昔からハードボイルドの小説が好きでした。
なぜだろうね。
ハードボイルドというと、トレンチコートを着て煙草に火をつけるみたいなイメージがありますね。
しかし、そんなこともなくて、いろんなタイプの主人公がいます。
まあ、いろいろです。
いろんな主人公がいるけれど、その共通点をあげるとすれば、
彼らは自分の信念を曲げずに貫き通そうとする。
そして、その信念を踏みにじろうとする人間には断固として戦う。
そういうところが、ハードボイルドの主人公にはあります。
その信念の強さが、様々な困難や暴力によって試されている。
今ですね、原尞さんの「さらば長き眠り」をAmazonオーディブルの朗読で聴いています。
沢崎探偵シリーズの和製ハードボイルドです。
朗読の時間は20時間あるのですが、面白すぎてあっという間ですね。
三分の二くらい終わったかな。残り7時間くらいです。
歩きながら、風呂に入りながら、車の運転をしながら、ずーっと聴いています。
ただ、気になるのは煙草を吸うシーンが多すぎる点ですね。
やっぱり時代を感じてしまいます。
1995年の作品ですね。当時はあんなにタバコ吸ってたかな。
1995年頃の僕は煙草を吸っていました。かなりのヘビースモーカでした。
今はもうやめました。やめて15年くらい経つかな。
ちょっと前にレイモンドチャンドラーの「大いなる眠り」を読みましたけど、
主人公のマーロウも煙草をよく吸ってたな。
こっちは全然面白くありませんでした。おすすめしません。
でも「さらば長き眠り」は、ほんとおもろいです。
これからどうなっていくんだろうか?楽しみです。