野の花だより

日々のささやかなこと*好きな音楽*のんびりと

幸せ

2009年09月06日 | あしあと
昨日は長男の学校の体育祭。
お年頃さなかの彼は、「来んでいいけん」と言い、
行けないなぁと思っていたけど
「今年は保護者がいっぱい来てる~多分、まぎれてわからんけん、おいで~!」と友達から連絡いただき
昼の部から駆け付けました。


せっかく行ったんだもの。
いっぱい目に焼き付けるぞぉ、
いっぱい声援送るぞぉ♪と、
またまたのぼせもんの母になる私σ(^^;)


この中学はなんだかあったかい。
なんでかな。
応援する子も本気で応援してる。
走る子も本気で走ってる。
先生達も生徒さん達のかたわらを駆け回り、笑い合いしておられて、あったかいなぁ。
小さい学校だから、どの子のこともわかる保護者さんが多くて
「あ!次、日向君だよ。行け~日向君~日向~日向~」と
居合わせた人がみんな声を揃えて応援してくれる。
あったかいなぁ。



三年生さんの中、二人だけ二年生が役員として入った、その一人の日向。
いろんな気持ちを味わいながら、役員として奮闘していることが
口数少ない彼だけれども伝わってきて
私はただただ心から応援するだけ。
体育祭前には連日、ばたんきゅうで、疲れもピークで食事も喉を通らないほど。
きっとやり遂げると、なにかが開ける、なにかを感じる、なにかをつかむ、そう思って
ただただ応援するのみ。


昨日はすがすがしい顔して帰宅した。
ほんとによくやったね。
先生方も私を見掛けて下さるたびに
「よくやってましたよ!」
「今夜はぐっすり休ませてあげてね!」
「ほんとにお疲れさまだよ!」
と声をかけて下さる。
学校でこんなふうに先生方、日向を見守っていて下さったんだなぁ、有り難いなぁ(^人^)



…母はくたくたで(^m^)
私も日向と一緒にばたんきゅう。
そして目覚めた朝、レースのカーテン越しの朝の光が
ほんとに美しくて
幸せだなぁとしみじみかみしめた。

洗濯物をしてくれて、干してある!
疲れきってたから、だんなさんが気遣ってくれたんだなぁ。有り難いなぁ。


幸せな朝。

胸にすうっとしみこんだ言葉

2009年09月03日 | あしあと
まだ読んでいないけど
今日、片付けをしていて
「これから読みたい本」置き場にあった文庫本を
ぱらぱらっと開いたら
この言葉に目がとまり、あぁ嬉しいなと思いました。
おぼえがきします。




かなしいことがあったら
ひとをうらまないこと
かなしいことがあったら
しばらくひとりぼっちになること
かなしいことがあったら
ひっそりと考えること




という言葉です。
(灰谷健次郎さんの「太陽の子」から)





私も
哀しいことに出会うことがあります。
そんな時
いつもひと呼吸おきたいと努めます。
それから
一度はしっかりとおなかの底からそのまんまの感情を味わったら
そのあとは、だれか人のせいにしたりしたくないし、
ここから大事なことを学ばしていただいて、明るいほうを見つめようと思っています。




ふと
山元加津子さんを思いました。
かっこちゃんのお話の中に
「安井くんのお話」という、とても好きなお話があって
「養護学校に入学する前に通っていた学校では、いじめられていたんだよ」と
安井君が話します。
「安井君はとっても優しくてすてきな人なのに、どうして?」と
かっこちゃんがびっくりして尋ねると
「なにもわかっちゃいないんだなぁ。
勉強ができないと、いじめられるんだよ」と
安井君は言いました。
それで、かっこちゃんは
思い当たることがあり「わたしのせいだ」と思います。
勉強をいっぱい、早く、間違わずにできることがいいことで
そうじゃない人はだめな人って
植え付けてきたのは、私だったんじゃないかなぁ…と。

☆別冊『たんぽぽ』の安井君のお話のページ

私はいつもこのお話を聞くたびに
かっこちゃんのことが好きになります。
だれかのせい
自分も含めるその他大勢のせい…じゃなくて
決してだれかを責めたりせず
わたしのせい
そう思われることに、頭が下がり、
すごく大事なこと、教わりました。




いろいろな出来事が私を育ててくれて
真に裏打ちされたほんとの人に
いつかなれたらいいなぁ。
今日、出会った言葉、嬉しかったなぁ。

幸せ

2009年09月03日 | あしあと
会うといつも
幸せな気持ちいっぱいになるお友達。
底抜けに優しくて、
ゆるゆる加減や、愉しみのつぼみたいなものがとっても近くて、
すごくくつろいで、幸せな気持ちが湧いてくるお友達。
すてきだけど、おもろくて、おもろいけど、すてきで
すごく好きなお友達。
お互いに、忙しく充実して過ごしているから、
いつもいつも会ったりふれあったりするわけではないけれど
会えた時に、あぁすてきな人だなぁ(*^^*)あぁ今日、今、会えて嬉しいなぁ(*^^*)あぁまた好きになった~(*^^*)と
いつも思うお友達。


その彼女から
うちに来ませんか~というお招きいただいて
喜んでくれるかなぁ~と
わくわく、にやにや(!)しながら作ったおみやげ。

プレゼントさせていただくと
すごく喜んで下さり
「あのね、すごく散らかっててはずかしいけど、
これ、飾る部屋、見てもらいたい」って
二世帯住宅の、若夫婦ファミリーの団欒のお部屋に
連れて行って下さいました。
なんだかほんとに嬉しかった。
「素」の部分に入れて下さった感謝やら
「この空間に仲間入りさせてもらって、飾って下さるんだなぁ」と、この後も情景が思い浮かべられる感謝やら。


だんな様のご両親と同居されていて
日々奮闘しておられるお友達が
ここで顔晴ってるんだ!と
すごく実感できて
きっとこれから後も、今もあそこで顔晴ってるんだな!と想うことで
力をいただく気がします。


あぁいただきっぱなし。
ほんの少しでも、役に立てたり、思い出してもらえた時に力になれる
そんなわたしになりたいなぁ。