続編が気になるという方がいらっしゃったので、早速に(笑)。
今回は空家バンクとか空家対策協議会とか行政の対応について検討したいなと思います。
空家バンクについてですが、これはデータベースという考え方が正しいかな。
空家バンクサイトのツイッターをフォローしてますが「○○に何坪の空家がありました」とかツイッターでよく流れますね。
ぶっちゃけ空家バンクに登録⇒それで所有者さんは解決した気になるという点が問題でして、「売れる」または「利用される」というところまでいかないと解決にならないのですね。
流通促進について行政が乗り出している点については素晴らしい点かと思います(補助金制度とか地域の魅力とか全面に押し出してますし)、ただ先述のように登録しただけでは安心できないというのが問題ですね。
あくまでデータベースに登録した…的な視点でいた方が良いと思います。
次に空家対策協議会ですが、空家対策系のとっかかりみたいな存在。
まずは専門家が集まって考えましょう、特定空家はこれですよ、空家を活用するために頑張りましょう的な指針を示す協議会という印象です(すみません、すべての協議会の内容を傍聴したわけではないので、該当しないところもあるかと思います)
ただ、上述の私が傍聴した協議会は建築や土木の専門家がいても流通の専門家がいないのが少し残念でした。特定空家が出た場合の対処とか一生懸命考えてらっしゃいますが、個人的には特定空家になるまでに何とかしてほしい部分があります。
。宅建士や不動産鑑定士などが頑張って中古住宅流通の住宅ファイル制度を一生懸命やっているにもかかわらず響いてこないですねwwwwwwwどこにもその話題が出てないww
今の問題点については市町によって空家対策事業の進捗度に濃淡があり、また流通についてのシステムが弱い、
これらはおそらく個人(法人)の所有物なので行政がその点にタッチすることが難しいかとww
民間同士の権利のやり取りの話になってきますので、流通の専門家等の出番が必要になるかと思います。
続きます。