台風4号が沖縄県地方に近づいています。 6月15日現在の気象庁の予想進路は次の通りです。
気象庁ホームページ：台風予報（http://www.jma.go.jp/jp/typh/）より
3時間毎に更新しています。 この時点では18日9時の予想までです。 この先の予想では宮古・八重山の先島地方に向かっているように思えます。 ところで、沖縄にはもう1つの気象情報があるのをご存じでしょうか？ 「沖縄気象台」ではありません。 アメリカ空軍嘉手納基地が公開している「KADENA WEATHER」（以下、KWと呼びます）というのがあります。 実はアメリカ海軍でも気象ホームページで台風情報がありますが、KWは嘉手納基地を中心＝沖縄本島を中心としていますので、沖縄にいる者としてはこちらの方が便利に思えます。 ではKWの台風進路予想図は？
「KADENA WEATHER」ホームページ（http://weather.kadenaforcesupport.com/）より
気象庁より2日先まで予想していますが、なんと、18日から大きく北西側に回り始めて19日0時にKadena直撃コースとなっています（その後20日に九州上陸）。 全体的に気象庁の予想よりやや北西よりの進路になっています。 もちろんこちらも修正をかけていくでしょうから、少しずつ変化していくでしょう。
さて、台風4号はどちらの予想に近い動きをするでしょうか？ 日本vsアメリカの予想合戦を見守りましょう。 ちなみに、台風が沖縄県地方にもっとも接近するのは両国とも19日と予想しています。
今日、午後2時すぎの宮古島東平安名崎の風景です。 今日ぐらいから台風の影響か、波・風ともに強くなってきましたが、まだ青空が見えます。 台風の影響でどうなるのか？ しばらくここから風景を追ってみましょう。