソーゲームも最後はつまらないミスであっけなく幕切れ。

 ただし…

 今日も打線は4回以降5、6、7、8回とノーヒットに抑えられる。9回にやっと1死から東出、丸の連打で1、3塁のチャンスを作るものの4番ニック、5番廣瀬が連続三振で得点できず。
 ニックは初球の甘い高めの球を仕留められず、あとはボール球をクルクル振って三振。廣瀬は3ボール1ストライクからアウトコースのボール球を振って2ストライクに追い込まれると最後はフォークにバットが空を切る。打線の調子があがらないだけにどうしても「俺が」の意識が強くなるのもわからなくもないが、あそこで廣瀬が見逃していればまだチャンスは続いていたわけで、チーム事情が悪いだけに次に繋げる意識も必要。特に連打がのぞめない打線だけに余計により全員が徹底していかないとなかなか勝ちを拾えない。

 そこでチームの四球数を調べてみると、断トツの1位の中日の77、2位が阪神の67、以下ヤクルト63、カープ57、巨人53、横浜39。25日が終わった時点で順位は中日が1位、以下ヤクルト、阪神、巨人、カープ、最下位は横浜。イコールまでとは言えないがほぼ四球数と順位が連動している。
 
 とにかく、試合をじっくり観戦してみるとボール球に手を出して、甘い球を仕留められない光景が目立つ。連打が期待できない打線だからこそ選球眼がより求められるので今一度原点に戻ってヒットがなくてもチャンスメイク→得点できることを証明してほしい。

 それにしても出場機会なく2軍でくすぶっていた岩本、栗原離脱でめぐってきたチャンスで思いきったプレイを期待したがノーヒットに痛恨のエラーと精彩を欠く。この監督なら明日の起用はなさそう…。ここを生かさないと当分また1軍のチャンスはないぞ!
 

栗原離脱

2012-04-26 11:35:01 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月25日(水)18時00分 甲子園
広島 000000000  0
阪神 20003000   5  
●大竹(2勝2敗)
 
 今シーズン初めてスタメンから栗原の名前が消える。よほど調子が上がらないのかと思いきや、右肘の古傷の痛みが再発。バットも振れないくらいの重症だと言う。開幕以来の不調の原因はここにあったのだろうが、もう少し早い段階で報告して治療に専念してほしかったが、そこは彼の4番としての使命か、あるいはオフにFAで騒がせたことに対する責任感だろうか、打てないチーム事情がそうさせたことは間違いなさそう。ここは無理をさせて早い復帰を望むよりもしっかり不安要素なくしてから戻ってきて欲しい。幸いシーズンは始まったばかりなので。

 栗原を欠いた試合は前日の3安打を下回る2安打で完封負け。栗原がいてもいなくても今のチーム事情に変わりはなさそうだが、前回も打ち崩せなかった久保相手に今回も策なし。ラジオ観戦なのでわからなかったが、きっと前回の対戦と同様に久保はマウンドの上で笑っていたのだろう。

 前日ヒーローの堂林は初回の守備で、1死1、2塁からのサードゴロをセカンドゲッツーでなく、サードベースを踏みにいくというプレイでゲッツーが取れずにランナーを残し、結果大竹がブラゼル、金本に連続タイムリーを浴びる。
 結果から言ったらこの2点で今日はゲームセット。もちろん逆転能力はなく、あとは8イニングをダラダラとこなしていくだけ。初回先頭の梵のヒット以降7回まで1人のランナーも出せず。唯一のチャンスだった7回は2死満塁の好機で堂林が三振。

 まだまだ浮上のきっかけはなさそう…

連敗ストップはやはりこの男!

2012-04-25 12:14:27 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月24日(火)18時00分 甲子園
広島 000000010  1
阪神 000000000  0  
○前田(3勝1敗) Sサファテ(1敗4セーブ)
本:堂林(1号)

 「1対0で勝てる投手になりたい。」

 去年から口癖のように最少失点でも勝てなかった時のマエケンのコメント。前々回登板でも見方のまずい守備で勝利投手の権利がポロリ…。並みの投手なら抑えても抑えても勝ち星がつかない状況が続くと「絶対抑えてやろう」と無駄な力が入ったり、気負ったりで逆にフォームを乱すこともありえるが、そこはさすがはマエケン、8回を2安打0点に封じ今季3勝目。タフな精神力にはただただ脱帽。

 阪神、カープ共に3安打の投手戦か貧打戦かはわからない試合だが、その均衡を破ったのは貴重な堂林のプロ入り初ホームラン。先日から右方向への大きな打球が目立っていたが、バックスクリーン右横へ叩き込む力は天性のもの。

 マエケン以外の投手が1点の援護だけで勝ちを拾うのは至難の技。それにマエケンとて毎回こうはいかないだろう。1にも2にも打線の奮起が不可欠。開幕から4番を打ってきた栗原を初めて6番に降格したものの新4番のニックは栗原の打率.212より低い1割台。調子が上がらない選手が多い割には1、2軍の入れ替えも少ない。去年はさんざんダメだしをしたがこんな現状となってしまっては赤松の足と意外性、天谷の周囲を驚かせるプレイ(良くも悪くも)、そして岩本のパワーが恋しい。

3連敗

2012-04-23 11:26:59 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月22日(日)13時30分 マツダ
中日 100100001  3
広島 000010010  2
●サファテ(1敗3セーブ)

 サファテが打たれたんじゃ文句の言いようもないか…。

 それ以前に立ち上がり不安定で満塁のピンチを招きながらも1点に抑え、粘りの投球を見せた野村をまたしても打線が援護できず。内容だけで言えば4勝0敗でもおかしくないが、カープに入ったばっかりに未だ1勝止まりの野村。
 2点目は4回1死1塁からショートゴロを梵が1塁に悪送球でランナーを1、3塁に残し、山本昌のボテボテ1塁ゴロの間に奪われる。またしても守備で投手陣の足を引っ張る。

 それにしても、今年の梵の守備、えらく軽率なプレイが目立つ。梵の守備範囲の広さ、グローブ捌きは歴代カープのショートの中でも上位クラスではないかと思うが、このような気が抜けたプレイが「梵の守備はうまい」と言い切れない理由のような気がする。

 よく解説者陣は「エラーをバットで帳消しにした」というが、これって本当にそうか!?梵はこの日4打数4安打。8回裏には前田の同点タイムリーを呼ぶ2塁打を浅尾から放っているが、「あのエラーがなければ」、引き分けだったかも、野村はもう少し長い回を投げて勝利投手になったかも、等々考えてみると、決してエラーが消えるはずがない。仮に逆転ホームランを放ってチームが勝利したとしても「バットで帳消し」なんてあり得ない。

 今村や篠田に対してばかり懲罰的な起用をするくらいなら、気合いの入らない野手陣への懲罰起用でもしてみればいいのに…。

 その監督さんは今日も懲りずに山本昌に対して東出以外右バッターをずらり。
 「城島でマサは楽だっただろうな。」これはちょうど1週間前に山本昌がセリーグ史上最年長勝利投手になった阪神戦の後の前中日監督の落合氏のコメント。ブラゼルでなく城島のファースト起用に対し、「マサは左バッターの方がコントロールを乱す」とも。
 こいった記事って素人の我々でも目にするくらいなのにチームをまとめる役目を背負っている監督さんは知らないのだろうか?
 
 そのバカの1つ覚えの打線は梵の4安打以外にはピッチャーの野村が1安打(プロ初安打)。さらには先述した浅尾から放った前田のヒットで合計6安打。ずらり右バッターを並べてみたところで山本昌からヒットを打ったのは梵と野村のみ。いつまで続けるのだろうか…。

 これでカープは対横浜で作った貯金を中日でほぼ吐き出し、巨人での貯金は阪神とヤクルトで還付。それでも9勝9敗の5割ならまだましなほうか。

中日に勝てない…

2012-04-21 22:10:05 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月21日(土)14時00分 マツダ
中日 101010300  6
広島 010000000  1
●篠田(1勝1敗)
本:廣瀬2号

 プレイボール直後に篠田が先頭の大島にストレートの四球を与えると2番荒木にレフト線を破られわずか4分で1失点。続くピンチは抑えたものの立ち直ることなく3回、5回にそれぞれ1失点。

 打線は2回に廣瀬のホームランですぐさま追いつくもののそれ以降は今日もまた沈黙。チャンスをつくる回もあったが相変わらずタイムリーなし。

 負けはしょうがないにしても解せないのが今村の起用。昨年あれだけ酷使しておいて今年の調子が今一つあがらないからと言ってかどうか知らないが、6回から懲罰登板の3イニング。これでは間違いなく今村は潰れる。

 

 

やはり横浜以外には勝てない?

2012-04-20 21:09:38 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月20日(金)18時00分 マツダ
中日 000000101  2
広島 000000000  0
●バリントン(1勝2敗)

 横浜戦が終わるとさっそく貧打&決定打なしに逆戻り。もっとも2死2塁からヒットが出ても本塁憤死とチグハグ。まずめぐってきたチャンスは3回裏、2死2塁から梵がライト前にヒットを放つもランナーの東出が本塁でタッチアウト。確かに平田の返球もストライクではあったが、特別鋭い打球でもない当たりでホームを陥れることができない1番バッターというものいかがなものか。
 
 続いて6回には1死満塁のチャンスを作るものの4番栗原、5番ニックが凡退。ここでもゲッツー体制を敷いていたショートゴロで東出がホームに投げてこないと思い込んだのか、気の抜いた走塁で本塁フォースアウト。

 とにかく、開幕以来東出のプレイスタイルに疑問視。一度スタメンから外してみるのも手かと思う。

 こうなると、取れるところで取れなかった1点は中日へ。好投を続けたいたバリントンが7回簡単に2死を取ったかと思ったら四球、ヒット、ヒットでいとも簡単に1点を与える。

 最後は浅尾、岩瀬のリレーで完封負け。弱いチームが相手の隙をつく野球ができないと勝てるわけがない。依然として横浜、巨人以外に勝ちがつかず。

今シーズン初勝利はナイスピッチング!

2012-04-20 00:01:08 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月19日(木)18時00分 マツダ
横浜 100000000  1
広島 01000302   6
○福井(1勝1敗) 

 先発福井は初回こそ連打を浴び先制点を奪われるものの1点にしのいだことが結果的には勝利に結びつく。2回以降は特に危なげもなく今シーズン初勝利。
 前々回、前回登板でも球自体は走っているし悪いところが見当たらない内容であとは精神的な脆さで自滅を繰り返す福井。今日初めてマジマジとその投球を見たが昨年と比べてみてもフォーム自体もスムーズだし、足をあげた時の「タメ」がしっかりとれていてストレートの伸びも上々。バッターの手元で落ちる変化球のキレも抜群。降板する7回まで急速も147キロを計測。ストレートの伸びはマエケンや野村を上回るくらいでチームでもトップクラス。繰り返すようだがあとは精神面だけ。この投球を持続できれば必ず結果はついてくるはず。
 
 先制はされたもののすぐに同点に追いついた打線は倉の故障以降キャッチャーで起用の白浜が活躍。2回には同点タイムリー、6回には勝ち越しタイムリーで勝利に大貢献。
 
 正直「キャッチャー白浜」を見るのは初めてだが、インコースを積極的に使っているし、なんと言ってもセカンドへの送球が早い。相手の盗塁をセーフにしたもののキャッチングからスローイングまでが素早い。
 負けてはいられない会沢は8回に代打で出場するとしっかり2点タイムリー。
 白浜のバッティングに関しては今日1日ではわからないが、「打」の会沢か、「守」の白浜か、いずれにしてもどちらかが石原、倉に引導をわたせるくらいの選手に成長してほしい。

 これで対横浜6連勝。喜びたいところではあるが所詮は横浜相手。巨人と横浜以外にはまだ勝利がないカープ。本当に勢いに乗ってきたのか、それとも横浜だから勝てたのか?明日からの中日戦で真価が問われる。

やっと打線爆発!

2012-04-18 23:06:26 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月18日(水)18時00分 マツダ
横浜 000000001  1
広島 21110003   8
○前田(2勝1敗) 
本:ニック(2号)、丸(1号)
 
 今日は1番東出が3安打、2番梵が3塁打を含む2出塁。1、2番の出塁が得点につながるということを証明した1戦。ちなみに3番に入った丸もダメ押し3ランホームランを含む猛打賞。打線は16試合目にして初めて12安打8得点で爆発。

 前々回の横浜戦でノーヒットノーランのマエケンには充分すぎる援護点。今日も横浜打線を8回無失点で貫録の投球内容。

 「ナイスゲーム!」と言いたいところだが、8回97球のマエケンを9回に降板させて岸本をマウンドへ。すんなりいい形で終わりたかったが岸本がピリッとせずに1点を献上し、ナイスゲームに水を差す。締めるべきところはしっかり締めていきたい。

呉で躍動(?)

2012-04-18 12:39:57 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月17日(火)18時00分 呉
横浜 000000000  0
広島 10000110   3
○大竹(2勝1敗) Sサファテ(3セーブ)
本:梵(1号)、廣瀬(1号)

 大竹は本当に良くなった。前回は危険球退場だったが今日は臆することなくシュートを多用し7回を0封。とは言え肩への不安が払拭されたわけではないのでしっかり間隔をあけて次回登板に備えて欲しい。

 ローテーションに関しては開幕後6人の先発投手陣を頼もしく感じたのも束の間、早くも篠田を中継ぎにまわしたりの理解できない起用で今は5人に逆戻り。今さら言っても仕方ないが何かいじるなら大竹の間隔をあけて、福井、篠田はのローテはキープして欲しかった。今後の篠田の使い方には注目。無茶苦茶な使われ方で調子を落とさなければ良いが…。
 
 試合は1回表、1死3塁のピンチでカープは前進守備を敷く。3番バッターを三振にとってしのいだので影響はなかったが、初回からこの布陣はいかがなものか?確かに今シーズン先制点を許した試合では1勝もしていない反面、先制した試合では1敗もしていないので先制点がいかに大事かという場面ではあったが、できればこういう守備位置を敷かなくて済む展開を今後期待したい。

 その貴重な先制点はカープに。初回、東出ヒットで出ると梵が送って2死1、3塁からニックがタイムリー。1、2番が機能するとある程度形になるということ。
 6、7回には梵、廣瀬にホームランで出て勝負あり。とは言え、カープが放ったヒット6本なのでとても貧打解消とは言えない。

 それはともかく大して喜ぶべき事でもないが、堂林が今日を終えた時点で.341でセリーグ首位打者に。これから研究もされるだろうが、やはりバッティングに関しては非凡なものがある。勢いで突っ走って欲しい。

 今日の勝利で対横浜4連勝。といってもこれまでカープは横浜と巨人にしか勝っていない。巨人も早くも勢いに乗ってきたし他のチームには勝てる気がしないので横浜でしっかり貯金を稼いでおきたい。
 
 それにしても、チームが負けたときには選手の責任、勝てば「俺のアドバイスのおかげ」と言わんばかりの監督コメント…。選手のモチベーションが下がらなければよいが…。
 
 あらためて広岡氏のコメントが頭をよぎる。
 
 

打てない!

2012-04-16 10:38:22 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月15日(日)14時00分 松山坊ちゃん
広  島 000000000  0
ヤクルト 00100000   1
●野村(1勝1敗)

 石原に続いて倉も故障で登録抹消。はたして危機なのかチャンスなのか?西山が巨人へ移籍して以降、石原、倉が長い間キャッチャーのポジションを争ってきたわけだが、いっこうにAクラスの兆しが見えず。世代交代というわけではないがここらあたりで若手に台頭してもらって一気に定位置獲りくらいの勢いがある選手に出てきて欲しい。もちろんチームの勝利と平行しながらというところではあるが。

 今日は先発オーダーに白浜と会沢が名前を連ねる。決して白浜が悪い訳ではないが、キャッチャーに会沢、センターに丸あるいは松山を入れた方がよほど「攻撃的」のような気がするが、「キャッチャー会沢」という選択肢は完全に捨ててしまったのか?
 おそらく相手投手がサウスポーの赤川ということで単純に右バッターを並べたと言うことだけの理由だろうが。この監督は性懲りもなくこのパターンを多用してくる…。

 ではその右打線が機能したかどうか?この日も6安打で10残塁。決定打が出ずに6回1失点で好投の野村に勝ち星を与えてあげることができず。
 野村は3試合に先発し20回を自責点2、3勝0敗でもおかしくない内容。

 ヤクルト戦の前には「打線のテコ入れをする」と言っていたが、今2軍でコンスタントに結果を残している赤松、天谷、岩本あたりを昇格させて起用するのかとおもいきや、変えたことと言えば1、2番の東出と梵の打順を入れ替えたくらいであとはお決まりの固定されない打順。

 その赤松、天谷は2軍でそれぞれ6盗塁、4盗塁と足でも結果を残している。「打てない」打線の「テコ入れ」とはそういうことかと思ったが…。結局のところヒットを待つだけの打線に変わりはない。
 東出、梵、栗原は動かす気はさらさらないようだがあまりに内容が酷すぎる。去年、一昨年と見事に2人の代役どころかレギュラーばりの働きを見せた木村あたり使ってみるとか、外野陣も赤松、天谷あたりを使ってみるとか、本当の意味での「テコ入れ」を期待したい。

 そもそも、ニック、土生、菊池あたりしかオフに補強しなかったということは、このメンバーで「戦える」と判断したうえでのことなので、今さら選手に責任を押しつけるのも本末転倒。1軍のメンバーだけでなく、2軍メンバーも含めた選手起用で1年間を戦っていかないと当分この状況は解消されそうにない。

引き分けを挟ん3連敗

2012-04-15 09:40:25 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月14日(土)18時00分 松山坊ちゃん
広  島 000000100  1
ヤクルト 11133100  10
●バリントン(1勝2敗)

 8安打で1得点。今日は試合を聞いてないので詳しい内容はわからないが相変わらず決定打がでなかったもよう。守備も乱れて3つのエラーに押出しといいところなしの試合。

 先発メンバーは東出を除く8人が右バッター。恐れていたことが始まった…。
 

 

超重症打線

2012-04-12 22:34:28 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月12日(木)18時00分 マツダ
阪神 0000001000 1
広島 0100000000 1
前田、江草、ミコライオ、サファテ

 「打てない」ならせめて「守る!」

 打線は相変わらず決定打なし。先発マエケンは前回までとは言わないまでも粘りの投球で打線の援護がない中阪神打線を封じる。しかし若干疲れが見えだしたかなという7回、2死から連打で1、2塁のピンチ。ここで代打桧山は初球を中途半端なスイングでショート後方の小フライ。「打ち取った」と思ったが梵がまさかの落球(記録はヒットだがあきらかなエラー)で同点に追いつかれる。

 投手陣の足を引っ張り続ける野手陣が守りでも足を引っ張れば勝てるわけがない。

 マエケンが素晴らしいのはここから。ランナーを1、3塁に残して普通なら気落ちして逆転を許してもおかしくない場面。代打の関本を気迫の投球で三振に討ち取る。

 この気迫に答えたい打線はその裏チャンスを作るものの東出が凡退に終わりマエケンに勝ち星をプレゼントできず。

 結局その打線は2回に堂林のプロ初打点となるタイムリー以降、3回2死満塁、7回2死1、2塁、9回2死2塁、10回2死満塁のチャンスで1本が出ずに1点どまり。

 特にオープン戦で好調だった松山と会沢がブレーキ。会沢は2度の満塁のチャンスでいずれも三振。やはり本番となると相手の攻め方も変わってくるので今の2人には厳しい。

 そして、今日いよいよ精彩を欠いたのは落球した梵。落球はもちろんだが、10回裏の攻撃では1死からヒットで出塁した東出をバント失敗で送れず。その後、前田、栗原に連打が出ただけに「たら、れば」を言っても仕方ないが、「あのバントが成功していれば…」と嘆きたくもなる。

 結局、開幕前に心配したことが10回の攻撃で的中。ヒットが3本出ても1点取れない。4本目で初めて1点取れる打線ではなかなか勝利を手繰り寄せれない。

1人相撲

2012-04-12 12:18:49 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月11日(水)18時00分 マツダ
阪神 202000000 4
広島 000000010 1
○福井(1敗) 

 4安打で4得点の阪神に対してカープが放ったヒットは8本。にもかかわらずこの得点差。3回2死2塁、4回2死2、3塁、7回2死1、3塁、8回得点後の2死1、2塁とチャンスがないわけではないが決定打が出ず。中でも最大のチャンスは7回、代打前田のシーン。しかし、初球のインコース低めのボール球に手を出しあえなくピッチャーゴロ。

 相手の久保は途中マウンド場で笑顔すら見せている余裕ぶり。悔しくはないんだろうか!? 
 先発の福井はまたしても悪癖を露呈。5回で6四球と乱れる。2番手で登板した1軍にあがったばかりの同期中村恭平の方がテンポといい制球力といい優っていた。

 その福井。四球ももちろんだが新井に打たれた2本のホームランの内容が悪すぎる。初回2死から3番鳥谷を歩かすと続く新井に初球をレフトスタンドへ運ばれる。3回、再現VTRを見ているかのような鳥谷四球→新井レフトスタンド。
 ストレート自体は球威もあり悪くは見えないのに精神的なものだろうか…。

 これで阪神に連敗。「打てない」現実は解消できそうにない…。

 それにしても、前日の大竹の危険球退場は頬骨骨折の阪神藤井には申し訳ないが避け方が下手くそすぎ。上手く避ければせっかく掴んだレギュラーの座をみすみすあけわたさなくても良かったものを。
 そして、今日のブラゼルの退場劇。インコースの危なくも何ともないない球に対して激高。あんな球でいちいち怒っていたらピッチャーは投げる球がなくなってしまう。



一休みであればいいが…

2012-04-11 12:13:54 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
4月10日(火)18時00分 マツダ
阪神 204002020 10
広島 000200000  2
○大竹(1勝1敗) 

 9試合を終えた時点で6連勝を含む6勝2敗1引き分け。実はこれ去年と全くいっしょの成績。6連勝で強いと錯覚しそうになったがチームの本質は何一つ変わっていない。他球団も「打てない」状況が続いているので、なんとか現時点での「投手力」でカープが少し上回っているだけ。

 その証拠に今日は先発の大竹が立ち上がりから乱調で初回に2失点、さらには危険球で退場となった後、緊急登板の2番手篠田も3回に4失点と投手陣が崩れると、もはや打線に跳ね返せるだけの力は残っていない。

 とはいえ、優勝するチームですら144試合全部が全部勝てるわけではないので、今日の負けに対してはさほど気にするほどでもないが、チームの雰囲気が一気に消沈するのだけは避けて欲しい。
  
 そう考えれば、前回好投した篠田を2番手で緊急登板させたことに疑問。今週は5試合しか組まれてないため新聞紙上にも篠田の中継ぎ登板の可能性はあり得るということではあったが、準備もなにもできていない状況からいきなりのスタートではあまりに酷で、せめて1人挟んで充分準備をさせた上でマウンドへ送り込むという配慮が欲しかった。

 それにしても、カープのレギュラー陣、廣瀬の.273が最高であとは梵と栗原は1割台、東出、松山、堂林は2割前半…。特に4番栗原、「スロースターター」は聞き飽きたので早く去年の後半のバッティングを取り戻して欲しい。