▲(日本にとって)実に嫌な奴だった南ア9番の金髪のちび(デクラーク選手)
自由が丘大人の音楽教室 新沼健です。
「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
日曜日のラグビーワールドカップ準々決勝、日本対南アフリカが行われました。ご存知のように日本は大差で敗退しました。
残念ながら、日本チームがラグビーワールドカップを手にするまでには、まだまだ厚くて高い壁があることを思い知らされたような完敗ぶりでした。
南アフリカがとにかく強かった。
プール戦での日本は、欧州ラグビーの一流国であるアイルランドとスコットランドを相次いで撃破しましたが、私がとにかく驚いたのが、スクラムで押し負けなかったどころか、かなり優勢にスクラム戦を戦ったことでした。
日本がこれだけ強力なスクラムを組めれば、南ア戦だけでなく、一気にワールドカップに手が届くかも、などと思っていましたが、なんとも現実は厳しく、日本フォワードのスクラムは南アフリカに全く歯が立ちませんでした。
翌日朝のニュースで、元日本代表・廣瀬俊朗氏(ノーサイドゲームで浜畑役の人)は、日本の敗因は南アフリカに真剣に対策されたこと、と解説していました。
確かに南ア9番の金髪のちび(デクラーク選手)が、実に目障りなくらい何度も何度も日本チームのパスコースに侵入して、実際、何度かインターセプトしたことを考えると、南アは綿密に日本の攻撃パターンを分析したのでしょう。
とはいえ、それは末節のことであり、やはり敗因は日本のスクラムが南アチームを押すことが出来ず、全く歯が立たなかったためにバックス陣の有効な攻撃を封じられてしまったためでしょう。
準々決勝敗退というのは残念ではありましたが、力強く、とても強い日本チームを応援することが出来たこの一ヶ月は(台風の襲来などありましたが)なかなかに楽しい日々でした。
日本はスクラムを強化して、次回大会ではWCを日本に持ち帰ってくれることに期待します。
次回が無理なら、せめて私の目の黒いうちにお願いします。