ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

明治大学現代マンガ図書館<内記コレクション>

2021年04月14日 | まんが
3月に明治大学から案内が届きました。何か、と思っていたら、


現代マンガ図書館移転のお知らせでした。早稲田から駿河台へ移転して、リニューアルオープンとのこと。


最近は早稲田の現代マンガ図書館に行くこともなかったので、2019年12月から移転のために休館していたことも、知りませんでした。

現代マンガ図書館には、バロン吉元先生や高階良子先生、矢代まさこ先生の貸本などの調査に行きました。高田馬場からバスに乗って鶴巻町まで。1階の古書店で、探していた貸本を入手したこともありました。

1998年11月1日、ホームページ『ばくのお宿』開設後は、何度も訪問しました。貸本だけでなくまんが雑誌のバックナンバーも豊富で、国会図書館で所蔵していない雑誌もたくさんありました。

ホームページの「ばくのひとりごと」から

1998.12.21
 今回はバイオグラフィーなどの細かい部分を少し手直ししました。私の所持しているコミックスだけではなく、早稲田の現代マンガ図書館の蔵書を参考にしました。東京に住んでいれば、毎週でも行きたいと思うほど、充実しています。今回、リンクフリーである同図書館にリンクをさせていただきました。

2003.12.7
 久しぶりに現代マンガ図書館に行き、調べ物をしてきました。東京近郊に住んでいたら毎週でも通いたいほど情報量はあります。いつもは貸本を中心に調べるのですが、今回は、高階良子先生、たかもちげん先生の雑誌掲載作品について確認してきました。時間があればゆっくり読みたいのですが、限られた時間なので、本当に「調査」になってしまいます。

もう早稲田の現代マンガ図書館はなくなってしまったんですね。

現在、『現代マンガ図書館資料から生まれた書籍たち展』が開催中とのこと。



行ってみたいのですが、5月30日まででは、コロナウイルス感染防止のため東京には行けません。コロナ禍が収束したら、改めて開催していただきたいですね。

コメント

笹生那実『薔薇はシュラバで生まれる』

2020年03月17日 | まんが
続いて Twitter で知って購入したコミックスです。『薔薇はシュラバで生まれる』、作者は笹生那実さんです。サブタイトルは【70年代少女漫画アシスタント奮闘記】。




イースト・プレス 2020.2.16 初版第1刷発行

笹生那実さんを知ったのは、もう大分前になりますが、矢代まさこ先生について書かれているのを発見した時だったと思います。

また、樹村みのりファンによる樹村みのりファンのための本『みのりすと』もありました。

『薔薇はシュラバで生まれる』は、70年代少女マンガをそれほど読んでいない私でも、楽しく読むことができました。一番興味深かったのは、もちろん樹村みのり先生のアシスタント時のエピソードでした。

更に、笹尾那実さんは、高階良子先生がデビュー前に入っていた「新界=新児童少女漫画界」の会員で、『漫画の手帖』に「『若草』物語」を掲載していました。


『漫画の手帖 65』2013 SPRING

この号の「『若草』物語」では、美内すずえ先生に初めてお会いした時のエピソードが書かれており、こちらも面白いです。

新児童少女漫画界(新界)については、以前のブログで書いているので、引用しておきます。

新児童少女漫画界(新界)


コメント

『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議4』新発売

2018年02月23日 | まんが
Amazonから『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』の第4巻が届きました。オーサさんのブログで発売を知り予約をしたので、発売日に入手することができました。


帯を取った表紙です。


先日スタンプラリー制覇した『北欧女子オーサが見つけた千葉市の不思議』収録のマンガも全編収録されています。


今回のコミックスでは取材時のオーサの写真も3ページ収録されています。

オーサのファンは、ぜひ千葉市まで来て、この小冊子も入手することをおすすめします。

千葉市の小冊子を見たときに、セリフで間違っているのでは?と思った個所がありましたが、コミックスでは訂正されていました。

オーサさんについては、平成27年(2015年)7月の第2回キャラクターアート展でコミックスを購入し、これがとても面白かったので、ファンになりました。
 

キャラクターアート展の主催はキャラクターアートの会で、バロン吉元先生が会長です。

オーサ・イェークストロムさんは、平成15年(2003年)にバロン吉元先生が文化庁の文化交流使として、スウェーデンの大学などでマンガの講義や実技指導をしたときの生徒の一人だったとのことです。

オーサさんのコミックスはすべて購入しています。昨年12月開催の第4回キャラクターアート展では、『フレンチ女子マドリーヌさんの下町ふしぎ物語』からのイラストが展示されていました。これがとてもすてきだったので、オーサさんのイラスト目当てで、この作品も買ってみようかと思っています。



コメント

『クッキングパパ』満30年

2016年04月23日 | まんが
うえやまとち先生の「クッキングパパ」が連載31年目に突入しました。



「クッキング・パパ」は、『COMICモーニング』誌上で行われた1984年後期のコミックオープンで秀作に入賞、昭和60年(1985年)2月21日号のコミックモーニングに掲載されました。

そして、設定を変え、『COMICモーニング』昭和60年(1985年)6月6日号に、2号連続マグナム読み切りとして「クッキングパパ」が掲載されました。

昨年連載30周年を記録し、今年31年目に突入したわけですね。昨年の『モーニング』記念号の表紙です



11月19日号は、30周年の30段バーガーでした。



記念コミックスは、「ダイジェスト」に続いて、「読者セレクション」も発売されました。


モーニングKCDX-3799 2015年4月23日 第1刷発行


モーニングKCDX-3941 2015年10月23日 第1刷発行

まだ入手できていませんが、コミックス136巻は「特製おにぎらずランチボックス」入りの限定版も発売されたとのこと。

ぜひ連載40周年をめざしていただきたいですね。

コメント

『ピアノの森』連載再開

2015年08月12日 | まんが
『モーニング』最新号が発売になりました。一色まこと「ピアノの森」、最終シリーズ開始です。「18年間ありがとう。完結まで毎号掲載!!!」とのことです。

『モーニング』は最近は購入していなかったのですが、この表紙です。おもわず購入してしまいました。



「ピアノの森」は、平成10年(1998年)『ヤングマガジンアッパーズ』8月19日号から連載が始まりました。第1話「森のピアノ」、巻頭カラー40ページでした。

『ヤングマガジンアッパーズ』での最終掲載は平成14年(2002年)11月19日号でした。第80話「いつかふたりで」で、「次回より新章」となっていました。

連載再開は3年後の平成17年(2005年)、掲載誌を『モーニング』に移して、4月28日号から始まりました。この号の表紙も「ピアノの森」で、巻頭カラー3ページ、全62ページの豪華版でした。「891日ぶり、復活新連載」でした。

途中何回かの連載中断や不定期掲載をはさみながら、最終章にたどり着いたわけです。私が雑誌チェック(初出確認)をしたのは、平成24年(2012年)7月19日号まででした。この号が第205話「阿字野先生」掲載でした。

今号は第234話「覇者の宿命」掲載です。完結まで毎号掲載とのことなので、目が離せませんね。

コミックスは当初『アッパーズKC』で発売され、第9巻まで発売されました。平成17年(2005年)から『モーニングKC』で発売が開始され、現在25巻を数えています。

「ピアノの森」のテレホンカード、探してみたら2種類持っていました。

     ホワイトカード <品名50<110-016>>

     ホワイトカード <品名50<110-016>>

2枚とも『ヤングマガジンアッパーズ』時代のテレホンカードです。

コメント