Ray:人類は、しばらく「道徳」から離れていましたので、如何に堕落した生活を押し付けらていたか、判断基準がありません。本来の本性が望んでいた自己に戻すため、日常生活の指針としてお勧めいたします。
前言
一、壬申年、済公活佛は慈恩壇に御降臨なされて五戒をのべられました。毎月一回で話終われましたが、殺、盗、淫、妄、酒、五戒の意味を詳細に明らかにしています。
他にもたくさんの修道の正確な理念に言及し、人々に深い反省をうながし、実に白陽修士の修行の模範となし、すべての我々道親が知らなくてはならない法則であります。
二、原来五戒訓文の摘要の印刷は、まちがいや脱字がかなり多く又、語意もあまりはっきりしていなかったので、今回録音に基づいて再び整理し、五戒に関わる全ての体系を整理して別に一章の「五戒総論』とし、この章を始めにおきました。
その他は各戒その要義を選び、順序によって箇条に分けて並べ、テープを聞くことのできない人々が検閲できるようにしました。その他五戒と関わりないところに至っては記録しませんでしたので、詳しく知りたいと思う読者はテープを聞いて下さい。
三、訓中に「求道只是結善縁、自戒才是行善断悪的根本』(求道は善縁を結ぶだけであって、持戒してこそ善を行い悪を断つ基本となります。)とあります。
願わくば我々道親は外功を努力して行う以外、更に訓文によって持戒をしなければなりません。そうでなければ「布施供養福無辺、心中三悪元来造」(布施、供養の福は無辺であるけれども、心の中は依然として三悪をなしています。)となっています。
漏れている福は結局無上菩薩にとっては無益です。
目録
一、五戒総論
二、殺 戒
三、盗 戒
四、淫 戒
五、妄語戒
六、酒 戒
続く