松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

 タイピング練習 書き写し

2017-02-26 14:05:19 | 言葉
用心していたのに風邪を引いたらしい

どうやら喉をやられたようで声が全く出ない、

何年振りのことだろう

風邪は体を温めて大人しくしていることが第一、

東京マラソンを見ながら

パソコン遊びで時間を過ごすことにした


思えば

70の声を聞き初めてパソコンに触れてから12年

パソコン恩師が驚くのも構わずブログなるものに興味を持って

手を付けて満9年になる

途切れ途切れながらよく続いたものと驚く

飽きっぽい性格もパソコンは性に合っていたのか

 

親しくコメントをお寄せいただきます皆さまには心からお礼申しあげます
      
     
   
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久しぶりにタイピング練習です

ブログを初めて間もない春、

新聞記事を切り抜き集めて冊子にしてあったものを投稿した


   
神奈川新聞連載 ≪ことばの四季≫より


「ほのか」

春はかすむ日が多くなりますが、

この時季の日の光を「春日(かすが)」といいます

まばゆいというより「仄(ほの)」と呼ぶほうがふさわしいようです

「ほの」や「ほのか」は、

「それとなく」「かすか」など、くっきりしない様子を意味します

「光りほのか」という春の季語もあります

「ほのぼの」とは、明け方や未明などの様や

「ほんのり」「うっすら」の意味があります

「ほの明かり」は、朝と夕に使う言葉で

ほのぼのと明ける日の出、

ほんのりと暮れてゆく日の入りを表現します

暮れた後の薄明かりが「ほの暮れ」です


「おもむろ」

春は「さえ返る」ような寒の戻りを繰り返し

長い序列を経た後に、一気に本番を迎えます

春は「徐(おもむろ)」にやってくるのです

「おもむろ」にとは、ゆっくりと云う意味の他に

「もの静か」の意味もあります

人知れず、ひっそりとひそやかに訪れるのです

まるで千両役者のお出ましのように

「待っていました!」と万人からも自然からも

歓迎される季節なのです

じらすように「ぽちぽち」「そろそろ」と

やってきては、目まぐるしく春の彩りを加えていきます