書家Iさんは百五歳
今年も自筆の年賀状が届きました
娘さんの添え書きは
「家族は毎日ヒヤヒヤしながら見守っていますが
何とか過ごしております」
そうでしょうでしょうね
穏やかなご家族のお気持はどんなかと想像します
いまだに自筆で年賀状を書かれる気力に
驚き感嘆しています
達筆を眺めながら
私はあと何年生き延びることだろう
今や100歳時代に突入したという
恐ろしく煩わしい世の中
惜しい命でもなく
100まで生きたいとは思わないけれど
母の享年まであと3年5か月
息子は”あなたは100まで大丈夫だよ”と
保障してくれましたがこればかりは神の思し召し
できることなら神様どうか早めに思し召しくださいませ
私も暇に任せてグダグダと
そんなことを考える年齢になってしまいました
水鳥の群れ