継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【76】-ロックダウン(個人の外出制限・都市封鎖)への外堀は埋まったか?-

2021-08-20 22:22:23 | 新型コロナウィルス

数日前、「日本は、ロックダウンの措置は取らないのか」といった記者の質問に対して、首相は、次のような発言をしています。
「世界ではロックダウンし、罰金をかけても、外出制限を守ることができていない。」
「10月初旬までに、希望者に2回、国民の8割にあたる数のワクチン接種ができる体制を作っている」
(だから、ロックダウンはしないのです。)
本日、複数の知事から、ロックダウンを求める声が上がっていました。
現在、日本では、感染者が激増し、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置といったものでは、感染防止の効果がないと考えられるからでしょう。
ロックダウンをするとすれば、緊急に法律を整備した上で、完全なロックダウンか、一部の外出は許可するのか、期間はいつまでか、罰則はあるのか、補償はどうするのか、全国一律か、必要な都道府県か等を決定して、即、実施する必要があります。
実施するまでに少し時間が掛かります。
でも、政府・国会がロックダウンの検討を始めたというメッセージは結構強いものだと思います。
東京オリンピック前に、今日のような感染の激増が起こりうることを指摘した専門家がいたように思います。
当然、政府・国会の方々もそのような指摘は耳にしているはずですが、現在の政府・国会の対応を見ていると、すべてが後手、後手のような気がします。
このような事態となり、ロックダウンという声が知事等から上がるのを待っていたかのようです。
(勘繰り過ぎ、疑い過ぎ、刑事ドラマの見過ぎでしょうか?)
もうロックダウンしかない。
本当にそうでしょうか。
このブログで何回も書いていますが、治療薬(飲み薬)の緊急使用を認めるという手もあると思うのです。
これも早急に法整備をする必要があります。
現在、治験が行われている治療薬(飲み薬)について、ある程度、効果が出ているものについて、緊急使用を認めるのです。
より多くの方に治験に参加してもらうようなものです。
「そんな無茶な」と思わないでください。
現在の新型コロナワクチンも世界的な治験に参加しているようなものですから。
治療薬(飲み薬)の緊急使用についても、法整備から、治療薬(飲み薬)の指定、製造、配給と、これもある程度時間は掛かります。
でも、うまく行けば、次の段階への発展性は期待できます。
ロックダウンのように繰り返すということはありません。
政府・国会の方々、勇気を持って、治療薬(飲み薬)の緊急使用を決断していただきたいと考えます。

自分の目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
がんばれ、負けるな。
絶対に、諦めるな。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。