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今年も変化朝顔 ③

2023-08-05 | みんなの花図鑑

先回の続きです。 ⇒ 今年も変化朝顔 ② 2023-08-03

朝顔を種から育て、その朝顔の変異が花や葉、茎などに現れる”出物”と言う朝顔を”変化朝顔”と呼びます。私は昨年初めて変化朝顔の栽培をしました。まだ、”出物”は出現していませんが、今年も挑戦することにしました。

以下は7月2回目(7/23~7/27)の変化朝顔の栽培記録です。

<7月23日>
本日は8輪咲きました。
2輪は「切咲」で花弁が変わった形をしています。自信はありませんが、比較的似ている「切咲牡丹」としておきます。他の6輪はすべて「丸咲」です。

<切咲牡丹>

<切咲牡丹>

葉の模様にも、白い班が入る「斑入」、裏側まで白く抜ける「水晶班」「松島班入(三色班)」などがあります。

<丸咲>


 

<7月24日>
本日は7輪咲きました。
1輪は「丸咲」で花弁に模様がついていました。自信はありませんが、「車絞」の模様によく似ているので、「丸咲・車絞」と思われます。2輪は「爪切咲」で、残り4輪は「丸咲」でした。

「丸咲・車絞」


「爪切咲」

 

<爪切咲>

葉の形だけではなく、厚みや表面の形状、葉柄などの部分に影響を与える変異として葉質があります。「渦」、桔梗渦」、「縮緬」、「打込」など12分類されています。

<丸咲>


 

<7月25日>
本日は13輪咲きました。
風車に似た「車咲」が初めて3輪出現しました。1輪は花弁の周囲に部分的に細い色が入っており「丸咲・爪覆輪」としておきます。2輪は「丸弁・車絞」、残り7輪は「丸咲」です。

 

「車咲」

 

「丸咲・爪覆輪」

 

「丸弁・車絞」

 

「丸弁・車絞」

葉の形にもさまざまな変異があり、44もの種類があるそうです。私の変化朝顔でよく見られるのが、「並(常)」、「蜻蛉」などの形があります。

「丸咲」

「丸咲」


 

<7月26日>
本日は7輪咲きました。
「桔梗咲」が初めて1輪出現しました。1輪は「切咲」、2輪は「丸咲・爪覆輪」、残り3輪が「丸咲」でした。

 

<桔梗咲>

<切咲>

<丸咲・爪覆輪>


アサガオには、三種類の八重咲が知られており、葯(やく)が花弁化する「八重咲」、花糸が花弁化し葉形にも特徴がある「孔雀八重」、雄ずい・雌ずいが完全に花弁化する「牡丹」があります。

<丸咲>

 

<7月27日>
本日は8輪咲きました。
風車に似た花形の「車咲」が2輪出現しました。「爪切咲」が2輪、「丸咲・爪覆輪」が1輪、残り3輪が「丸咲」でした。

<車咲>

<爪切咲>

<丸咲・爪覆輪>


アサガオの野生型の花の直径は5~7cm程度で「普通輪」と呼ばれます。これより小さいものを「小輪」、特に3cm以下を「極小輪」と呼びます。普通輪より大きなものは「中輪」、特に10cmを超えるものは「大輪」、「巨大輪」と呼ばれています。

<丸咲>

 

最後までご覧いただきありがとうございました。
次回「今年も変化朝顔 ④」に続きます。