松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

半夏生

2017-06-25 10:48:25 | 
”鎌倉の半夏生の色がついてきたよ~”と
友人が電話で教えてくれました
まだ早いかなと思ったのですが
思い立ったが吉日とばかりに
家を飛び出したのが7時

明日はまた大雨になるの予報と
土曜日が重なり混雑は覚悟していましていました
藤沢駅から江ノ電を使った方が早いのですが
乗り残しが出るほどの混みようと聞いて
JRの乗り継ぎにしました
朝八時と云うのに鎌倉駅は予想を超えた人混みです
更に江ノ電に乗り換え長谷駅まで
これも押し合いの混みようです

途中人気スッポット「長谷観音寺」は押せ押せの人波を横目に
100メートルほど奥にある≪光則寺≫は人影もまばら
いいところへ来たとお茶代と書かれた賽銭箱に百円を入れ境内へ
真っ先に見つけた半夏生は数日早かったようです
来週ならば真っ白になっていることでしょうが
まあまあの色つき具合でしす




確かこのお寺には土牢があるはず
ご住職の奥さんらしい年配の女性に訊ねました
教えられた石段を上がり始めましたが
中ほどからは鬱蒼とした木々に薄暗く
両脇のアジサイに裾を濡らしながら
たどり着いた土牢は
五代執権北条時頼によって 僧「日郎」が幽閉されたということです