フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

フィトケミカルを効率よく取る方法

2021年03月05日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

昨日のブログでちょっとだけ触れましたが、

今日は野菜のフィトケミカルについて書いてみようと思います。

フィトケミカルとは、植物に含まれる化学成分のことです。

植物は土に根をはっているので動けません。なにもしないと虫に食べられ放題です。

そこで植物は、威嚇するための色素を出したり、

相手を遠ざけるための香りを出したりして、身を守っているわけです。

その色素や香り、アク、辛味などの成分が、フィトケミカルです。

具体的には、ワインのポリフェノール、ニンジンのβカロチン、お茶のカテキン、

トマトのリコピン、ブルーベリーやブドウのアントシアニン、ほうれん草のルテインです。

これらの特徴は、ざっくり言って、強力な抗酸化作用にあります。

そのほかにも、

  • 免疫力の強化
  • 抗炎症作用
  • DNAの損傷を防ぎ、DNAの修復を助ける
  • がん細胞の増殖を抑える
  • 傷ついた細胞の分裂を妨げる(傷ついた細胞はがん細胞になる可能性がある)
  • ホルモンバランスを整える

などがあります。

このフィトケミカルを効率よく取る調理方法は、スープです。

なぜなら、加熱することで、野菜の細胞が壊れます。

その細胞内のフィトケミカルがスープに流れ出し、丸ごと取れるからですね。

そういう意味では野菜のたっぷり入ったみそ汁は、合理的な食べ物だったんですね。

言うまでもありませんが、野菜をたくさん取りましょう。

これは自分に向けたメッセージですね。野菜より肉、肉、肉なんでね。

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