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Nikkoh の 徒然日記

ゲイ(=男性同性愛者)の Nikkoh が、日々の雑感やまじめなこと、少し性的なことなどを、そこはかとなく書きつくります

ご案内

Nikkoh のブログへようこそ。
ゲイ(男性同性愛者 / ホモセクシュアル)の Nikkoh が、徒然なるままにいろいろ書いてます。
マスキュリズム / メンズリブ にも関心があり、調べたり考えたりしています。
※ マスキュリズム(masculism) = 男性に対する性差別(男性差別)の撤廃を目指す思想・運動。フェミニズムの対置概念とされますが、僕は、並置概念と言いたいと思っています

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《 ご理解ください 》
・ ここのブログは同性愛者が運営しており、同性愛の話題がたくさん出てくるブログです。また、管理人はマスキュリズム / メンズリブ にも関心を持っており、それらに関する記事も多いです。その点をご承知の上でご覧ください。(各人の責任で、読む記事を取捨選択してください)

・ 誹謗中傷や攻撃ではないコメントは大歓迎です。ただし、承認制のため、反映が遅れることがあります。また、コメントを承認するかしないかは、管理人の判断で決めます。

・ 公開されては困る私信は、ブログ左上の「メッセージを送る」ボタンからお送り下さい。その際、メールアドレスを入れてくださればお返事を差し上げることも可能かと思います。
(必ずお返事を差し上げるという意味ではないのでご了承下さい)

書籍・webサイトの紹介

同性愛やセクシャルマイノリティに関連した書籍・映画の紹介は、 こちら をご覧ください!

弱者男性問題,男性差別問題,女災,マスキュリズム,メンズリブ,男性解放運動 に関連した書籍・webサイトの紹介は、 こちら をご覧ください!

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ご案内の続きは、 こちら をご覧ください!

書籍・webサイトの紹介(マスキュリズム・男性差別論・弱者男性論など)

2023-03-18 23:34:03 | ご案内
マスキュリズム(男性差別撤廃のための思索と運動)や弱者男性論に関わる問題を考えるために参考になりそうな書籍やwebサイトを紹介します。
あくまでも「参考になりそう」という範疇で列挙しています。したがって、リンク先の述べている内容と僕の考えやスタンスには、乖離がある場合もあります。

☆ 書籍紹介 

男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問(ワレン・ファレル著,久米泰介翻訳,作品社,2014年) 
1993年にアメリカで出版された本が、21年もの年を経てようやく邦訳された。奇跡を起こしたと言っても過言ではない1冊である。原著は、Warren Farrell の "The Myth of Male Power" であり、本書はそれを(一部の章を除いて)日本語訳している。原著者のワレン・ファレル氏は、アメリカの社会学者で、マスキュリズムの大御所のような人物である。男性の被害者性や男性の苦しみなどにきちんと光を当て、そこからの解放を目指している。本書で彼は、男性も社会の中で差別されているという事実を、様々な具体例やデータによって提示している。本書を読むことで、これまで見えていなかった〈 男性差別 〉、あるいは、男性の弱者性,脆弱さ,被害者性などが、鮮明に見えてくるであろう。アメリカでは30万部を売り上げてベストセラーになったこの良著は、(悲しいことでもあるが)今でも色あせていない。本書が、多くの人の目に触れることを願いたい。
男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問
ワレン・ファレル(著),久米 泰介(翻訳)
作品社


広がるミサンドリー: ポピュラーカルチャー、メディアにおける男性差別( ポール・ナサンソン/キャサリン・K・ヤング共著,久米泰介翻訳,彩流社,2016年) 
《ミサンドリー》とは、男性嫌悪あるいは男性蔑視という意味合いの語であり、ミソジニー(女性嫌悪)と対になる概念である。「男 = 邪悪で愚か」というイメージと男性への蔑視が、ドラマや映画などによっていかに一般社会に刷り込まれつつあるか。そして、そのことに対していかに人々が無関心であるか。メディアにあふれるミサンドリーと男性差別について、アメリカ・カナダの事例から検証されている。ミサンドリーを告発し、ジェンダー論争におけるダブルスタンダードに疑義を投げかける本。 
(日本の事例では無いので、そこが分かりづらさにつながるかもしれません。しかし、メディアがミサンドリーを無意識のうちに刷り込んでいる現象は、間違いなく日本でも多発しています。是正のための取り組みが必要です)
広がるミサンドリー: ポピュラーカルチャー、メディアにおける男性差別

ファーザー・アンド・チャイルド・リユニオン 共同親権と司法の男性差別( ワレン・ファレル著,久米泰介翻訳,社会評論社,2017年) 
離婚後の「親権」をめぐって、多くの父親が子どもの養育から引き離されている。男性にとって不利な制度が厳然として残っているし、司法の判断も男性にとって不利なものとなるケースがきわめて多くある。父親が、お金の稼ぎ手としてだけではなく子育てをする人として、そして母親との敵対ではなく協力して行なう「共同親権」は、男性を解放する家族の静かな革命である。アメリカにおいて30万部のベストセラーとなった、運動の第一人者による問題提起の書。
ファーザー・アンド・チャイルド・リユニオン -共同親権と司法の男性差別

法制度における男性差別 合法化されるミサンドリー( ポール・ナサンソン/キャサリン・K・ヤング共著,久米泰介翻訳,作品社,2020年)
男だって “差別” されている。なぜ父親は、離婚で子供の親権を認められないのか? なぜ男性のDV被害は問題にならないのか? 親権,DV,セクハラ,レイプ,売春,アファーマティブアクションなど、具体的な事例を検証し、いかに男性への差別・蔑視が合法化されているかを明らかにする。北米で大論争を巻き起こしている注目の書。
夫のペニスを切断した〈ホビット事件〉,最高裁判事候補がセクハラで訴えられた〈C・トーマス事件〉,14人の女性を殺害した〈モントリオール理工科大学銃撃事件〉などが取り上げられている。そして、これらの事件後にいかに政治的な運動と論争が起こされ、世論がマスメディアによって形成され、男性差別的な法改正が行われたかを検証している。
そして、1990年代以降、この合法化されたミサンドリー(男性蔑視)が、裁判所・教育機関・政府委員会・企業から、雇用・結婚・離婚・セクハラ・暴力・人権に影響を与える法律や政策に至るまで、いかに浸透していったかを論じている。
なお、この本の巻末に、翻訳者の久米氏による後書きが掲載されている。これを読むと、マスキュリズムは困難な荊の道であるが、ジェンダー平等を実現するためには必要不可欠であることがよくわかる。
法制度における男性差別: 合法化されるミサンドリー

正しいオトコのやり方―ぼくらの男性解放宣言(フランシス バウムリ著,下村満子翻訳,学陽書房,1991年)
30年以上前のアメリカで出版された本の翻訳である。原著は、Francis Baumli の "Men freeing men" であり、本書はその一部を日本語訳している。30年以上も前の、それも海外のことを取り上げている本だが、読む価値はかなりあるだろう。内容は確かに古いものの、過去のアメリカと今の日本は重なる部分もあって、生きた内容として読めると思う。特に、マスキュリズム・男性差別・弱者男性問題に関心のある方や、男性が男性であるが故にもれなく不条理に背負わされてしまう様々な苦しみに対して問題意識を持つ人には強く薦めたい。
正しいオトコのやり方―ぼくらの男性解放宣言
フランシス バウムリ (著), 下村満子 (翻訳)
学陽書房


男が崩壊する(ハーブ・ゴールドバーグ著,下村満子翻訳,PHP研究所,1982年)
ハーブ・ゴールドバーグの名著、"THE Hazards of Being Male" の邦訳版です。かなり古い本ですが、一読の価値のある本だと思います。第12章「男であることの危機」,第6章「束縛から逃れられない男たち」,第4章「感情 ― 男が本当に恐れるもの」だけでもよいので、読まれたいところです。
男が崩壊する (1982年)
ハーブ・ゴールドバーグ(著),下村満子(訳)
PHP研究所


脱男性の時代―アンドロジナスをめざす文明学(渡辺恒夫著,勁草書房,1986年)
『脱男性の時代』は、心理学者の渡辺恒夫氏が1986年に出版した本である。
( 註 : 読売グループの渡邉恒雄氏とは全くの別人である。念のため注意されたし )
僕は、彼こそが、我が国における〈 男性学 〉の祖であると思っている。
セクシュアル・マイノリティについての記述に紙幅を割いてはいるが、〈 弱者男性問題 〉,〈 男性差別問題 〉,〈 マスキュリズム 〉,〈 メンズリブ 〉,〈 男性解放運動 〉を考える上で大きな示唆を与えてくれる書籍である。これらの事項に関心のある方には、必要な部分のみを読むという形でも良いので、ぜひ一読をお薦めする。
脱男性の時代―アンドロジナスをめざす文明学
渡辺恒夫
勁草書房


マッチョになりたい!?―世紀末ハリウッド映画の男性イメージ(國友万裕著,彩流社,2011年)
20世紀末のハリウッド映画を取り上げた本だが、〈 男性学 〉の本でもある。著者のご専門が、ジェンダーとアメリカ映画なので、両方の要素を併せ持たせ、男性ジェンダーの角度からの映画分析に仕上がっている。
國友さんは、男らしくない男の子であったが為に、「女の腐ったような」と揶揄されたり、「男らしくあること」を強いられることで苦しみながら育ってきた方である。僕自身と重なるところがあり、彼の文章を読むとカタルシス効果を得ることが出来る。
この本を読むと、男性もまた(女性と同様に)ジェンダー規範による抑圧を受けながら生きているのだということがよく分かると思う。そして、男として生きることは如何に〈 痛い 〉し〈 苦しい 〉ことなのかということも分かるのではないかと思う。
マッチョになりたい!?: 世紀末ハリウッド映画の男性イメージ
國友万裕
彩流社


BL時代の男子学 ~21世紀ハリウッド映画に見るブロマンス~(國友万裕著,近代映画社,2014年)
これまでハリウッドは、ゲイ,同性愛といったものに対して否定的な描き方をしてきましたが、21世紀に入ってそれが逆転してきた。本書ではそうしたハリウッドの意識の変化と、現実社会における男性性の変化をリンクさせ、21世紀がいかにゲイ的な社会になってきているかをハリウッド映画を通して検証している。
BL時代の男子学 ~21世紀ハリウッド映画に見るブロマンス~ (SCREEN新書)

マスキュリニティで読む21世紀アメリカ映画(國友万裕著,英宝社,2021年) 
國友さんの最新刊。トクシック・マスキュリニティ(有害な男性性,男らしさ)の視点からハリウッド映画の構造を鋭く読み解く。膨大な数の映画を渉猟しつつ、ジェンダー強制の抑圧から逃れ得た、隠れた名作を探し出す。
『マッチョになりたい!?』と併せて読むと良いと思う。
マスキュリニティで読む21世紀アメリカ映画

『男は痛い!』
『男は痛い!』は、國友さんの 対人援助学マガジン における連載で、無料で読むことが出来る(PDFファイルをダウンロード)
『マッチョになりたい!?』と併せてご覧になることをお薦めする。
特に、女性(女児)からいじめ・暴力の被害を受けた男性(男児)の問題や、男性の性的羞恥心が軽視・無視されている問題などについては、國友さんご自身の経験なども踏まえて多く記述されている。

ぼくたちの女災社会(兵頭新児著,二見書房,2009年)
女災=女性災害 は、著者の兵頭氏による造語。兵頭氏は《 男性差別 》という語を好まず、《 女災 》という言葉を用いる。
女性災害とは、男女関係のあらゆるフェーズにおいて、事情の如何に関わらず常に「女性が被害者,男性が加害者」と決定づけられてしまうことを指す。
本書において、女性の加害者性とは、いかなる局面でも男性に対して《 被害者 》として振る舞うことが許されていること であり、男性の被害者性 とは、いかなる局面でも女性に対して《 加害者 》として振る舞うように仕組まれていること であると規定されている。これは兵頭氏独特のものであるが、大いにうなずかされるところであり、大変興味深い。
些か理解が難しい部分はあるものの、その内容はかなり本質を突いていて、実に良著なのだが、絶版となっているのが残念。ただし、Amazon の Kindle(電子書籍) で読むことができる。
ぼくたちの女災社会
兵頭新児
二見書房


兵頭新児の女災対策的読書

フェミニズムの害毒(林道義著,草思社,1999年)
どちらかというと、右より(保守)の視点からフェミニズムを批判する書。性別役割分業に肯定的な論調。一貫した立ち位置から、理路整然と書かれているので好感が持てる。
現代人(特に若者)は、知らぬうちに フェミニズム思想の影響を受けているケースが多いと思われるのだが、この本はその解毒剤として効力を発揮するはず。バランスを取る意味でも必読の書といえそう。
フェミニズムの害毒
林道義
草思社


男女平等への道(古舘真著,明窓出版,2000年)
どちらかというと、左より(革新)の視点からフェミニズムを批判する書。性別役割分業に否定的な論調。
「保守派の頑固じじい」にも「過激なフェミニスト」にも批判的で、虚弱な男性や気の弱い男性などのように男女双方から相手にされない非力な弱者の立場から男女平等を論じた、貴重な本。真の男女平等を求める姿勢で、公正に書かれているので、共感をもって読むことが出来る。 
男女平等への道
古舘 真
明窓出版


日本の男性の人権(山本弘之著,ブイツーソリューション,2009年)
男性差別問題を取り扱った書籍が少ないことを憂う著者が、自費出版の形で世に送り出した書籍。
さまざまな男性差別を挙げていて、参考になる。データの類もしっかりと掲載されている。
日本の男性の人権
山本弘之
ブイツーソリューション


男は虐げられている(竹中英人著,郁朋社,1999年)
「男は弱くなった」「男は変わろうとしない」など現代社会ではとかく批判されがちな男たち。男らしさを取り戻すべきなのか、捨てるべきなのか、世の男たちに贈る理論武装のための一冊。
男は虐げられている
竹中英人
郁朋社


☆ web サイト/ nоte /個人ブログなど   

茂澄遥人 男にも幸せに生きる権利がある
茂澄遙人

茂澄遙人

男にも幸せに生きる権利がある

茂澄遙人

 

自作されている『統計データ画像集』は圧巻の一言である。厚生労働省や警察庁や内閣府などが発表した公的な統計データを使ってグラフ化した画像が多数掲載されている。男性から見た男女の不平等がひと目でわかるデータが揃っている。
また、《慈悲的性差別》や《有害な女らしさ》や《受動的攻撃性》など、マスキュリズムに取り組むうえで考えるべきトピックについての考究もたいへん役立つ。

nоte でマスキュリズム関連記事を投稿されている方々 

ウィックジェイ(K/G40xWlKJ)|note

ウィックジェイ(K/G40xWlKJ)|note

ミソジニーガチ勢のマスキュリスト左派。といっても世間的なミソジニーには批判的立場。我々は伝統主義のためではなく、あくまで平等と自由のために戦うべきだ。 #AF4 #Ant...

note(ノート)

 


okoo20|note

okoo20|note

マスキュリズム関連をかじってるペンギン? が、流氷に乗ってnoteに流れ着いてきました。 マスキュリズム関連を中心に何か趣味の物でも書けたらやっていく予定。

note(ノート)

 


MRA for eveyone|note

MRA for eveyone|note

note(ノート)

 



女に生まれたかった男が男女について考える  

女に生まれたかった男が男女について考える

「女に生まれたかった男」が、男女、男性差別、女性羨望について考えます。

女に生まれたかった男が男女について考える

 

「女に生まれたかった男」である管理人さんが、男女論,男性差別,女性羨望などについて真剣に考究しておられます。読み応えのあるブログです。


男性差別とたたかう者のブログ(多様性と人権の尊重を求めて)
男性の性的羞恥心が軽視・無視されていることなどに疑問を呈し、現在の男女共同参画のあり方の問題点(理念と現実の乖離)を指摘されています。


National Coalition For Men 

National Coalition For Men (NCFM)

National Coalition For Men (NCFM)

 

NCFMは、1977年から活動しているアメリカの男性団体です。
NCFM is dedicated to the removal of harmful gender based stereotypes, especially as they impact boys, men, their families and those who love them.
(NCFMは、ジェンダーに基づく有害な固定観念(特に男児,男性,その家族や彼らを愛する人々に影響のあるもの)を除去することを目指して活動している)


メンズリブ 男性運動を行うために。

男性にも人権を! 男性も暮らしやすい社会づくりを!

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書籍・webサイトの紹介(弱者男性問題・男性差別問題・女災関係)

2014-06-11 00:16:04 | ご案内
2023年版を更新しました。こちらをご覧ください。
(以下は、2014年版のリストです。一応、記録として残しておきます)


ここでは、《 弱者男性問題 》,《 男性差別問題 》,《 女災(女性災害) 》,《 マスキュリズム 》,《 メンズリブ 》,《 男性解放運動 》などの語に関わる問題を考えるために参考になりそうな書籍やwebサイトを紹介します。

書籍については、その内容のことなど書き添えています。参考にしてください。

webサイトは、基本的にはリンクのみとなっています。いろいろなサイトがあります。
なお、あくまでも「参考になりそう」という範疇でサイトを列挙しています。したがって、リンク先の述べている内容と僕の考えやスタンスには、乖離がある場合も多々あります。その点を承知いただいたうえでご覧ください。


男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問(ワレン・ファレル著,久米泰介翻訳,作品社)
およそ20年前のアメリカで出版された本の翻訳である。原著は、Warren Farrell の "The Myth of Male Power" であり、本書はそれを(一部の章を除いて)日本語訳している。原著者のワレン・ファレル氏は、アメリカの社会学者で、マスキュリズムの大御所のような人物である。男性の被害者性や男性の苦しみなどにきちんと光を当て、そこからの解放を目指している。本書で彼は、男性も社会の中で差別されているという事実を、様々な具体例やデータによって提示している。本書を読むことで、これまで見えていなかった〈 男性差別 〉、あるいは、男性の弱者性,脆弱さ,被害者性などが、鮮明に見えてくるであろう。アメリカでは30万部を売り上げてベストセラーになったこの良著は、(悲しいことでもあるが)今でも色あせていない。本書が、多くの人の目に触れることを願いたい。
男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問
ワレン・ファレル(著),久米 泰介(翻訳)
作品社


久米泰介 (『男性権力の神話』を翻訳した久米氏のページ)

正しいオトコのやり方―ぼくらの男性解放宣言(フランシス バウムリ著,下村満子翻訳,学陽書房)
20年以上前のアメリカで出版された本の翻訳である。原著は、Francis Baumli の "Men freeing men" であり、本書はその一部を日本語訳している。20年以上も前の、それも海外のことを取り上げている本だが、読むに値する価値はかなりあるだろう。内容は確かに古いものの、過去のアメリカと今の日本は重なる部分もあって、生きた内容として読めると思う。特に、男性差別(女災,弱者男性問題)に関心のある方や、男性が男性であるが故にもれなく不条理に背負わされてしまう様々な苦しみに対して問題意識を持つ人には強く薦めたい。
正しいオトコのやり方―ぼくらの男性解放宣言
フランシス バウムリ (著), 下村満子 (翻訳)
学陽書房


男が崩壊する(ハーブ・ゴールドバーグ著,下村満子翻訳,PHP研究所)
ハーブ・ゴールドバーグの名著、"THE Hazards of Being Male" の邦訳版です。かなり古い本ですが、一読の価値のある本だと思います。第12章「男であることの危機」,第6章「束縛から逃れられない男たち」,第4章「感情 ― 男が本当に恐れるもの」だけでもよいので、読まれたいところです。
男が崩壊する (1982年)
ハーブ・ゴールドバーグ(著),下村満子(訳)
PHP研究所


脱男性の時代―アンドロジナスをめざす文明学(渡辺恒夫著,勁草書房)
『脱男性の時代』は、心理学者の渡辺恒夫氏が1986年に出版した本である。
( 註 : 読売グループの渡邉恒雄氏とは全くの別人である。念のため注意されたし )
僕は、彼こそが、我が国における〈 男性学 〉の祖であると思っている。
セクシュアル・マイノリティについての記述に紙幅を割いてはいるが、〈 弱者男性問題 〉,〈 男性差別問題 〉,〈 マスキュリズム 〉,〈 メンズリブ 〉,〈 男性解放運動 〉を考える上で大きな示唆を与えてくれる書籍である。これらの事項に関心のある方には、必要な部分のみを読むという形でも良いので、ぜひ一読をお薦めする。
脱男性の時代―アンドロジナスをめざす文明学
渡辺恒夫
勁草書房


マッチョになりたい!?―世紀末ハリウッド映画の男性イメージ(國友万裕著,彩流社)
20世紀末のハリウッド映画を取り上げた本だが、〈 男性学 〉の本でもある。著者のご専門が、ジェンダーとアメリカ映画なので、両方の要素を併せ持たせ、男性ジェンダーの角度からの映画分析に仕上がっている。
國友さんは、男らしくない男の子であったが為に、「女の腐ったような」と揶揄されたり、「男らしくあること」を強いられることで苦しみながら育ってきた方である。僕自身と重なるところがあり、彼の文章を読むとカタルシス効果を得ることが出来る。
この本を読むと、男性もまた(女性と同様に)ジェンダー規範による抑圧を受けながら生きているのだということがよく分かると思う。そして、男として生きることは如何に〈 痛い 〉し〈 苦しい 〉ことなのかということも分かるのではないかと思う。
マッチョになりたい!?: 世紀末ハリウッド映画の男性イメージ
國友万裕
彩流社


『男は痛い!』
『男は痛い!』は、國友さんの 対人援助学マガジン における連載で、無料で読むことが出来る(PDFファイルをダウンロード)
『マッチョになりたい!?』と併せてご覧になることをお薦めする。
特に、女性(女児)からいじめ・暴力の被害を受けた男性(男児)の問題や、男性の性的羞恥心が軽視・無視されている問題などについては、國友さんご自身の経験なども踏まえて多く記述されている。

ぼくたちの女災社会(兵頭新児著,二見書房)
女災=女性災害 は、著者の兵頭氏による造語。兵頭氏は《 男性差別 》という語を好まず、《 女災 》という言葉を用いる。
女性災害とは、男女関係のあらゆるフェーズにおいて、事情の如何に関わらず常に「女性が被害者,男性が加害者」と決定づけられてしまうことを指す。
本書において、女性の加害者性とは、いかなる局面でも男性に対して《 被害者 》として振る舞うことが許されていること であり、男性の被害者性 とは、いかなる局面でも女性に対して《 加害者 》として振る舞うように仕組まれていること であると規定されている。これは兵頭氏独特のものであるが、大いにうなずかされるところであり、大変興味深い。
些か理解が難しい部分はあるものの、その内容はかなり本質を突いていて、実に良著なのだが、絶版となっているのが残念。
ぼくたちの女災社会
兵頭新児
二見書房


兵頭新児の女災対策的読書

フェミニズムの害毒(林道義著,草思社)
どちらかというと、右より(保守)の視点からフェミニズムを批判する書。性別役割分業に肯定的な論調。
女性敵視や女性蔑視にはなっておらず、理路整然と書かれているので好感が持てる。
現代人(特に若者)は、知らぬうちに フェミニズム思想の影響を受けているケースが多いと思われるのだが、この本はその解毒剤として効力を発揮するはず。バランスを取る意味でも必読の書といえそう。
フェミニズムの害毒
林道義
草思社


林道義のホームページ

男女平等への道(古舘真著,明窓出版)
どちらかというと、左より(革新)の視点からフェミニズムを批判する書。性別役割分業に否定的な論調。
「保守派の頑固じじい」にも「過激なフェミニスト」にも批判的で、虚弱な男性や気の弱い男性などのように男女双方から相手にされない非力な弱者の立場から男女平等を論じた、貴重な本。真の男女平等を求める姿勢で、公正に書かれているので、共感をもって読むことが出来る。
男女平等への道
古舘 真
明窓出版


「ある作家のホームページ」(古舘真さんのページです)

日本の男性の人権(山本弘之著,ブイツーソリューション)
男性差別問題を取り扱った書籍が少ないことを憂う著者が、自費出版の形で世に送り出した書籍。
さまざまな男性差別を挙げていて、参考になる。データの類もしっかりと掲載されている。
ただ、少し文章が拙い印象を受けてしまう点と、感情に走ってしまっているように見える部分がちらほらある点が残念。
日本の男性の人権
山本弘之
ブイツーソリューション


男は虐げられている(竹中英人著,郁朋社)
実はこの書籍はまだ読めていません。いつか読みたいと考えているので、読む方法を画策中。
男は虐げられている
竹中英人
郁朋社


女に生まれたかった男が男女について考える
「女に生まれたかった男」である管理人さんが、男女論,男性差別,女性羨望などについて真剣に考究しておられます。読み応えのあるブログです。

男性差別とたたかう者のブログ
男性の性的羞恥心が軽視・無視されていることなどに疑問を呈し、現在の男女共同参画のあり方の問題点(理念と現実の乖離)を指摘されています。

National Coalition For Men
NCFMは、1977年から活動しているアメリカの男性団体です。
NCFM is dedicated to the removal of harmful gender based stereotypes, especially as they impact boys, men, their families and those who love them.
(NCFMは、ジェンダーに基づく有害な固定観念(特に男児,男性,その家族や彼らを愛する人々に影響のあるもの)を除去することを目指して活動している)

【第2回】語られざる男性差別(日経ビジネスオンライン)

メンズリブ 男性運動を行うために。

男性にも人権を! 男性も暮らしやすい社会づくりを!


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書籍・映画の紹介(同性愛やセクマイ関係)

2013-03-04 12:17:53 | ご案内
同性愛( = ホモセクシャル,ゲイ / レズビアン )や セクシャルマイノリティ( = 性的少数者,LGBT )のことについて知ってみたいという方のために、僕がおススメする書籍や映画を紹介します。

■ 一般論を述べた本
ここでは、一般論を概説的に述べた本を中心に紹介します。教科書的な本を求められている方にはおススメです

・ プロブレムQ&A 同性愛って何?―わかりあうことから共に生きるために(伊藤悟 他著,緑風出版)
プロブレムQ&A 同性愛って何?―わかりあうことから共に生きるために
伊藤 悟,大江 千束,小川 葉子,石川 大我,簗瀬 竜太,大月 純子,新井 敏之
緑風出版

同性愛についてありがちな疑問や誤解について、Q&A形式で述べた本です。
一般論として同性愛について知りたい方はこの本をおすすめします。あらゆる疑問が解決することでしょう。
著者は基本的に同性愛者(ゲイ / レズビアン)の当事者たちです。

・ セクシュアルマイノリティ 第3版(セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク編著,明石書店)
セクシュアルマイノリティ第3版
ロニー アレキサンダー,池田 久美子,岡部 芳広,木村 一紀,黒岩 龍太郎,高取 昌二,土肥 いつき,宮崎 留美子
明石書店

高等学校や大学等で教員をしているセクシャルマイノリティの当事者たちが、わかりやすく平易で明快な記述を心がけて、インターセックス,トランスジェンダー,同性愛について概説した書籍です。
扱っている分野は幅広いですが、内容はしっかりしています。教科書のような感じで理解を深めることができるでしょう。
文字も大きく、記述も平易なので、高校生以上であれば十分理解できます。

・ 「性別が、ない!」人たちとのつきあい方 ~実はあなたにも当てはまる20の性別パターンガイド~(新井祥著,ぶんか社)
「性別が、ない!」人たちとのつきあい方 ~実はあなたにも当てはまる20の性別パターンガイド~
新井祥
ぶんか社

この本では、トランスジェンダー や 無性愛(ア・セクシャル) などについて、漫画なども交えながらわかりやすく描かれています(《 真性ゲイ 》と《 真性レズビアン 》についてはほとんど言及はありません)。
ゲイやレズビアン以外のさまざまなセクシャルマイノリティについて知ってみたい方はぜひご一読ください。

・ 虹色の貧困(竜超著,彩流社)
虹色の貧困―L・G・B・Tサバイバル!レインボーカラーでは塗りつぶせない「飢え」と「渇き」
竜超
彩流社

この本は主にセクシャルマイノリティの当事者におススメしたい本です。当事者には一度は読んでほしい本だなあと個人的に思っております。ほかの本ではなかなか触れていない(触れられない?)ことがいろいろと書いてある本です。
もちろん、当事者でない方が読んでもよいと思います。とくに貧困問題に関心のある方は、示唆を受けられるかもしれません。

■ 特定の人物等にスポットを当てた本(ドキュメンタリー等)
ここでは、特定の人物等にスポットが当たっているドキュメンタリーのような本を中心に紹介します。具体的なイメージをつかみたい方にはおススメです

・ ボクの彼氏はどこにいる?(石川大我著,講談社文庫)
ボクの彼氏はどこにいる? (講談社文庫)
石川大我
講談社

真性ゲイの当事者である、石川大我さんが、ご自身の生い立ちをつづられた本です。
あくまでも石川さんという1人の人物のことを(ご自身が)書いた本なので、一般論ではありません。
リアルな1人の人物を描いているので、実感はわきやすいかもしれません。
現状において、ゲイの少年あるいは青年がどのようなことを感じながら成長していくのかを知るための1つの手がかりになるでしょう。
(文庫版と単行本版がありますが、文庫本で加筆された分があるので、これから読まれる方には文庫版をお勧めします)

・ カミングアウト・レターズ(砂川秀樹 + RYOJI 著,太郎次郎社)
カミングアウト・レターズ
砂川秀樹 + RYOJI
太郎次郎社エディタス

ゲイやレズビアンの当事者と、カミングアウトを受けた家族や教師との間の往復書簡集です。双方の気持ちがとても伝わってきます。
いろいろな人に読んでほしい本ですが、特にこれからカミングアウトを考えておられる方にはぜひ読んでいただきたい、そんな本です。

・ 男ふたり暮らし(伊藤悟著,太郎次郎社)
男ふたり暮らし―ぼくのゲイ・プライド宣言
伊藤悟
太郎次郎社


・ 男と男の恋愛ノート(簗瀬竜太 + 伊藤悟著,太郎次郎社)
ゲイ・カップル 男と男の恋愛ノート―恋と暮らしと仕事のパートナーシップ
簗瀬竜太 + 伊藤悟
太郎次郎社


これら2冊は、伊藤さんと簗瀬さんのゲイカップルが同居生活をした経験を記したドキュメンタリです。
『男ふたり暮らし』は主に伊藤さんの視点から、『男と男の恋愛ノート』は主に簗瀬さんの視点から語られます。

■ 同性愛を描いた映画
ここでは同性愛を主題として扱った映画を紹介します。映像という形でより鮮明なイメージをやわらかく与えてくれると思います

・ ハッシュ! (橋口亮輔監督)
ハッシュ! [DVD]
橋口亮輔監督作品
Happinet(SB)(D)


・ 渚のシンドバッド (橋口亮輔監督)
渚のシンドバッド [DVD]
橋口亮輔監督作品
東宝


『ハッシュ!』と『渚のシンドバッド』は、ともに橋口亮輔監督の作品です。橋口監督ご自身は真性ゲイの当事者であり、公にカミングアウトして活動されています。
『渚のシンドバッド』は1995年に公開された作品で、高校2年生のゲイの男の子が主人公です。主人公はクラスメイトの男の子に恋をしてしまうのですが、相手の男の子は異性愛者だからその恋は叶うものではなく…。とても切ないですが、甘酸っぱい青春を感じさせてくれる良作だと思います。問題提起もふんだんに含んでいます。
『ハッシュ!』は2001年に公開された作品で、30歳のゲイのカップルと、同年代の女性のお話です。切なさが強く表れていた『渚のシンドバッド』と比べると明るくさわやかなタッチの作品に仕上がっています。それでいて、さらに深い作品になっているとも思います。たいへんおススメの映画です。この作品については、僕の書いた紹介記事 もありますので、あわせてご覧ください。

・ トーチソング・トリロジー (ポール・ボガート監督)
トーチソング・トリロジー [DVD]
ポール・ボガート監督作品
IMAGICA TV


『トーチソング・トリロジー』は、やや古いアメリカの映画です。クライマックスの部分、ゲイの主人公・アーノルドとその母親のやりとりがあるのですが、そこが最高にいいです。いろいろな論点を提示してくれます。
また、同性愛嫌悪や憎悪犯罪(ヘイトクライム)についても如実に描かれています。作品中では、主人公の最愛の恋人が、憎悪犯罪によって命を奪われてしまいます。

・ あしたのパスタはアルデンテ
あしたのパスタはアルデンテ [DVD]
クリエーター情報なし
オンリー・ハーツ



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2012-04-27 12:00:00 | ご案内
Nikkoh のブログへようこそ。
ゲイ(男性同性愛者 / ホモセクシュアル)の Nikkoh が、徒然なるままにいろいろ書いてます。
マスキュリズム / メンズリブ にも関心があり、調べたり考えたりしています。

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参加している勉強会・サークル関連

豆腐さん の『 セクシュアリティ勉強会 』 についての記事は、カテゴリ セクシュアリティ勉強会 からどうぞ。

・ 『 僕らのゲイライフプロジェクト 』(略称:ゲイプロ)についての記事は、カテゴリ 僕らのゲイライフプロジェクト からどうぞ。

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同性愛・セクシュアリティ関連の主要記事

・ 『(極私的な)ゲイFAQ 』というシリーズを5回にわたって更新しました。ゲイについて、主に非当事者の方が抱くのではないかと想定される疑問・質問に、ゲイの僕が答えてみるという企画です



「無性の♂」と「ゲイ」の狭間で

僕はゲイを名乗っていますが、その中ではかなりの変わりダネです。そして、いわゆる、ノンセクシュアルに近い部分をかなり持っています。そのあたりのことについて考察しました(2013年10月27日公開)

・ ゲイのカミングアウトに関して、セクシュアリティ勉強会で『カミングアウト・レターズ』に所収されている往復書簡を題材に考察を深めた際の記事です。かなり長くなってしまいましたが、読み応えはあると思います

〈 親と子 〉
セクシュアリティ勉強会(第3回平日夜の部) 前編(2013年9月6日公開)
セクシュアリティ勉強会(第3回平日夜の部) 前編(2013年10月9日公開)

〈 教師と学生 〉
第10回セクシュアリティ勉強会(2013年6月23日公開)


ゲイ(ホモ)であることに気づいたのは?

ゲイであることは生得的で、僕にとってはきわめて自然なことです。ゲイであることを自覚するようになったころの記事を書きました(2012年6月26日公開)

同性愛を嘲笑の対象にされるのがなぜ嫌か

「なんでそんな細かいことに目くじらを立てるの?」という方は、こちらを読んでいただくと答えになるかもしれません(2012年8月22日公開)

ジェンダー関連の主要記事

僕と 《 男らしさ 》 -少し「ジェンダー」を考える (2012年7月31日公開)
僕とジェンダーフリー (2013年1月26日公開)
 ※ 関連記事 → 僕とぬいぐるみ
ゲイ(ホモ) はみんな女性的? (2013年1月17日公開)
『男性保育士物語』を読んで (2013年2月3日公開)
〈 手弱男 〉というマイノリティ (2014年2月22日公開)


弱者男性問題・男性差別問題・女災関連の主要記事

I.『全米男性会議とフレッド・ヘイワード』シリーズ

30年前のアメリカにおける、マスキュリズム / メンズリブ について知るための連載です。
第7講と第8講がなかなか更新できずにおります。
いずれ書き上げるつもりではいます。

全米男性会議 と フレッド・ヘイワード (1)【イントロダクション】 (2013年7月20日公開)
全米男性会議 と フレッド・ヘイワード(2)【第1回全米男性会議のこと】 (2013年7月27日公開)
全米男性会議 と フレッド・ヘイワード(3)【フレッドの体験(前編)】 (2013年7月28日公開)
全米男性会議 と フレッド・ヘイワード(4)【フレッドの体験(後編)】 (2013年8月3日公開)
全米男性会議 と フレッド・ヘイワード(5)【フレッドの基調講演(前編)】 (2013年8月9日公開) 
全米男性会議 と フレッド・ヘイワード(6)【フレッドの基調講演(後編)】 (2013年8月27日公開)


II.国際男性デー(IMD)記念ミニ連載 ~男性の健康問題~

【1】男性と女性の平均寿命の差について (2013年11月14日公開)
【2】年齢別生存数の男女差について (2013年12月15日公開)


III.女性による男性への暴力・虐め等の被害に関する記事


男性DV被害者のこと (2013年4月12日公開)
男性のDV被害についての記事 (2013年10月16日公開)
男性のDV被害に関する社会実験(英国) (2014年6月13日公開)


IV.男性の性的羞恥心に関する記事



V.男性問題考察・雑感

弱者男性問題(男性差別・女災)についての個人的考察 (2013年4月5日公開)

今日は《 国際男性デー 》です (2013年11月19日公開)
遺族補償年金の男女格差に違憲判決 (2013年11月26日公開)
『男は痛い!』(國友万裕)に共感 (2013年12月17日公開)
『マッチョになりたい!?』を読んでいます (2014年1月25日公開)
〈 手弱男 〉というマイノリティ (2014年2月22日公開)


下の記事は、少々感情的になりすぎているきらいがあります。
その点ご承知のうえ、下の記事をご覧くだされば幸いです。



VI.女性専用車両

以下は、過去に書いた女性専用車関連の記事です。今でも女性専用車に懐疑的という立場は変わっていませんし、記事に書いたような意見は持ち続けています。しかし、書きたいことは書き尽くしたというのもありますが、今の僕の中での位置づけでは、この問題の優先度は低くなっています。
《 男性の生命が女性の生命と比べて軽んじられている問題 》や《 弱い男性をとりまく諸問題 》などに、より高い優先度があると、今の僕は考えています。

女性専用車への疑問 (2012年8月23日公開)
続・女性専用車への疑問 (2012年11月26日公開)

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