フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

さらば長き眠り 原尞

2021年02月03日 07時00分00秒 | 読書・書籍

昔からハードボイルドの小説が好きでした。

なぜだろうね。

ハードボイルドというと、トレンチコートを着て煙草に火をつけるみたいなイメージがありますね。

しかし、そんなこともなくて、いろんなタイプの主人公がいます。

まあ、いろいろです。

いろんな主人公がいるけれど、その共通点をあげるとすれば、

彼らは自分の信念を曲げずに貫き通そうとする。

そして、その信念を踏みにじろうとする人間には断固として戦う。

そういうところが、ハードボイルドの主人公にはあります。

その信念の強さが、様々な困難や暴力によって試されている。


今ですね、原尞さんの「さらば長き眠り」をAmazonオーディブルの朗読で聴いています。

沢崎探偵シリーズの和製ハードボイルドです。

朗読の時間は20時間あるのですが、面白すぎてあっという間ですね。

三分の二くらい終わったかな。残り7時間くらいです。

歩きながら、風呂に入りながら、車の運転をしながら、ずーっと聴いています。

 

ただ、気になるのは煙草を吸うシーンが多すぎる点ですね。

やっぱり時代を感じてしまいます。

1995年の作品ですね。当時はあんなにタバコ吸ってたかな。

1995年頃の僕は煙草を吸っていました。かなりのヘビースモーカでした。

今はもうやめました。やめて15年くらい経つかな。

ちょっと前にレイモンドチャンドラーの「大いなる眠り」を読みましたけど、

主人公のマーロウも煙草をよく吸ってたな。

こっちは全然面白くありませんでした。おすすめしません。

でも「さらば長き眠り」は、ほんとおもろいです。

これからどうなっていくんだろうか?楽しみです。

 

 

 

 

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