東北大学理学部自然史標本館のメインはなんと言っても”化石”です。 先カンブリア紀-古生代-中生代-新生代(考古学遺跡を含む)とその時代を代表する動植物群化石が展示されています。
さー、その紹介を・・・・・・ できません。 なぜならば、理由1:数が多すぎて、紹介していったらこのシリーズが何時終わるか分からないこと。 理由2:初めて見る化石が多く、説明にとちる(嘘を言う)ところ超大である。 理由3:見に来る人が少なくなる可能性あり(もっとも、こんな小さいブログでは影響はほとんど無いけど・・・・) それに東北大が本気になって写真集を出版したら、著作権問題で知り合いの先生にはたかれる・・・・・・・
等々理由から、一人でも多くの人たちに、この施設を見に来ていただくよう、お願い致します。
と、言っても一部暴露。
中生代の”魚竜(この化石はイルカ似タイプ)”の化石とそれが泳いでいた海の様子。 中生代でも最後の白亜紀ですので、絵のアンモナイトも大型に描かれています。
こちらは”始祖鳥”
始祖鳥は発見当時、鳥の祖先と考えられていた(私の子供の時にはそう教えられていた)のですが、今では”羽様”のものに全身覆われていただけの恐竜と考えられています。
もっとも、”恐竜の一部が進化して鳥の祖先になった”と言う説は、今でも論じられています。
こちらは恐竜の卵。 卵がひとかたまりの形で発見される例があちこちで報告されています。
この写真とは別ですが、卵のかたまり化石には生まれて間もない子供や幼児恐竜という”恐竜の巣”みたいなものもあります。 さらにそばに親恐竜(と思われる)の化石なども発見されています。 恐竜が”子育て”していた証拠だと言われています。
最後に二階からの館内全景。
天井には鯨の全骨格標本が泳いでいます。 前回ブログにあった頭とトゲのあるしっぽは”ステゴザウルス”の骨格標本です。 もちろんすべてが本物ではなくレプリカ製のものもあります。 しかし、生物の進化を中心とした”ちきゅうのすがた”を本だけで実感することはできません。 ”まずは見に行きましょう!”
ふだん、宮古島にいる私にはなかなか見るチャンスがありませんでした。 行く目標は決めていましたが、少し遠出してきて良かったと思いました。
でも、しばらく沖縄には帰れませんが・・・・・・・・・・