この日は、「中川・別山線」の他に、「二田・南部線」も運行されていたので、
今度はそちらに乗ってみる事にしました。
やはり、いきいき館を起点とし、お昼の12時15分に出発の便です。
最初に乗った「中川・別山線」が西山地区の主に北東部を走るとすれば、
「二田・南部線」は南部を走る路線という事になるでしょうか。
この路線も他と同じく、生活拠点をつなぎながら各町内を回ります。
では再びここから、車窓の風景をご紹介します。
長嶺の大池。白鳥が飛来する事で有名です。
西山インターチェンジ。他の路線も必ず立ち寄る停留所。
JR越後線・西山駅。
こじんまりした町並みの中に、地域の貴重な「商店」があります。
ふたば保育園。色がメルヘンです。
やはり田んぼは新潟県人の原風景でしょうか。
どの路線も1日4便運行されますが、同じ路線でも走るコースは各便違います。
これは、利用するお客さんの事を考えて編成されたコースだからと思われます。
たとえば、第1便では終点となっている「雪割草の湯」は、第4便(最終便)では
最初の停留所となっています。
また、案内パンフレットによると、「にしやま号」は西山地区の公共交通再編の
取り組みの1つとして運行されている、との事。
背景には、自家用車の利用増加や人口減少に伴なう、西山の公共交通(高速バス、
JR越後線等)の利用者減少があります。
また、地区内を走っていた従来の「福祉バス」の見直しも関係しているようです。
福祉バスから「にしやま号」に変更となったこのバスも、今年度1年間は試験運行
との事でした。
確かに、公共交通の利用者減少は、西山地区だけでなく、柏崎の他の地域でも
聞かれる話です。
「にしやま号」にもいろいろ課題はあるかもしれませんが、何とか一番よい形で
存続していってほしいと思います。
また、本来の利用法とは違うかもしれませんが、私のように乗物好きな人、
小さなお子さんと、ささやかなバス旅を楽しみたい人、
慌ただしい日々に疲れ、自然の中でボーッとしたい人、
地元の魅力を再発見したい人にも、「にしやま号」をおススメしたいと思います。
また、西山地区では、昔ながらの立派な家や庭を所有されていて、それはそれは
きれいに手入れされている方が多いのです。
道端の花もハッとするほど美しく、近くの庭のこぼれ種で増えたものか、あるいは
近所の方が世話をしていらっしゃるのか、バスの窓からでも目を奪われます。
この日は、運行スケジュールの関係で、あと1つの路線「大田・石地線」に乗る事が
できませんでした。残念。
いつかまた季節が変わったら、乗ってみたいと思っています。
では最後に、いつも「にしやま号」を運転されている運転手さんの言葉をご紹介して、
この記事を終わりにしたいと思います。
『地域の皆さんの足になって非常に助かる、という言葉が多くて、やりがいが
あります。
西山は緑がきれいで、田んぼだけでなく山や森林も多いので、運転していて
すがすがしい気分になります。
各集落をぐるぐる回るので、長時間乗っていて疲れるという声もありますが、
外の景色がその心をやわらげてくれるのではないかと思っています』。
今度はそちらに乗ってみる事にしました。
やはり、いきいき館を起点とし、お昼の12時15分に出発の便です。
最初に乗った「中川・別山線」が西山地区の主に北東部を走るとすれば、
「二田・南部線」は南部を走る路線という事になるでしょうか。
この路線も他と同じく、生活拠点をつなぎながら各町内を回ります。
では再びここから、車窓の風景をご紹介します。
長嶺の大池。白鳥が飛来する事で有名です。
西山インターチェンジ。他の路線も必ず立ち寄る停留所。
JR越後線・西山駅。
こじんまりした町並みの中に、地域の貴重な「商店」があります。
ふたば保育園。色がメルヘンです。
やはり田んぼは新潟県人の原風景でしょうか。
どの路線も1日4便運行されますが、同じ路線でも走るコースは各便違います。
これは、利用するお客さんの事を考えて編成されたコースだからと思われます。
たとえば、第1便では終点となっている「雪割草の湯」は、第4便(最終便)では
最初の停留所となっています。
また、案内パンフレットによると、「にしやま号」は西山地区の公共交通再編の
取り組みの1つとして運行されている、との事。
背景には、自家用車の利用増加や人口減少に伴なう、西山の公共交通(高速バス、
JR越後線等)の利用者減少があります。
また、地区内を走っていた従来の「福祉バス」の見直しも関係しているようです。
福祉バスから「にしやま号」に変更となったこのバスも、今年度1年間は試験運行
との事でした。
確かに、公共交通の利用者減少は、西山地区だけでなく、柏崎の他の地域でも
聞かれる話です。
「にしやま号」にもいろいろ課題はあるかもしれませんが、何とか一番よい形で
存続していってほしいと思います。
また、本来の利用法とは違うかもしれませんが、私のように乗物好きな人、
小さなお子さんと、ささやかなバス旅を楽しみたい人、
慌ただしい日々に疲れ、自然の中でボーッとしたい人、
地元の魅力を再発見したい人にも、「にしやま号」をおススメしたいと思います。
また、西山地区では、昔ながらの立派な家や庭を所有されていて、それはそれは
きれいに手入れされている方が多いのです。
道端の花もハッとするほど美しく、近くの庭のこぼれ種で増えたものか、あるいは
近所の方が世話をしていらっしゃるのか、バスの窓からでも目を奪われます。
この日は、運行スケジュールの関係で、あと1つの路線「大田・石地線」に乗る事が
できませんでした。残念。
いつかまた季節が変わったら、乗ってみたいと思っています。
では最後に、いつも「にしやま号」を運転されている運転手さんの言葉をご紹介して、
この記事を終わりにしたいと思います。
『地域の皆さんの足になって非常に助かる、という言葉が多くて、やりがいが
あります。
西山は緑がきれいで、田んぼだけでなく山や森林も多いので、運転していて
すがすがしい気分になります。
各集落をぐるぐる回るので、長時間乗っていて疲れるという声もありますが、
外の景色がその心をやわらげてくれるのではないかと思っています』。