明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

序盤で勝負あり

2014-04-23 22:01:25 | 2014年
4月23日(水) 神宮
広島 6 - 3 ヤクルト
○バリントン(3勝2敗)、H永川(1勝7H)、H一岡(8H)、Sミコライオ(8S1H)
本:廣瀬(1号)、梵(2号)


 ヤクルトは投手陣が崩壊状態。館山を筆頭に由規、村中、赤川、中澤、バーネットと言った去年聞いた名前が怪我や不調を理由に1軍にいない。そこへ持ってきて先日小川までもが打球を手に受け骨折で抹消。唯一1軍に残っている石川は自責点はリーグトップの20で防御率8点台と大乱調。

 そんな中今日マウンドに上がったのは八木。初回カープは四球、ヒット、四球で満塁にすると1死後、2塁への牽制球が暴投となって労せず先制。さらに廣瀬はセンターオーバーの2塁打で一挙3点で試合を主導権を握る。
 2回は堂林のタイムリー、3回は廣瀬の今季第1号で追加点を奪い、調子の上がらないヤクルト相手に序盤でほぼ試合を決める。


 先発バリントンは中盤少し制球が乱れ3点を奪われるが、7回に梵の一発でダメ押し。
 勝つには勝ったが欲を言えば、昨日の野村と言い、今日のバリントンと言い、もう少し長いイニングを放ってほしい。(野村5回、バリントン6回)
 相変わらず調子のいい中継ぎ陣が今日も永川、一岡、ミコと繋いで無失点でしのいだもののこのままではいつか息切れしてしまう。昨日の野村の投球内容は致し方ないにしても、今日のバリントンは序盤に大量援護をもらっていただけに最低でも7、8回はいかなければならない。
 ただ、元気のないヤクルト相手なら1軍に上がってきたばかりの横山、小野を登板させても良かった。当然調子が良いから上がってきているはずなので一岡の負担を考えてもその選択肢はあったはず。
 とにかく理想は先発が最低7回を投げ、中継ぎを1人(永川、一岡、中田あたりでローテーションさせ)挟み、ミコで締めくくる展開にしたい。


 それにしても投手陣崩壊のヤクルト、あまりにも元気がない…。


15勝6敗

 


 




 


退場劇に奮起?

2014-04-23 08:59:04 | 2014年
4月22日(火) 神宮
広島 7 - 4 ヤクルト
○野村(3勝1敗)、H中田(2勝3H)、H一岡(7H)、Sミコライオ(7S1H)


 カープは劣勢からのスタート。先発野村は初回1点、2回に3点を与え序盤で4点のビハインド。「さすがに今日は厳しいな~」と感じたが3回にエルのタイムリーで1点返すと、5回には廣瀬のタイムリー等で2点を返し1点差に迫る。

 そして問題の6回。1死1塁で堂林の高いバウンドのサードゴロを捕球したサードはセカンドに送球。二塁手が送球をとった時には1塁ランナーの田中はスライディングもし終えて塁上で立ち上がっている状態。つまり「完全な」セーフ。
 しかし、下った判定は「アウト」。これに激高した指揮官は審判に猛抗議。もちろん判定が覆ることはなく、遅延行為で監督は退場。

 ここから菊池がヒットで繋ぎ1、2塁とすると丸が右中間を破る2点タイムリー3塁打で逆転。エルも1塁へ内野安打で一挙3点。一気に形勢が逆転。


 先発野村は1、2回の投球を見るといったい今日は何点取られるのかと案じたが、本調子には全く届かないが、それでも3~5回を無失点に抑える。降板後の逆転で勝ち星も転がり込んできた。

 6回からは自慢の中継ぎ陣、中田→一岡→ミコがヤクルト打線に1本のヒットも許さず逃げ切る。


14勝6敗