野の花だより

日々のささやかなこと*好きな音楽*のんびりと

2009年09月06日 | あしあと
七月半ば過ぎから始まった夏休み。
そして夏休みが終わるのといれかわり
三男こうちゃんが病気で一週間近くお休みして…。
その間、あることに飢えていました。
それはゆっくり本を読んだり、書いたり、物思いにふける一人の時間。

こうちゃんも元気になり
一人時間が訪れて、よし♪今だ♪と
本屋さんに行きました。
嬉しいことに、心が動く本がたくさんです(ない時にはないのですが…)。
あぁ、こんなんだから本貧乏(*'o'*)と苦笑いもまじりつつ
やはり嬉しくて嬉しくて、心が動いた本をたくさん買って帰りました。

さて
読み始めて、これは!と心がゆさゆさ揺れている本があります。
私の母校、松江東高の校長先生が
日々生徒さんに書いておられるお便りを
本にされたものです。
少し前、友達に、東高の校長先生、すごくすてきな人なんだって(*^_^*)子ども達に毎日おたよりを書いておられて、それがすごくいいんだって(*^_^*)
そうお聞きしていて、わぁどんな先生だろう、どんなおたよりなんだろうと
心惹かれていました。


読み始めてすぐ、大好きだと思い、出会いが嬉しくてなりません。



また
併読(夏休み中から少しずつ、読み進めていますが、
連日すぐにうとうとして、まだ最初のところです)している本も
すごくいいのです。
石田ゆうすけさんの「行かずに死ねるか」という本。
自転車ひとり旅の旅記です。
以前、岩本悠さんの「流学日記」という、やはり旅記を読み、感動して
あの本を思い出して、本屋さんで手に取りました。


いいものに触れると
心が喜んでゆさゆさ揺すぶられます。

幸せ

2009年09月06日 | あしあと
昨日は長男の学校の体育祭。
お年頃さなかの彼は、「来んでいいけん」と言い、
行けないなぁと思っていたけど
「今年は保護者がいっぱい来てる~多分、まぎれてわからんけん、おいで~!」と友達から連絡いただき
昼の部から駆け付けました。


せっかく行ったんだもの。
いっぱい目に焼き付けるぞぉ、
いっぱい声援送るぞぉ♪と、
またまたのぼせもんの母になる私σ(^^;)


この中学はなんだかあったかい。
なんでかな。
応援する子も本気で応援してる。
走る子も本気で走ってる。
先生達も生徒さん達のかたわらを駆け回り、笑い合いしておられて、あったかいなぁ。
小さい学校だから、どの子のこともわかる保護者さんが多くて
「あ!次、日向君だよ。行け~日向君~日向~日向~」と
居合わせた人がみんな声を揃えて応援してくれる。
あったかいなぁ。



三年生さんの中、二人だけ二年生が役員として入った、その一人の日向。
いろんな気持ちを味わいながら、役員として奮闘していることが
口数少ない彼だけれども伝わってきて
私はただただ心から応援するだけ。
体育祭前には連日、ばたんきゅうで、疲れもピークで食事も喉を通らないほど。
きっとやり遂げると、なにかが開ける、なにかを感じる、なにかをつかむ、そう思って
ただただ応援するのみ。


昨日はすがすがしい顔して帰宅した。
ほんとによくやったね。
先生方も私を見掛けて下さるたびに
「よくやってましたよ!」
「今夜はぐっすり休ませてあげてね!」
「ほんとにお疲れさまだよ!」
と声をかけて下さる。
学校でこんなふうに先生方、日向を見守っていて下さったんだなぁ、有り難いなぁ(^人^)



…母はくたくたで(^m^)
私も日向と一緒にばたんきゅう。
そして目覚めた朝、レースのカーテン越しの朝の光が
ほんとに美しくて
幸せだなぁとしみじみかみしめた。

洗濯物をしてくれて、干してある!
疲れきってたから、だんなさんが気遣ってくれたんだなぁ。有り難いなぁ。


幸せな朝。