継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【50】-耐え忍びながら前進せよ-

2020-12-08 10:21:07 | 新型コロナウィルス

新型コロナウィルス感染大流行の下で多くの企業の売上が減少しています。一方で売上に影響を受けていない企業、逆に売上が伸びている企業もあるようです。
私の資格のひとつである中小企業診断士ですが、新型コロナウィルス感染の影響で仕事の機会が増えています。
市町村、商工会議所等を通して売上が減少している中小企業の相談を受ける業務が増えているのです。
全国版のテレビニュースでも扱っていましたので、全国的なことだと思います。
残念ながら私は個人的な事情で当該業務の受注ができていません。
実際に相談を受けている中小企業診断士の方々はどのようなアドバイスをしているのでしょうか。
相談は、小規模な飲食店が多いと思うのです。
テレビでも飲食関係が感染の原因かのように、やり玉にあげられています。
難しいアドバイスになりそうです。
「私なら、どのようにアドバイスするかな」と、よく考えます。
がんばって店を開けても、お客様が感染を恐れて来てくれないというのが実情ではないでしょうか。
世の中の流れは、営業時間の短縮、その見返りとしての協力金の支給ということになりそうです。
でも、協力金だけでは事業継続は難しいのではないでしょうか。
補助金の説明や税金・社会保険料の説明等、通り一遍のアドバイスでは救われない方が多いのではないかと思うのです。
私なら、まず、「絶対に自殺はしないでください。」と伝えます。
これは、業況が悪くなった企業にアドバイスをする際に必ず言う言葉です。
次に、「今は耐えるときです。耐え忍んでください。ただ耐え忍ぶだけではなく、前進しながら耐えましょう。自分に今できることを少しずつでも実行し、耐え忍びながら前進していきましょう。」と続けます。
さらに、「自分に今できることは、お店によって様々です。それは経営者であるあなたが考えて、考えて、考え抜いて実行していってください。」と付け加えます。
耐え忍ぶ力は、いずれ大きな力となります。
ただ耐え忍ぶだけでなく、耐え忍びながら前進していけば力は増大します。
あきらめないでください。
冷静に自分と自分の置かれている環境を見つめて、道を見出してください。

自分の目標に向かってコツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
今は苦境のときかもしれません。
でも、この苦境のときに正しい方向で努力を継続している方々は着実に力を付けているといえます。
正しい方向での努力の継続を止めないでください。
この苦境は必ず終わります。
がんばれ。負けるな。
59歳のおっさん公認会計士でした。
では、また。