フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

強さと美しさ

2011年08月19日 08時57分19秒 | 日々の出来事・雑記

 女子サッカー日本代表いわゆる「なでしこジャパン」が国民栄誉賞をもらったというニュースがあった。アメリカとの決勝戦のとき、北岳山荘のテント場で軽い高山病になって唸っていたので試合は見れなかった。残念である。そのせいかあまりこの盛り上がりに乗り切れていないような気がする。
 ちょっとひんしゅくを買うようなことをいうと、日本代表は他国の選手に比べて美しいとは言いがたいと思う。ただそれは、個人個人の資質に問題があるというより、単に化粧していないからだと思う。飾りっけがない。今は化粧の技術が相当上がっていてそれなりの方法で化粧すればかなり綺麗になる。スポーツ選手の体型は鍛えられていてすごく美しいから、すこし飾ればかなり綺麗になると思う。
 日本人は何かに一生懸命打ち込むとき、チャラチャラと外見を飾ることに否定的なところがある。高校野球の坊主もその例だ。しかし、きれいに飾っても集中力が散漫になるということはない。むしろ、見られ注目されることで能力が上がっていく可能性がある。そして、強さと美しさは矛盾しない。むしろ、強いから美しいのだと思う。私たちの中には強い者に惹かれるという遺伝子がインプットされている。つまり、強いものを美しいと感じるようにできている。
 国民栄誉賞と共に熊野の化粧筆が送られたとのことだが、まぁ、良い贈り物なのではないかと思う。強い上に美しかったら、国民をもっともっと魅了することができるだろう。

コメント
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