野の花だより

日々のささやかなこと*好きな音楽*のんびりと

すう

2009年12月31日 | あしあと
今年のぴかいちは
すうが来てくれたことだよねo(^-^)oと
みんなで話しています。


ちっちゃな体で
静かな子なんだけれど
存在感はすごく大きいなあと
つくづく思う
大切な我が家の家族。


日向が言いました。
ペットとか飼うとかじゃないんだよなぁ
一緒に暮らす家族なんだよなぁ
って。


ほんとにそう。


がっちゃんは言います。
学校でいやなことがあっても
帰ったらすうがいて
すごくいい
って。


こうちゃんはどんな時も優しいです。
すうは、すごく甘えん坊で人恋しい子で、
私を「お母さん」と思ってくれているようで、
どの子もそうだったように
やはり私を独占したいみたい。
私の膝、私の手の中、私のまなざし‥。
すうは、小さいこうちゃんとやり合います。
やきもちをやいて、こうちゃんに、う~!と威嚇したりもします。
かわいがってるすうが威嚇するから、
こうちゃんは哀しくて涙ぐみながらも、
すうちゃん、すうちゃんと、なでなでして、すごく優しいのです。


そんなすうなのに、びっくり感動したのです。
こうちゃんが、ある日、涙が出ました。
私がちょっと留守して帰ると、淋しくて泣いています。
いつもにこにこ朗らかな子だから
あら?って思い、抱っこしたら、やはり体が熱くて‥
それはインフルエンザのはじまりでした。
いつもなら、こうちゃんと私の間に入ってきたがったり
「すうを見て」といわんばかりに、私に一生懸命訴えるのに
その時は、静かに控えていて
おまけに、こうちゃんをぺろぺろ優しくなめます。


インフルエンザとわかり、
こうちゃんと私の二人、家族とは別の部屋にこもると
くんくんないて、恋しがるすう。
ふすまを開けると、まず、こうちゃんに行き、ぺろぺろなめてあげるのでした。


こうちゃんがしんどいってわかるんだね。
しんどいこうちゃんに、やきもちはやかないで、ぺろぺろ癒してあげるんだね。
なんて優しいんだろう。
そう思って、みんなで感動しました。


そんなすうが来てくれたのは夏。
思いがけず、来てくれたすう。
これもきっと必然。
そんなご縁を感じるすう。


かわいい娘です。

ありがとうございます

2009年12月31日 | あしあと
今年も本当にありがとうございました〓


感謝がいっぱい湧いてきます。


「工房」としてやってゆこうと勇気を出して様変わりした今年。
おかげ様で、創り続け、書き続けさせていただく一年を過ごさせていただいたなぁと
振り返り、思います。
そして、また新しく迎える年も
一所懸命、創り続けてゆこう、書き続けてゆこうと
とても想う、年の暮れです。


本当にありがとうございました。


いつも贈り物は、ここでと決めていると
おっしゃって下さったり、
さりげなく置いてある、季節の本やおすすめの本を、
読んでみたいわ♪借りて帰ります♪と、連れて帰って下さったり、
そんな何気ないお客様の言葉に、どれだけ励みや幸せや勇気をいただいて
日々を過ごしてこられただろうと
すごく思います。


また
ご遠方でお会いすることはままならないけれども
距離を越えて、あったかなふれあいをいただける
たくさんの方々に、いつも包まれて
やはり、勇気や励みや幸せをいただいて過ごしました。


本当にありがとうございます。


これからも、
しあわせの種、えがおの種、
創り続け、届け続けてゆきたいです。
また、にじのゆめという場をつかっていただいて
くつろいだり、やすまったり、出逢っていただいたり‥
そんなひとときを過ごしていただけたらと願いつつ
にじのゆめの時間を、ゆっくり紡いでまいりたいです。


また、
にじのゆめの仲間たちの皆さまや
仲間たちのあったかな手しごとをおあずかりいただいたお店の方々に
とてもお世話になりました。
いろんなたくさんの方々のおかげで
にじのゆめが歩めています。
心から感謝申し上げます。


今年一年、ありがとうございました。
どうぞ、お元気で、年越しされまして、
よい年をお迎え下さいね。


心いっぱいのありがとう♪

こんばんわ

2009年12月25日 | あしあと
こんばんわ。


お返事やお手紙、
長らく間があいてしまいました!
申し訳ありません。


お返事、お手紙を
ゆっくり綴るのを楽しみにしながら
目の前のおしごとひとつひとつを一所懸命して‥さぁ♪
というところに、我が家に新型インフルエンザ、初上陸!
こうちゃんが罹りました。
おかげ様で昨日にこうちゃんの熱も下がり、ほっ♪と一安心しました。


インターネットを見ることのない時間の中
家族、工房のしごと‥そんな私にとっての大事を
振り返ったり、反省したり、
そこから、今後への歩みに想いをはせたりしました。
こんなふうに、立ち止まり、見つめ、考えることもまた、貴重な時間ですね。


純粋な心(‥純粋な心って、祈るものに、一心に、一途に、歩み続けてゆく心と、想いました‥)を忘れないで、失わないで、
大事を大事にして、
ゆっくりゆっくり、ほんとにゆっくり、
歩いてゆこう♪


みんなで笑顔、みんなで幸せになる、種をまき、心の虹のかけはし、させていただこう♪


そんなことを改めて強く想ったのでした。


手紙に、嬉しい嬉しいお声をいただいて、ありがとうございます。
お返事、もうちょっとだけ、お時間下さい〓


「安心」という雑誌の一月号に
付録として、かっこちゃん(養護学校の先生をなさっている山元加津子さん)のお話と温かい歌の収録されたDVDがついていて
ひどく疲れた夜や、ほっとひと息つく夜や‥に、
イヤホンをしてお布団の中で見ます。
「安心」さん、こんなすてきな付録をありがとうございます、
かっこちゃん、ありがとうございます
宝物だなあ
‥そんな気持ちになるDVDなので
ちょっぴりここに記しておきたいって想いました。


おやすみなさい。
皆さまが迎える朝がすてきですように。

こだわり

2009年12月13日 | あしあと
また別の日、納品先にて
おいしいランチをいただいていると
自転車を店の外にとめて
ひとりのおじいさんが入ってこられた。


聞くとはなしに、私の後ろに座られたので
お話が耳に届く。


私、すごく胸があったかくなったんです。


「今日は鶏のからあげと、白身魚のフライですよ」
と、お店の方が、「本日の定食」の献立を伝えられましたら
「ははぁ、そうですかぁ、どうも、わしには多いかもしれません。」と、おじいさんが言われました。
すると、お店の方は
「そうしたら、鶏のからあげをお魚にかえましょうかね?」と言われました。
「あぁ、それはありがたいです、お願いします」とおじいさんは言われました。


なんだか、すごく、あったかさに包まれたんです。


あとから、オーナーさんと、このお店の方と、お話する中で
すごく心があったかくなったと伝えました。
自転車で、ひとりで、おじいさんが食べに来られるカフェというところにも
そのおじいさんに、献立をかえて差し上げられるところにも、
すごく惚れたと言いました。


オーナーさんは
自転車で来られる、そんな、ご近所さんを大事にしたいと言われました。
それから、お客さんお一人お一人、日々の体調も、食べられるもの食べられないものも、違うし、
それから、自分自身が、よそに食べに行った時、こうしてほしいなあと思うことがあっても、なかなか言えないもので…
だから、お客さんにお願いしてもらったことには、できませんと言わない、それは私のこだわりです。
と言われました。


すごく心に残りました。


いつも
召し上がってみてどうでした?
と尋ねられます。
喜んでもらえることを追求しておられるお心、
いつも伝わり、
それから、ものつくりする者として、教わることが多いです。

相槌

2009年12月13日 | あしあと
納品先でディスプレイしていると
カウンターでコーヒーを召し上がっているご年配の男の方とオーナーさんとの語らいが
耳に入ってくる。


並べ方に工夫しながら真剣にディスプレイしているので
最初は何気なく時々、耳に届いていたけれど
次第に、あぁ、なんて優しいんだろう‥と
途中からは、心地好いBGMのように聴きながら
手を動かすのでした。


オーナーさんは、少しも言葉をはさまれず、
ただただ、ただただ、初老の男性の言葉に
「あぁそうですねぇ」と、静かに、ゆっくりと、相槌をうたれるのでした。
すごく静かな、ゆっくりとした相槌は
優しい間を紡ぐのでしょうか
男性は、優しい間合いに思いめぐらされたように、ぽつぽつと話されるのでした。


行く先々で
こんな、心の大事な分に静かに落ちてくるものをいただくのです。


相槌。
聴くこと。
すごく感じ入りました。

ありがたさはこんこんと湧いてくる

2009年12月13日 | あしあと
先日、つれづれ想いをしたためた、ちょっと忘れ難い十二月八日。
ものおもいにふけり、感謝でいっぱいになりました。


そして気がついたこと。
人は(私は?)歳月を経ると、
哀しみや苦しみは薄れて
ありがたみは心の底の方から持ち上がってくる…と。


哀しみと苦しみと
ありがたみの
境がぼんやりしてきて
ありがたみでいっぱいになる。


私のために泣いてくれた人を
次々思い出しました。
私も人のために泣いてしまったことがあって
だからいっそう、泣いてくれた人の気持ちがわかり
ありがたみが沁みます。


Eさんという方が同室でした。
物静かで穏やかで言葉少ない方でした。
ある日、手術をしても、足が痛くてびっこをひいている私に、
看護婦さんが裏庭を指差されて
「あそこを走ってきたら治るんじゃないの?走っておいで!」と言われました。
すごく哀しかったけど、戸惑っていたら、
それまで黙っていらしたEさんがベッドから起き上がって
「床に足をつけるのも痛くて、いつもそおっと足をつけておられるのを知らないんですか!
どんなに痛いのを我慢しておられるのかわからないんですか!
そんなおっしゃり方がありますか!」と
涙を流しながら看護婦さんに話して下さるのでした。
すごく胸がいっぱいになりました。
私の病気は、当時はまだ、よく知られていない病気で、しかも宝くじにあたるぐらいの確率で罹る病気でもあり、
手術をしたのに痛みが強くて歩けないなんて、理解されなくて、
心の持ち方の問題だとか、怠けているとか、とても誤解を受けて、
笑顔ではいたけれど、すごく心が参っていました。
Eさんはいつも私を見守っていて下さったんだなぁ、
いつも静かで多くを話されないEさんが
立ち上がられて、涙ながらに私を護ってくれてる
そう思うと、胸がいっぱいになりました。


Eさんは指先がしびれたり痛くなったりする神経のご病気で
手術後のリハビリでレース編みをされていました。
それはそれは繊細な美しいレースなのです。
いつも私は、「きれいですね」「こんなことができるなんてすごい!」と感激するのでした。
Eさんが退院される日、
痛んだり、動かしづらい指先で編まれた一枚のきれいなドイリーを手に
「あんなに感激してもらったりほめてもらったのは初めてよ♪嬉しかったわ♪よかったらもらってね」と、
退院の記念に下さったのでした。


看護婦さんのSさんもまた、
私のために涙を流して下さったなあと思い出します。


二回目の手術を受けてからは、ほとんど寝たきりでした。
そして、ずっとシャワーを使うだけで、お風呂には入れませんでした。
何ヶ月も経った頃、Sさんが「山口さんをお風呂に入れてあげたい。
私が入れてあげるから!」と言ってくれました。
しばらくして、Sさんが来られて
「ごめんね。カンファレンスで、どうしてもだめって。
なにかあったら危ないから、どうしてもだめって。
私が責任を持って、ついてますって頼んだけど、だめだったの。
入れてあげられなくてごめんね」と泣かれるのでした。
もう、Sさんのこんなお気持ちだけで十分。
ほんとに嬉しかった。今も忘れられないぐらい。


主治医の先生も何回も涙を流して下さいました。
痛みをとってあげられなくてごめんな。
一緒にがんばろうな。
と、いつもいつも心の傍らにいてくださいました。
さっき書いたように、まだ知られていない病気のため、誤解を受けている私、
そして、なにより、自分自身の身に起きていることがなにがなんだかわからなくて、皆さんの誤解のとおりで、私はおかしいんだろうかと、
自分の足元がぐらぐらしそうな気持ちでいる私を
いつも一貫して護って下さいました。
いつも一貫して寄り添ってもらえるって
ほんとにありがたいことです。


二回目の手術を受けてから一年ぐらい経って、
初めて家に数時間帰りました。
結婚して間もなくの入院でしたから
主人に奥さんらしいことをしてあげたい、お料理してあげたいといつもいつも思っていた私。
念願のお料理をしました。
外出から戻り、看護婦さんに
「久しぶりにお料理をしました。煮込みハンバーグを作りました」と嬉しく報告をすると
看護婦さんが詰め所に帰られてすぐ、
先生が飛んでこられました。
「ハンバーグ、作ったんだって!」と
ほんとに喜んで下さったあのお顔、忘れられません。


薬の副作用で、口内炎がたくさんできて
お話もできないほどの私に
同室の皆さんが、食堂のおばちゃんに頼んで、特製お塩抜きのおにぎりを作ってもらってくれて
私がおにぎりを一口食べると、泣かんばかりにみんなで喜んでくれたり。


ほぼ寝たきりの私に、
「リハビリがてら、あそこのマーケットまで歩いてきたぞぉ!
これはみやげだ!食べんさい!」と
いつも元気づけようと、朗らかにベッドサイドまで顔を見せてくれたSさん。


なんだか次から次から
いただいたいっぱいの優しさ、思い出すんです。
まだまだ、まだまだ、いろんな方のいろんなあったかい思い出があります。
いただいた優しさって、忘れないものですね。

半歩半歩♪

2009年12月11日 | あしあと
おはようございます♪


工房で手しごとしながら
DVDを流しています。
この「ハッピーフライト」、ハッピーになるコメディーで大好きになりました!
夜、子供たちも、大笑いしながら見ています。
かなりおすすめです♪


今日は橋北にお納めさせていただく予定にしていて
終えたら、ちょっと休憩♪のつもりです。
嬉しく嬉しくがんばったので
体と心が
さて、休憩しよう~♪と言ってます♪♪


がんばったよね♪のごほうびに
CDを買ったので
ゆっくり聴こう♪


ゆっくり熱いお風呂につかろう♪


ゆっくりおいしいごはん、作ろう♪


ゆっくりブログのお返事書こう♪ブログを書こう♪


ゆっくりゴロリとしよう♪


うふふ♪ゆっくりしたいんですね!


先日八日の日に書いた手紙にある先生が
山口さんは半歩半歩くらいがちょうどいいと話してくれたことを
心の道標にしています。
多くの人の「一歩一歩」では、私には歩幅が大きいんだなあ!
半歩半歩ゆっくりのんびり行きます!


今日は雨が降っていますが
皆さんのところはどうですか。
いい一日にしようね♪

にじのゆめと仲間たちの…♪

2009年12月10日 | あしあと
おはようございます。


先週、今週は
市内でお世話になっているお店に
お納めさせていただいています。


カフェ太郎さん、木のふれあい遊館さん、それから昨日は、カフェZeroさんに
納めさせていただきました♪
にじのゆめと仲間たちの数々の手しごとをお願いしてきましたよ♪
冬のあったか手しごと、クリスマスの愛らしい手しごとなど
季節を愉しむ手しごともありますよ。
週末にはカフェクベルさんにお納めさせていただく予定にしています。


もしお出かけになりましたら
ちらり♪にじのゆめと仲間たちの手しごと、のぞいてみていただけたら嬉しいです♪


というわけで
日々工房にこもり、手しごとに励んでいます♪
ひとつずつ、できたものが並んで、眺めるのは
すごく幸せ。

12月8日

2009年12月08日 | あしあと
12月8日は、ちょっと忘れ難い日です。
二回目の手術を受けた日。
小雪まじりの寒い日でした。


その五ヶ月ほど前に、一度目の手術を受けましたが、
経過がよくなくて、二度目を受けることになりました。


二度目の手術をすることに、お医者さん達の話し合いで意見が分かれたそうですが、
主治医の先生は、どうしても気になる箇所があるから、
それは開けてみなければわからないから、
と、手術を決められたことを
人づてに聞きました。
先生のお立場などを察したら、どうしても伝えなきゃと
口下手な私は手紙に
先生を信頼していて
開けてみてどうであろうと感謝しているといったことを
必死に書いたように記憶しています。


午後からの手術予定が早まり
朝一番のオペの方が終わられるとすぐ
午前からのオペになりました。
急な変更で、家族は病院には来ていなくて、
小雪がちらつくグレーの空を窓の外に見ながら、
心細く、でも、すべて信じる気持ちで
看護婦さんに優しくオペ室に連れていっていただいた記憶もあります。


また、私には全くゆとりがなかったから、
皆さんがされるように、用意もお願いもしていなかったのに、
オペ室に入ると、優しい音楽が流れていて、本当に嬉しかったことも記憶しています。
先生が頼まれたんだよと、後に看護婦さんにお聞きして、すごく嬉しかったことも…。


出てきたのは、もう暗くなった6時半頃でしたので
どんなに丹念に手術していただいたことか感じられます。


でも、その後も長く、
つらいこと、苦しいこと、情けないこと、
たくさんあったなあと思います。


ただ、どの時も、必死だったなあと思い、
あれでよかったよ
あれが精一杯だったよ
と、今は、そう自分に言ってあげたいです。


先日の舘野泉さんのリサイタルでホールボランティアをした際、
あの時に、お世話になった病棟の婦長さんに
思いがけず再会したことも
なんというめぐりあわせでしょう。


私は、いただいたご恩がたくさんあるけれど
つらい思い出もたくさんあって
退院した後も長年、病院、中でも病棟に行くことは心が震えました。
だから、コンサートの日にお会いした時、本当はどきっとしました。
が、「おかげさまで、元気にしています。あの時は本当にお世話になりました」と
心の底から笑顔で話せる自分がいました。


もしも苦しみだけ、哀しみだけの記憶だったら
今も笑顔にはならなかったと思います。
でも
先生のお心、看護婦さん達のお心、
出会った人達のお心、
家族の心、
それから、いたらなくて、あっちにぶつかりこっちにぶつかりしながら、
真っ暗闇で膝を抱え込んで、
それでもがんばりぬいた23才の自分がたしかにいるから
今、笑顔になれてる。


あの苦しみは私の宝だな。
あの時、そばにいてくれた人は私の宝だな。
あの時、負けないで、折れないで、なんとか越えた自分自身も私の宝だな。


私は未熟で、
今だって途方に暮れることもあるけれど、
あの時、がんばりぬけたよね、大丈夫よって
あの時の自分の存在が、今の自分を励ましてくれることがある。


それから、一生の恩を感じる人がいて下さることは
大事に生きようとか
笑顔で、私、元気ですって言って、笑い合いたいよとか
そんな底力をくれる。


そんなこんなで
ちょっと忘れ難い日です。

いいところ、あるよ

2009年12月07日 | あしあと
がっちゃんの参観日、
「いいところビンゴ」ということをされました。
「いいところ」ってどんなふうなことかな、と
ひとつのお話を題材に考えたあと、
みんなが、一枚の紙を手に、クラスメートに
「僕の私の、いいところを教えて下さい」と尋ねて回ります。
尋ねられた人は、真剣に考えて、具体的に答えます。
聞いたことを九つの欄にひとつずつ書き込んでゆくのだけど、
次に聞かれた人は、まだ書かれていないことを教えてあげる
それがルール。


みんな、すごく楽しそうに、それから嬉しそうに、それからはにかんだりしながら
にぎやかに尋ね合っていました。


「自分にはいいところなんてないと思っていたのに、
たくさんいいところを教えてもらって嬉しかったです」
って話す子がたくさんいました。
「自分のいいところは、自分ではわかりにくいかもしれないね、友達に聞けてよかったね」
と先生が応えられて、
その子がうなずく姿が嬉しかった。


そして
「ぼくのいいところを見つけてくれて
友達っていい目と耳を持ってるんだなあと思いました」と言う男の子がいて
すかさず
「いい心もだよ!心で見つけるよ!」と応える子もいました。


それから
「友達のいいところを見つけられるかなあ?と思っていたけど
いいところがいっぱい言えて嬉しかった」とか
「いいところはいろいろあって、みんな違ういいところがあるんだなあと思いました」とか
なんだか、あったかい気持ちになりました。


三年生さん、かわいいな。


帰ってから
「自分のいいところかぁ。
わからんなぁ」と
私は私のいいところがわからなくて、つぶやいたら
がっちゃんが
「俺、いつも母さんから、俺のいいところを聞いちょうけん、自分のいいところ、知っちょうよ。
俺はいいところがあるよ」と言うのを聞いて
なんだか嬉しかった。


自分のいいところはよくわからないけど
大事ながっちゃんが、自分にはいいところがある!と
なんのためらいも迷いもなく
言い切るのが、すごく嬉しかったのです。


いいところ!