明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

黒田が投げて新井が打つ

2015-04-11 23:39:45 | 2015年
4月11日(土) 甲子園
広島 7 - 2 阪神
○黒田(2勝)、永川、一岡、ザガースキー


1-1の同点で迎えた6回、無死1、3塁から新井がレフトオーバーの勝ち越しタイムリー。その後も死球を挟んで満塁から、田中、黒田、梵と3連打で一挙4得点。走塁ミスなども絡んだがまずは低調だった打線がやっと繋がった。

黒田は調子自体はよくなかったが、それでも6回を2失点。ピンチではギアを1段階入れ直し、相手を抑えるのは流石の一言。

この試合が一つのターニングポイントとなるような試合内容。これを機に投打が噛み合っていくような気がする。


出てこい!勢いある選手

2015-04-08 21:49:17 | 2015年
4月7日(火) マツダ
広島 1 - 2 巨人
大瀬良、H永川(2H)、H中崎(2H)、Hヒース(2H)、●一岡(3敗)


4月8日(水) マツダ
広島 3 - 2 巨人
○野村(1勝)、H永川(3H)、H中崎(3H)、Sヒース(2S)


4月9日(木) マツダ
広島 1 - 0 巨人
○前田(1勝)、H中崎(4H)、Sヒース(3S)


相変らず打線は低調、投手陣の踏ん張りでなんとかやっていけているのが現状。そんな中、相性の良さをかわれて今日1番に抜擢されたのは安部。貧打にあえぐ打線の中にあって今季初出場で3安打の猛打賞。
特に初回に菅野の出鼻をくじくヒットから先制のホームイン。終わってみればこれが両チームあわせて唯一の得点。


いまいち空回りが続く打線。今日の安部のような勢いのある選手に出てきてほしい。安部は期待されながら、伸び悩んで早8年、気づけば中堅クラス。同期の丸にはだいぶ溝をあけられたが、ここらあたりでドラ1の実力を見せてほしい。せっかくめぐってきたチャンス、石にかじりついてでも生き残ってほしい。


開幕以来、何か1つ噛み合わなくて連敗を喫してしまったが、そんなに悲観するほどでもない。中継ぎ投手陣は、中崎が調子を上げてきたし、まだ完璧とは言えないまでもヒースもセーブをあげている。歯車が噛み合って良い方に転がれば一気に連勝も夢ではない。
そういう意味では今日から5連敗中の阪神が相手と言うのはラッキー。ここで勢いをつけたい。



 


取るべきところで取らないと

2015-04-05 17:07:59 | 2015年
4月5日(日) ナゴヤD
広島 4 - 5× 中日
福井、ザガースキー、H永川(2H)、中崎、Hヒース(2H)、●一岡(2敗)

またしても延長戦を落とし、これで早くも延長戦は勝ちなしの4敗目。
そもそも取れるところで、取ってないので自ら苦しめる結果となっている。象徴的なのが3回と8回の攻撃。

3回は2死から福井がチーム初安打で出塁。1番に返って野間が打ったライトポール際の打球は滞空時間の長い大飛球。おしくもホームランにはならなかったがフェンス直撃。しかし、これを勝手にファールだと判断した福井は途中で走るのをやめ、結果的に3塁止まり。この回得点できず。

8回は先頭のロサリオがセンターオーバーの2塁打で出塁すると代走に天谷。続く新井のボテボテの送りバント並みのピッチャーゴロにもかかわらず天谷はセカンドベースに戻る。確かに角度的にも判断は難しいかもしれないが代走で出てきているのだからサードまで進みたかった。
次打者の会沢、その後の田中がヒットを打ったので、タラレバではあるが、あそこで天谷がサードまで行っておけば得点できたシーン。結局この回も得点できず。

ただでさえ打てない打線が、取れるべきところでしっかり得点していかないとなかなか簡単には勝たせてもらえない。


●は続く…

2015-04-04 23:56:01 | 2015年
4月3日(金) ナゴヤD
広島 2 - 3× 中日
ジョンソン、H永川(1H)、H九里(1H)、Hザガースキー(2H)、●一岡(1敗)
本:菊池(2号)


4月4日(土) ナゴヤD
広島 0 - 3 中日
●黒田(1敗)、今井


 開幕早々泥沼5連敗。早くも単独の最下位。黒田で負けたので、どの番組を見ても、どの解説者の話を聞いても、「まさか」の連発。黒田だからと言って投げた試合全部に勝てるわけでもあるまいし、これで悪いところは全部出た。逆にプラスに考えたい。
 これで黒田フィーバーにもいったん終止符を打ってもらって、あらためて、リスタートできる試合と切り替えればまだまだそう悲観するほどでもない。
 そういう意味では明日今季初登板の福井に期待。もう今年からは監督にコマゴマと言われることもないだろうし、大胆に投げてほしい。

 
 

3連敗

2015-04-02 23:44:06 | 2015年
3月31日(火) 横浜
広島 6 - 7 DeNA
●大瀬良(1敗)、九里、今井、永川


4月1日(水) 横浜
広島 4 - 7 DeNA
●野村(1敗)、九里、永川


4月2日(木) 横浜
広島 2 - 3× DeNA
前田、H中崎(1H)、Hザガースキー(1H)、H一岡(2H)、●ヒース(1敗)


 今日の敗因は11回の攻撃、バッターは野間の場面。無死1塁カウント3-1からの5球目、サインはエンドラン。ボールなら見逃せば良い場面にもかかわらず、際どい球ならまだしも、明らかなボール球(見てはないが、ラジオ解説の野村曰く)を打って出てファール。フルカウントからの6球目を見逃しの三振(天谷は盗塁成功)。無死1、2塁で中軸を迎えるのと、1死2塁では相手へ与えるプレッシャーが全く違う。現にストライクが入らずアップアップだった小林はこれで息を吹き返し後のバッターは抑えられる。
 負けか引き分けかは別としてこの時点で勝てる気はしなかった。



復帰後初登板初勝利

2015-03-29 23:34:53 | 2015年
3月29日(日) マツダ
広島 2 - 1 ヤクルト
○黒田(1勝)、H一岡(1H)、Sヒース

 
 黒田はオープン戦のヤクルト戦で見せた圧巻の投球にはほど遠かったが、それでもヤクルト打線相手に96球7回0封。
 
 まずはヤクルトに勝ち越しを決め幸先良い滑り出し。先発マスクはマエケン、黒田と自身が主導でゲームを作れる投手の時は、成長させる意味合いを込めて会沢でも良いが、それ以外の投手の時は石原が引っ張っていった方が良いだろう。



あわやパーフェクト

2015-03-28 22:13:37 | 2015年
3月28日(土) マツダ
広島 1 - 0 ヤクルト
○ジョンソン(1勝)
本:菊池(1号)

まずは前日の本人の反省の弁から

琢朗ブログ

 今日はうって変わって新外国人のジョンソンが好投。わずか1安打、打者28人で危なげなく完封。来日初勝利プラス緒方監督初勝利のプレゼント付。
 ジョンソンの好投はさることながら、それを導き出した石原のリードも冴えていた。リードに関しては会沢はまだまだ石原の足元にも及ばない。どうせ繋がらない打線なら守備重視。であれば当面は石原の方が良い気がする。


開幕黒星・その敗因は…

2015-03-27 23:17:30 | 2015年
3月27日(金) マツダ
広島 2 - 4 ヤクルト
前田、ザガースキー、Hヒース(1H)、●中崎(1敗)

 先頭バッターへの四球からの失点、マエケンらしかなぬ凡ミス、バント失敗…、敗因は色々あるけど、今日1番の敗因は、3塁ベースコーチデビューの石井琢朗コーチだろう。まだ1死だっただけに実にもったない…。


全日程終了

2014-10-07 09:54:06 | 2014年
10月6日(月) マツダ
広島 1 - 4 巨人
●前田(11勝9敗)、中崎

 
 色々書きたいが勝った巨人が強かった。3厘差でもカープの上をいった阪神が強かったということ。



試合前の練習風景


 ただ、残念だったのは余裕のある試合展開にしてこの男の最後のマウンドを見たかった。









74勝68敗2分

キャッチャーがダレると試合を壊す

2014-10-02 00:09:10 | 2014年
10月1日(水) マツダ
広島 2 - 4 阪神
●大瀬良(10勝8敗)、永川、中崎、戸田、ミコライオ、中田
本:ロサリオ(14号)




 勝てば2位が確定する試合。選手のモチベーションも上がっている事だろうが、それが裏目に作用。ミス、ミス、ミスのオンパレードで大事な試合を落とした。

 球場での観戦だったが試合前の大瀬良の投球を見た時点で不安を抱かざるを得なかった。というのもボールのコントロールが全くできていない。嫌な予感がした。


 その立ち上がり、1死からランナーを許し、さらに1、2塁とされたところでマートンに先制のタイムリーを浴びる。球速も146kmくらいしか出ていない。これで阪神打線を抑えるのは厳しい。

 2、3回はいずれも先頭バッターに四球。その3回にはワンバウンドの球を会沢が後逸。さらにバックネット方向にテンテンとボールが転がっている間に1塁ランナーに一気に三塁まで進まれてしまい、続く鳥谷にはあっさりセンター前に返される。
 ちなみに8回にもワイルドピッチで1塁ランナーの3進を許し直後に決定的な追加点を奪われてしまう。1試合に2つも同じようなミス、しかも軽率と言わざるを得ないようなミスがこのシーズンの最後で出たのは非常に残念。

 記録はワイルドピッチになるが、キャッチャーが取れないようなクソ暴投、あるいはワンバウンドした球が全く違う方向に跳ね上がるといったようなボールでない限りはそのほとんどはピッチャーではなく、キャッチャーの責任だ。キャッチャーがしっかり止めないとピッチャーは安心して低目に投げることはできない。もっともそれを「ワンバウンドを投げるピッチャーが悪い」なんて思うキャッチャーがいたらそれはもはやプロではない。高校生でもそんなことはありえない。

 その会沢、2回にも三振ゲッツーで悠々アウトのタイミングにもかかわらずセカンドベース前で送球がおじぎ、福留を刺せない。


 そして極めつけは4回。全体的にミスだらけの試合だったが、この回に一気に凝縮されたようなあり得ないプレイの連続。
 先頭の福留にヒットを許すも、続く新井をショートゴロ。ゲッツーと思ったが菊池が1塁に悪送球で1死2塁。鶴岡がヒットで1、3塁。バッターは能見。そして強い打球を打たれたもののピッチャーゴロ。捕球した大瀬良が3塁ランナーを三塁ベース方向に追い込みサードの梵に送球。ここまでは良い。梵が本塁方向に追いかけていき、本塁に送球しようとするとなんと、会沢が三本間の1/3くらいのところで待ち構えているではないか。会沢は新井にうまくかいくぐられ、梵は送球できず追いかけることしかできなかったがもちろん追いつけるはずもなく1点を奪われる。
 このプレイ、今日の新聞はどこを見ても”梵のミス”となっているが、会沢が走者につられて三塁方向に動かず、本塁上で待っておけば何のことはなくアウトだったプレイ。はっきりいって会沢のミス。
 ただ、もっと言えば強い打球を捕球した大瀬良がセカンドゲッツーを狙えばなんのことはなくダブルプレイでチェンジだった。もちろん会沢も悪いが、その前に大瀬良の判断ミスも痛かった。


 試合は2-4の8回裏。丸の2塁打でチャンスメイクし、バッターはエル。一番の勝負どころだったが結果は四球。正直この四球がいらないことだった。1、2塁とチャンスを広げた結果にはなったが、ここでオスンファンを登板させることになり後続を断たれた。エルでなんとかしたかった。
 そのまま9回も抑えられ逃げ切りを許してしまう。
 

 
 残る試合は5日の巨人戦のみ。勝てば2位、負ければ3位が確定する。相手はCSへの調整も兼ねているところにおそらくマエケンとなるのでなんとしても勝って2位を確定したい。


74勝67敗2分

投手陣、最後の頑張りを

2014-10-01 00:55:16 | 2014年
9月30日(火) マツダ
広島 7 - 6 ヤクルト
九里、戸田、江草、中田、○中崎(2勝3敗1S10H)、Sミコライオ(1勝1敗24S7H)
本:松山(7号)

 カープは劣勢からのスタート。九里が初回に2点を奪われいきなり追いかける展開。それでも3、4回で4点を奪い逆転。
 しかし中継ぎ陣が踏ん張れない。2番手戸田は畠山に同点弾を浴びるなど2失点。再び勝ち越した直後の6回には江草が出したランナーを中田が返され1失点。7回には中崎も失点し6-6の同点。
 8回に菊池のタイムリーが出てこれが決勝点。最後はミコが逃げ切り辛勝。

 
 阪神はDeNA相手に敗戦。これで阪神からしてみれば明日のカープ戦に勝つしか2位の望みがなくなった。明日カープが勝てばその時点で2位が確定。敗れれば5日の巨人との最終戦に勝つしかない。
 それにしても、大量点を奪いながら、出す投手出す投手がことごとく打たれているカープに対し阪神はメッセンジャーが1失点で0-1での敗戦。CSを見据えれば阪神の方が有利なような気がしてならない…。


74勝66敗2分

あまり試合内容は良くない…

2014-09-29 23:34:44 | 2014年
9月29日(月) マツダ
広島 12 - 9 ヤクルト
ヒース、中田、江草、○永川(3勝4敗1S15H)、中崎、ミコライオ
本:エルドレッド(37号)、会沢(10号)


 カープ、阪神共に勝ってゲーム差は変わらず。
 
 試合は乱打戦。18安打9点のヤクルトに対し、14安打ながら12点を奪い勝利。エルはその内5打点。ここにきて再び調子をあげてきたのは頼もしい。一気に打点は102となりゴメスの108に迫ってきた。

 菊池はこの日4安打。山田が2安打を放ち、試合のなかった大島と184本で並んだ。こちらからも目が離せない。


 それにしても試合内容は散々。これでCS決戦は厳しい。
 

73勝66敗2分

並ばれた

2014-09-29 09:11:19 | 2014年
9月28日(日) マツダ
広島 1 - 3 ヤクルト
●福井(4勝5敗)、江草、戸田、永川
本:丸(19号)


 阪神とゲーム差0.5、ここにきて投手と打線が全く噛み合わない。CSを地元で戦えるかどうか微妙な状況になってきた。  

 それにもかかわらず、打線は再三の好機を作りながらことごとく0点。特に1回は先制された直後に無死満塁のチャンスを作りながらも4、5、6が抑えられる。その後もチャンスを作りながら結局奪った点は丸の一発のみ。
 
 
 カープは3連敗でゲームのなかった阪神とはいよいよゲーム差はなくなり、わずかに勝率の差で2位。残りは阪神が3試合、カープが4試合。去年はカープが3位だったが上り調子でCSを迎え、勢いそのままに阪神を圧倒したが、今年は貯金こそあるが、チームの調子は下降線。去年とは全く逆パターンだ。この状況を打破する起爆剤となる人間が現れないと厳しい立場に立たされた。


72勝66敗2分

連日凡ミスで流れを相手に渡す

2014-09-28 01:21:55 | 2014年
9月27日(土) マツダ
広島 4 - 6 中日
前田、ミコライオ、●中崎(1勝3敗1S10H)
本:ロサリオ(13号)


 カープは試合を有利に進めながらも逆転負け。1点を先制されたマエケンだが調子自体は良い方。打線は5回にロサリオの逆転2ランを含む3得点。その後マエケンは1点を失うものの8回を2失点でミコに繋ぐ。

 しかしミコが誤算。いきなり2者連続ストレートの四球でピンチを招くと高橋にはタイムリー2塁打を浴び同点を許す。ここでミコから中崎にスイッチ。
 敬遠気味に満塁としたところで前日同様大きなミスが勃発。三俣の三塁ゴロを捕球した梵がそのままサードベースを踏んで本塁へ送球。余裕でアウトのタイミングだったが、石原が何を勘違いしたのか、梵がサードベースを踏んだことが分からずタッチプレーの場面にもかかわらずフォースアウトと勘違いし三塁ランナーの生還を許す。これで勝ち越される。

 9回裏、一時意地でなんとか追いつくが、10回に中崎が力尽きる。高橋と三俣にタイムリーを浴びここまで。

 阪神が勝ったためその差はいよいよ0.5になった。なんとしても2位キープはしてほしい。



72勝65敗2分

負けてGの優勝

2014-09-27 08:56:55 | 2014年
9月26日(金) 甲子園
広島 3 - 4 阪神
九里、●戸田(4勝2敗6H)、中田、中崎


 巨人が勝ってカープ負ければ巨人の優勝が決まるこの試合。カープは苦手の藤浪から初回、菊池ヒット→盗塁→丸タイムリーで先制。4回には松山のタイムリーで追加点。ただしこの後がいただけなかった。無死3塁でバッターはロサリオの場面、藤浪の投球がワンバウンドして、キャッチャーが少しはじいている間にエルが本塁を狙うがタッチアウト。紙一重かもしれないが、アウトカウント、打者、状況、自分の走力を考えれば何も無理して突っ込む場面ではない。阪神とはCSであたる可能性が充分にあるし、ましてや苦手藤浪だけにこの辺はきっちり修正してもらいたい。

 その後、1点を追加し3-0とするが、好投そ続けていた九里が6回につかまる。3本の単打で1点を失ったところで戸田にスイッチ。しかし、その戸田が福留に逆転3ランを浴びてしまい、試合はそのまま阪神に逃げきられてしまう。


 一方、ハマスタでは巨人がDeNAを破って3年連続の優勝を決めた。残り試合数の関係でこのDeNAの敗戦でカープのCS出場が決定。ただ、ここ数年の成績からしたら充分な数字かもしれないが、やはりCS出場にあまり価値が見いだせない。今年も終戦といった感の方が強い。


72勝64敗2分