真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

弥勒真経~二十五、皀旗(そうき)を扯起(ささげ)ば日月を遮(さえぎ)り 頭(かしら)に森羅(しんら)七寶(しちほう)の星を頂く

2024-03-01 19:41:15 | 弥勒真経 解釈

皀旗とは黒旗(こくき)のことである。

北方は五行の水に属し、五色の黒に属し、暗黒を意味する。

日月を遮るとは暗黒にして光なきことである。

頭に森羅七寶の星を頂くとは、玄関から霊光が燦然(さんぜん)として輝く状態を指し、七寶とあるのは北斗七星に準(なぞら)えている。

ひとたび、この黒旗を捧げ揚げた時は、即ち大災厄が迫って来たことであり、日月も覆われて光なく、暗黒の世界と変わるのである。

その時に群魔(ぐんま)むらがり出でて世を撹乱(こうらん)するも、得道者は船が北斗七星に照準を合わす如く心中の七寶星(玄関)に集中し、羅針盤として従えばよい。

その時に頭を頂いた玄関から燦然たる七星の光が輝いて霊光がわれわれを守り、身辺を包み、大いなる奇蹟を起こし、安全に守護されるのである。

続く

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