松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

北鎌倉「東慶寺」のイワガラミとイワタバコ

2017-06-02 12:26:54 | 
東慶寺の 岩ガラミ特別公開が始まったと聞き
混雑を心配しながら出かけました

朝の境内はしっとりとして
覆いかぶさるほどの木々は
先ほどまでの雨に洗われたみどりが眩しい



行列が出来るほどと聞いている混雑を
覚悟していた本堂裏山は意外に人出は少なく
ゆっくりと見物することが出来た
毎年来ている東慶寺もこの「イワガラミ」は初めて見る花

植物のことは何も解らないので以下はWikipediaから書き写し

 ≪Wikipedia≫
イワガラミ(岩絡み、学名:Schizophragma hydrangeoides )
アジサイ科イワガラミ属の落葉つる性木本。

名前のとおり、幹や枝から気根を出して高木や岩崖に付着し、
絡みながら這い登り、高さ10~15mくらいになる。
山地の道路法面を上から這い下がる場合もある。
葉には葉柄があり、枝に対生し、形は広卵形で10cmほどで、
葉の先端は尖り縁の鋸歯はまばらになる。
花期は6月~7月で、
小さなややクリーム色の両性花が集まる花序のまわりに、
白色の装飾花が縁どる。
装飾花は花弁状の萼片が1枚しかない。




たった一本のイワガラミの元根

 
 東慶寺 「イワガラミ特別公開案内書」
この岩ガラミは、約30年前、
いただいた苗木を本堂裏の崖下に植えたところ、
長い年月を経て崖一面を覆うほどに成長し、
毎年美しい花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれるようになりました。


        * * * * *
 
 ≪Wikipedia≫
イワタバコ(岩煙草、Conandron ramondioides)
イワタバコ科の多年草。湿った岩壁に着生し、
花は美しいので山草として栽培もされる。
葉がタバコに似るのでこの名がある。
若葉が食用にできることから別名イワヂシャ(岩萵苣)ともいう。

葉柄は3 - 15cmで翼がある。
葉身は長さ10から50cmで数枚が根出する。
高さ10cmほどの花茎を出して散形花序をつけ8月頃に開花する。
花は直径1-1.5cm程、放射相称で、萼と花弁は5裂し雄蕊も5個、花弁は紫色。子房上位、果実は細長いさく果で2つに割れる。


満開時はこの巨大な岩肌にびっしりと
見事な薄紫のイワタバコが見られる