ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西岸良平先生の画業50周年記念展

2022年11月21日 | 西岸良平

11月18日(金)、東京ソラマチで開催された『西岸良平 画業50周年記念展』に行ってきました。

最初に西岸良平先生のメッセージが掲げられています。

会場内は撮影禁止ですが「撮影OK」の展示もあります。最初のコーナーが撮影可能でした。

作品等展示品の上に掲示された文章は、西岸先生の作品「絵のある絵本 ビー玉のゆくえ」(『まんがアクション増刊 昭和52年1月7日号掲載』)から引用されたものです。この作品は『ヒッパルコスの海』に収録されています。

「鎌倉ものがたり特製鳩サブレー缶」、毎年100名にプレゼントされたものです。今更ですが当選した方がうらやましい。

今回の展示会の中心の一つが「比較展示~下書きから原稿へ~」です。作品全体のネームが見られるのは素晴らしいですね。

この作品展示の手法は、2013年に小田急百貨店藤沢店で開催された「西岸良平『鎌倉ものがたり』30周年記念展」でも採用されていました。今回素晴らしいのは、この一部が「撮影OK」だったことです。

「鎌倉ものがたり号」の江ノ電ヘッドマークの展示もありました。

「鎌倉ものがたり号」、乗車することはできませんでした。いまでも残念です。

今回一番驚いたのは作品「ラドン」の展示でした。「ラドン」は昭和63年『ビッグゴールド No.1号』に掲載された作品で、コミックス未収録の作品です。『ビッグゴールド』では、「春うらら」、「童話 家族日誌」もコミックス未収録です。他にもコミックス未収録の作品があるので、この機会にぜひコミックスに収録していただきたいですね。

西岸良平先生の作品では「三丁目の夕日」と「鎌倉ものがたり」が中心になりますが、他の作品も素晴らしい作品がたくさんあります。最後のコーナーでは、これらの作品が掲示されており、うれしかったです。『たんぽぽさんの詩』のコミックスも展示されていました。

このコーナーは双葉社のコミックスで構成されていましたが、「三丁目の夕日」以外の『夕焼けの詩』収録作品も展示していただきたかったです。

「鬼女の影法師」、「かくれんぼ」、「振り子時計の下」、「サーカスの夜」など、夢と現実が幾重にも織り込まれた世界は、忘れられません。

展示の最後には、いっしょに撮影ができるコーナーもありました。

「鎌倉ものがたり」記念展は、これまでに2回開催されていました。「三丁目の夕日」も加えて、西岸良平先生の全貌が見られる展示会はできないものか、と願っていたので、『西岸良平 画業50周年記念展』を企画、運営していただいた小学館、双葉社には感謝しかありません。ありがとうございました。

少し長くなってしまったので、購入したグッズについては次回のブログにします。

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