フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

お笑いについての一考察

2009年02月16日 23時17分36秒 | 日々の出来事・雑記

 漫才にはボケとツッコミのポジションがある。

 最近ではみんな知っている。

 ボケは常識からずれたことをやり、ツッコミは常識人の立場からズレを指摘する。そのことでボケのアホさ確認、強調するのである。

 そこでの笑いは、アホに対する優越感(ただし悪意はない)である。

 これに対して、一定の緊張状態を破ることで笑いが起こることもある。

 たとえば、学校の朝礼で校長が「静かにしろ」と怒鳴った後、シーンと静まりかえったとする。そこで、ブーっとオナラを一発かますような場合である。

 英語ではこのような爆笑を起こすことをbreakという。緊張した空気をぶち破るということだ。

 この二つをうまく組み合わせたのがサンドウィッチマンではないかと思う。つまり、ヤクザ風の一人がある種の緊張感を醸し出す。そこでボケることによって緊張状態を破り、笑いを起こし、突っ込むことで、もう一回笑わせる。

 ただ確実に言えることは、お笑いをやっている一流の芸人は常識人だということだ。なぜなら常識がわからなければ的確なズレは(ボケ)はできないし、常識人の立場で突っ込むこともできない。

 非常識なだけの人間は、単なる変人で、まったくつまらない。

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