脇差 越前守助廣
脇差 雙 越前守助廣
二代目助廣が、家督を継いだわずかな期間のみ用いた雙の文字が刻された作。互の目乱に玉状の飛焼が交じる構成。細かな地景が網目状に入り組んで活力の感じられる綺麗な地鉄で、後の均質な小板目肌とは異なる強い動きの感じられるところが面白い。焼刃は頗る明るい小沸出来。刃中にほつれが掛かり、肌目に沿って互の目に流れ掛かるような風合い。帽子は端正な小丸返りにわずかに掃き掛けが掛かる。□220
脇差 雙 越前守助廣
二代目助廣が、家督を継いだわずかな期間のみ用いた雙の文字が刻された作。互の目乱に玉状の飛焼が交じる構成。細かな地景が網目状に入り組んで活力の感じられる綺麗な地鉄で、後の均質な小板目肌とは異なる強い動きの感じられるところが面白い。焼刃は頗る明るい小沸出来。刃中にほつれが掛かり、肌目に沿って互の目に流れ掛かるような風合い。帽子は端正な小丸返りにわずかに掃き掛けが掛かる。□220