Nikkoh の 徒然日記

ゲイ(=男性同性愛者)の Nikkoh が、日々の雑感やまじめなこと、少し性的なことなどを、そこはかとなく書きつくります

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男子には更衣室が用意されなかったことに対する投書

2018-07-26 09:03:47 | 男性差別 IV (性的羞恥心のこと)

( ※ 弱者男性問題,男性差別,女災,マスキュリズム,メンズリブ,男性解放,男性運動などのキーワードにアレルギー反応を起こす方は、お読みにならないことを推奨します )

男性の性的羞恥心が軽視あるいは無視されてしまう問題 は、マスキュリズム(男性差別に反対する思想・運動)で取り扱うべき重要な問題の1つです。

2018年7月24日付の読売新聞に、中学生の投書が掲載されました。
全文を引用します。

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『男子着替え 見られていいのか』 14歳 中学生

剣道大会に行った時のこと。
男子は大会会場の観覧席で、女子は更衣室で着替えることになった。
「男子は着替えを見られても構わない」のだろうか。
日本はよく「男尊女卑」の社会だと言われる。
しかし、男性が女性に年齢や電話番号を聞けばセクハラ認定されるのに、その逆はあまり聞かない。
もちろん、女性に性的な発言をすることは慎むべきだ。
だが、今のままの流れだと、やがて「女尊男卑」の社会につながってしまうのではないか。
男女が同じ立場で扱われることを望みたい。

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今でもこういうことが起こるのですね。残念な話です。
性的羞恥心は男女ともにあるので、等しく配慮されるのが当然だと思います。
更衣室が1つしかないのだとしたら、例えば時間をずらして利用することはできないのでしょうか。
あるいは、他の部屋を更衣室として利用することはできなかったのでしょうか。

投書をした中学生が「男尊女卑」「女尊男卑」の語を使っているので、ここで不毛な論争が起こるかもしれません。

“尊”とか“卑”とかいうのは、価値判断であって、各人のとらえ方・感じ方によってずれてきます。
同じ状況を見ても、まったく反対のとらえ方・感じ方をする人がいます。

女子のみに更衣室が用意されていて、男子には更衣室が用意されない事象に対して、例えば以下のようなとらえ方・感じ方があるでしょう。

1)女子は性的羞恥心に配慮されて、更衣室が利用できる。男子の性的羞恥心は無視されて、更衣室が利用できない。
  つまり、女子は大切にされ(尊ばれ)、男子は粗末な扱いを受けている ⇒ 「女尊男卑」

2)男子はどこでも着替えることができるという特権を持っている。女子は着替え場所について制約を受ける。
  つまり、男子は自由度が大きく、女子は自由度が小さい ⇒ 「男尊女卑」

今回の投書をした少年は、1)のとらえ方で、「女尊男卑」と書いたのだと思います。
男子にも性的羞恥心があり、したがって女子と同じように配慮が必要であるという問題提起をしているのは明白です。

一方、2)のとらえ方をする人たちもいますね。
そういう人たちは、少年が「女尊男卑」という語を使ったことに反論したくなることでしょう。

男性から女性への性的加害が多くあるというのは、事実です。
そのため、女性は自分を性的被害から守らなければならず、制約を多く受けるというのはわかります。

ただ、男性が性的被害を受けることは無いのでしょうか?
そんなことはありません。男性もまた、性的被害を受けることがあります。

男性には性的羞恥心が無いのでしょうか? 
そんなことはありません。男性にもまた、性的羞恥心があります。

男性と一口に言っても色々で、性的羞恥心が強くない男性の場合であれば「どこでも着替えることができる」のでしょう。

しかし、性的羞恥心が強い男性の場合、そうはいきません。
性的にまなざされることに敏感な感性を持つ男性にとって、観覧席のような異性を含めた不特定多数の人の目にさらされる場所での更衣は、大きな苦痛となります。

そういった人たちに対しても、「男子はどこでも着替えることができるという特権を持っている」といえるでしょうか?

「性的羞恥心が強い人」という集合の中で、おそらく男性は少数者(マイノリティ)です。
女性の性的羞恥心には配慮されるが、男性の性的羞恥心には配慮されないということが多々起こります。
これは、性的羞恥心の強い男性がマイノリティだからなのだと思います。
他のマイノリティの問題と同じように、この問題も理解されづらく、いろいろな障壁があるでしょう。

※ ジェンダー論やフェミニズムの知識がある人、マイノリティの問題に取り組んでいる人でも、
いやむしろ、そういう人だからこそ、性的羞恥心の強い男性を踏みにじってしまっている場面を多く目にします。
とても残念な話です。
性的羞恥心の強い男性が、不公平感を持つのは、当たり前のことです。
女性は、自分たちが望んでもなかなか受けることができない配慮を受けることができるのですから。
他のマイノリティの問題で、当事者が不公平感を持つのと、同じ構造です。
この点を理解してほしいものです。
(なかなか理解されないでしょうけれど。あるいは、理解しようとしないでしょうけれど)


今回の場合、「女子のみに更衣室が用意されていて、男子には更衣室が用意されない事象」があったのでした。
それを「男尊女卑」ととらえるか「女尊男卑」ととらえるかを、いくら議論しても不毛です。

僕たちが目を向けるべき点は、そこ(解釈)ではなく、

男子に更衣室が用意されないことで、不快に思ったり苦痛に感じたりしている人がいる

という事実です。

扱いに差があって困っている人がいるので、差をなくしましょうという、ただそれだけの話です。

冒頭で書いた通り、男子更衣室を用意したり、時間差をつけて男女で更衣室を利用したり、いろいろとやり方はあるでしょう。


☆ 関連記事(よろしければあわせてどうぞ)
 男子生徒への半裸強制に関する新聞記事(1) ~男性の性的羞恥心を考えるために~ 
 男子生徒への半裸強制に関する新聞記事(2) ~男性の性的羞恥心を考えるために~




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寒波と散髪の話

2017-01-15 19:38:40 | 日記(日常の雑感とか)
散髪の 時期になれども この寒さ 三分に刈るか はたまた五分か (日光詠)

昨日・今日と、日本列島は極寒。
ちょうどセンター試験の日でもあり、大学受験生や、試験運営関係者にとっては本当に大変でしたね。
よりによって、このタイミングで……と思うのですが、なんだか毎年毎年同じことを言っているような気もします。

センター試験の日 = 寒い&雪が降る

という印象があるのは、僕だけでしょうか?

これについては、データからしっかりと検証してみたいものですね。
気象庁のサイトから、過去の観測データがいつでも閲覧できるので。

閑話休題。

冒頭の和歌は、今日の思いを詠んだものです。

僕はもう長いこと丸刈りにしていて、だいたい「月イチ」のペースで、近所の理髪店にてバリカンを入れてもらっています。
(顔剃りとシャンプーもしてもらいます)

先月の散髪が月の半ば頃だったので、本来ならば今日辺りに散髪へ行くのが理想的だったのですが、極寒だわ雪は降るわで外出する気が起らず、先延ばしとなりました。

「三分」とか「五分」とか出てくるのは、長さを表しています。

基本的には、「三分刈り」とか「二枚刈り」とか言われる、5~6mm の長さにしています。
でも、この時期だけは、もう一段階だけ長くしようかと迷うことが多いのです。
そうすると、「五分刈り」とか「三枚刈り」ということになり、8~9mm の長さになります。

今度の週末には、無事に散髪できたら良いな~。
そのためにも、寒さは少し控えめでお願いしたいものです


※ 「○分刈り」表現とミリ数の対応は、以下のようになっているようです。

1厘刈り =  0.3mm
5厘刈り =  1.5mm
1分刈り =  3mm
3分刈り =  6mm
5分刈り =  9mm
7分刈り = 12mm

※ 「○枚刈り」の場合は、以下のような対応関係があるようです。

1枚刈り =  2mm
2枚刈り =  5mm
3枚刈り =  8mm
4枚刈り = 11mm
5枚刈り = 13mm


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2016年が終わりますね(今更ながらの仙台探訪記)

2016-12-31 17:30:23 | 日記(日常の雑感とか)
ずっとこのブログを更新できずにいるうちに、1年が経ってしまいましたね。
あとほんのしばらくで、2016年が終わってしまいます。

僕はわりと平和な一年をすごすことができました。
ありがたいことです。平和が一番です。

私的な一番のニュースは、初めて東北地方へ足を踏み入れたことです。
8月初旬に、杜の都・仙台を訪れました。

せっかくですから、賑やかしがてら、そのときの写真でも載せておくことにしましょう。
(小さな写真はクリックすると大きくなります)

■ 東北新幹線で仙台へ。

     

■ 「るーぷる仙台」で出発。

 

■ 「瑞鳳殿」を散策。

 

  

■ 「仙台城址」を散策。

 

 

 

  

■ 「地下鉄南北線」に乗車。出来たての地下鉄。
  青葉山駅は地下6階にあるのに、しばらく走ると、地上区間があったりします。高低差が大きな街ですね。

          

■ 「仙石線」で、あおば通 - 宮城野原 間を移動。
  観覧車のある球場で、野球観戦を楽しみました。

     

 

 

    

■ 「晩翠草堂」を訪れました。
  有名な唱歌『荒城の月』の作詞で知られる土井晩翠さんが、戦後に住んだ家です。
  仙台城(青葉城)をモチーフにして、あの格調高い歌詞を書いたのでしょうか。

   

 

 

 

 

 

 


以上となります。

末筆となりましたが、来たる2017年が、皆様にとって幸多き年となりますことを、心より祈念致します。

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寒さ本番へ

2016-01-18 21:50:22 | 日記(日常の雑感とか)
寒空を ゆるりと 遮断桿おりて 回送電車が のそりのそりと (日光)

先日の夜、自転車での帰途。
あと少しで踏切というところで、警報機が鳴り、遮断桿が下りてきました。
寒さに震えながら待っていると、やってきたのは回送電車。
それも、なかなかの低速でやってくるので、些か腹立たしく感じました。 
せめてスピーディーに通り過ぎて欲しいものですね。

年始は暖かかったのですが、このところ寒い日が続いています。
そして、この後、大きな寒波がやってくるようです。

・ 低温
・ 強風
・ 降雪


と、三拍子そろった日には、たまりません。

街中で雪が降って喜ぶのは、小さな子どもくらいのものでしょうね。
路面はすべりやすくなり、交通は麻痺するし、本当に良いことがありません。

強風は、痩肉虚弱クラスタの大敵です。
体力と気力を著しく消耗させていきます。
自転車を漕げども漕げども進まないというのは、つらいものがあります。

週間予報を見てみると、むこう一週間はずーっと寒いようです。
低温はもう仕方がないとして、強風と降雪はご勘弁願えれば、ありがたいのですけれど・・・。

早く春になって欲しいなー。
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DVの男性被害者に関する報道

2016-01-12 20:44:48 | 男性差別 III (暴力等の被害男性のこと)
このブログでは、DVの男性被害者 のことについて、何度か記事を掲載してきました。

男性DV被害者のこと (2013年4月12日)

男性のDV被害についての記事 (2013年10月16日)

男性のDV被害に関する社会実験(英国) (2014年6月13日)


これらの記事を通じて、“男性被害者”をとりまく苦しい状況を考察したり、“男性被害者”が矮小化されてしまっているということについて指摘したりしてきました。

先日、産経新聞社がDVの男性被害者の話題を取り上げているのを発見しました。
なかなか良い内容だと思いましたので、その内容を見てみることにしましょう。

【DV妻、急増中】男性に広がる被害、支援窓口が少なくて… 「このままでは危ない」
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恋人や配偶者からの暴力(DV)に悩む人は多い。これまで、「女性は被害者」というイメージが強かったDVだが、最近は男性の被害者が増えている。男性が被害者になる場合、社会的な立場などを気にして泣き寝入りせざるを得ないケースも多い。相談窓口もまだ少なく、被害者が孤立しがちな課題もある。

■ 家にいられない夫

「家にいるのが怖くてたまらない」。東京都内に住む30代の男性会社員は、妻と別居する2年前まで、妻から殴る、蹴るの暴力を日常的に受けていた。「リモコンの位置が違う」「すぐに返事をしなかった」など、きっかけはほんのささいなこと。しかし、妻は一度、気に障ることがあると、感情がセーブできず、血が出るまで暴力をふるうこともあった。
「このままでは危ない」。男性は妻と極力顔を合わせないようにと、会社が終わっても終電近くまで漫画喫茶などで時間をつぶした。妻が寝静まったのを見計らって家に入り、自分の寝室のドアの前に机を置いて、「妻が入ってこないように」とバリケードを作ってからでないと寝付けなかった。
「離婚」の文字が頭をかすめることもあったが、妻は離婚を拒否。妻から、こうした家庭の状況を「会社にばらすぞ」と脅され、打つ手が見当たらなかった。
男性からは次第に笑顔が消え、仕事中も上の空になることが多くなった。そんな男性を心配した知人に付き添われ、やっとの思いで弁護士事務所を訪れた。

都内に住む別の30代の男性は、一流大卒の妻から、高卒という自分の学歴をののしられる日々にじっと耐えている。 
すぐに返事をしないと「生活態度がなっていない」。子供が産まれた後、「しつけがなっていない」。ことあるごとに「これだから高卒は」と否定し続けられ、「俺はダメなんだ」と追い詰められてしまった。周囲のアドバイスから離婚を考えても、まだ幼い子供たちが妻に引き取られる可能性が高いことを考えると、その一歩が踏み出せないそうだ。

■ 被害を言い出せず

警察庁の統計では、DVの被害は年々増え続け、26年には過去最多となる約6万件となった。そのうち、男性の被害は10・1%で、22年の2・4%から4倍に増えている。男性のDV被害の相談を多く受け付けている森公任(こうにん)弁護士も「ここ4~5年で被害相談も増えた」と話す。
被害が増える一方、「助けて」と声を上げられない男性も多い。森弁護士は「家庭内のトラブルを外には知られたくないという男性が多い」と分析。「職場や親にばれれば立場がなくなる」「子供と離れるのは嫌だ」という心理状態から、救急車で運ばれるほどのけがをしながらも、「穏便に済ませたい」と警察に被害を届けなかった例もある。

■ 無理解で孤立も

こうした被害の実態がありながらも、男性が被害者になるケースの認知度は低く、理解不足から周囲からは「そんなはずない」という反応が返ってくることも珍しくない。そのため、森弁護士は「離婚を望む場合、立証できるものが何より必要」と力を込める。
例えば、妻に暴力をふるわれた際の診断書や、現場の写真や音源といった客観的な証拠が、裁判などで重視されるそうだ。
また、女性被害者の場合、避難用シェルターや専門の窓口などの支援が広まる一方、男性のDV被害者への支援はまだ薄いという課題もある。
平成13年から男性向けの夜間の電話相談を開設している東京ウィメンズプラザ(渋谷区)の担当者も「シェルターを紹介してと言われても、男性の入れるところは少ない。そもそも、仕事もあるので隠れても意味がない」と漏らす。男性には相談窓口や支援策などの情報が少なく、孤立しがちな傾向もみられる。
夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美さんは「男性が被害のDVは、これまでは、明らかになりづらかった。女から暴力をふるわれることは、恥ずかしくて言い出せなかった」と指摘。さらに、「『子供のため』と思って離婚できない人もいるが、母親が暴力をふるい、それに耐える父親を見て育った子供は、暴力もひとつの解決法と学習してしまう。将来、暴力をふるい、DVをする子供になってしまうかもしれない」と警鐘を鳴らしている。(中井なつみ、油原聡子)

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この記事で紹介されているデータ(警察庁の統計を元に作成)によると、DVの“男性被害者”の割合は10%とのこと(平成26年)。
ここ数年で急増しているように見えるけれど、おそらく被害を受けている人の数自体は、さほど変わっていないのではないでしょうか。
現に、2013年に書いた記事 で引用した、平成19年に京都市が行った調査では、DV被害経験のある男性が20%でした。また、平成21年に横浜市が行った調査では、DV被害経験のある男性が42%でした。

今回示されたデータは、「声を上げる人が増えた」ということを表しているのだろうと、僕は推測しています。
もともと、“男性被害者”はたくさんいたはずです。

記事中にも書かれていますが、女性からの 物理的 / 精神的 暴力・いじめを受ける男性には、独特の辛さがあります。
僕自身、小中学生時代のいじめで、経験しましたので、身を以て分かります。

より一層、理解が広がり、支援も充実していくことを願いたいです。

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