真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

弥勒真経~三十四、一遍(いっぺん)持念せば神通大なり 両遍持念せば超生(ちょうせい)を得る

2024-03-11 20:25:08 | 弥勒真経 解釈

門外不出の真言呪を明師によって得られるのは三生(さんしょう)の幸深き人である。

それは真言呪のもたらす霊験は莫大であるからである。

常に守玄(しゅげん)し、全霊を集中し、身心を統一できている人は格別の神通力を持つ。

その霊と神仙の霊は常に密接に連なっているので、こと危急(ききゅう)に迫られた場合に一度口に念ずるや、感応して大きな神通が顕れる。

そして無限の神助(しんじょ)を得られ、一切の難儀(なんぎ)を救われる。

又続けて再び念じたならば久遠の長生を得られる。

身心に堅く正法を持すれば、即身成仏、直ちに今が永遠の生命であり、又一旦これを言葉にした時に発する力は甚大である。

従って神通無限の真言呪の秘める力は絶対無尽(ぜったいむじん)なることを知るべきである。

続く


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