ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

私たちが震えた 少女ホラー漫画

2020年07月16日 | 高階良子
7月5日に発売になった『私たちが震えた 少女ホラー漫画』、高階良子先生の作品も登場するとのことなので購入しました。


辰巳出版 2020年7月5日 初版発行

「ホラーワールド原画館 '70~'00」に高階良子先生の「蛭子」「昆虫の家」の原画が掲載されています。コミックスの表紙です。



また、対談などの記事の中には、「はるかなるレムリアより」「血とばらの悪魔」「血まみれ観音」「ピアノソナタ殺人事件」「海神(ポセイドン)の島」「赤い沼」が出てきます。







「赤い沼」についてです。


「このホームページ(『高階良子の部屋』)を開設してから、何人かの方に作品の問い合わせをいただいたのですが、それが皆「赤い沼」なのです。「タイトルは忘れてしまったけれど、とても怖かった記憶があり、ぜひもう一度読みたい」という作品です。『かごめかごめ』のわらべうたや『鬼子母神』そして『ザクロ』が記憶に焼き付いている。このような方は他にも多いのではないでしょうか。」

1972年発行の『なかよし』増刊号「黒とかげ 総集編」の予告には

「オッカナイまんがをかかせたら、日本一の高階良子先生が、7月号から新連載「地獄へつづく階段」を、おおくりします。」とありますから、先生の作品は読者を震え上がらせたんでしょうね。

「地獄へつづく階段」は、作品掲載時には「地獄でメスがひかる」に変わっていました。


2015年7月、講談社の「なかよし60周年記念版」コミックスの1冊として復刻されたのは、「地獄でメスがひかる」でした。



他の漫画家さんでは、今市子先生の「百鬼夜行抄」は雑誌掲載が始まった時からのファンですが、あまり「ホラー」と思って読んだことはないですね。

ただ、女性作家の描く作品は、本当に怖いと思って読んだこともありました。美内すずえ先生「白い影法師」、山岸凉子先生、ささやななえ先生の作品などです。どこにしまったかわからないんですが、探すか再度購入して、もう一度読みたくなりました。

『高階良子の部屋』更新しました。『私たちが震えた 少女ホラー漫画』を掲載したほか、『マジシャン』のアルバムジャケットなどを「資料集」にアップしました。




『高階良子の部屋』


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