白寿を目指す抗衰老ライフへの誘い

慣れ親しんだ新容器野菜養液栽培に別れを告げ、新たに取組んだ老人の終末課題の経過発信を続けさせて頂きます。

ラウンドアップ耐性作物のDon Huber博士の農務省宛て書簡

2011年03月08日 | 農薬

 この書簡は博士から電子コピーを直接頂いた米国のFARFA(農牧場自由同盟)のHPで公開され、HiRoseさんより当ブログへの書き込みで連絡を頂いたものです。その内容は、既に、HiRoseさんが御自分のブログで発表されていますが、先に翻訳紹介しましたDonHuber博士のアメリカ農務省へ送った書簡でありますので、ここに改めて全文を翻訳紹介させて頂きます。

  

2011年1月16日 

拝啓、Vilsack農務長官殿:

ある植物及び動物の上級科学者チームが、最近、私が注目する植物、動物および恐らく人間の健康著しく影響していると見られる電子顕微鏡で発見した微視的病原体を持って来ました。 

 

調査データに基づけば、それは、広範囲に広がった、非常に重大であり、且つまた、はるかに高い濃度でウンドアップレデー(RR)ダイズ、およびトウモロコシに集積しているRR遺伝子、或いは、恐らくラウンドアップ自体に、その存在が関係していると示唆されるものであります。この有機体は科学上では新しい発見に見えます。

 

これは、米国の大豆およびトウモロコシ輸出市場の崩壊、国内の食物及び飼料の供給の重大な混乱に帰着することになる極度にデリケートな情報であります。又他方では、この新しい有機体は、既に重大な障害の原因であるかもしれません(以下を参照)。従って、私の同僚および私は、迅速且つ分別を以ってその調査を前進させており、病原体の出所、蔓延、その含意および治療法を明らかにする為に、連邦農務省および他の機関からの援助を求めます。

 

私共は、ラウンドアップ耐性アルファルファに関する貴省の承認が未決保留中にありましたので、特にこの発見物を初期の段階で連邦農務省に通知しています。当然の事で、もし、ラウンドアップ耐性遺伝子あるいはラウンドアップ自身のいずれかが、この病原体のプロモーターであるか、又は共働因子であるかで、結果として、そのような承認は大惨事となります。もし、決定をされるのでしたら、現時点の唯一の合理的な行動は、現在までの証拠に基づいて、少なくとも十分なデータによってウンドアップレデイーシステムの疑いが晴れるまで、規制緩和を遅らせることです。

 

過去40年間、私は細菌戦争および疾病発生を含む自然及び人為的な生物の脅威について評価し準備をする専門家であり、且つ軍事機関の中の科学者でありました。この経験に基づいて、私は、私共が直面しているこの病原体からの脅威が特異的であり、最高位の危険状態にあると信じます。単純に申せば、それは緊急事態時として扱われるべきであります。

この問題での研究者の多様な一連の作業は、数々の様々な難問に貢献し、合わせて混乱をもたらす次のようなシナリオを提供致します。

 特異な物理的特性

今迄知られていないこの未知の有機体は、近似のサイズ範囲が中規模ウィルスと等しく、電子顕微鏡(36,000X)の下でのみ見られるものです。それは再生することができ、ミクロ菌糸体に類似しているように見える有機体であります。もし、そうならば、それはかつて無い最初に識別されたそのようなミクロ菌類になることでしょう。この伝染性の因子が植物および哺乳動物の両方の疾病を促進する、強力な証拠があるのですが、それは非常にまれな事です。

 病原体の位置および濃度

それは高い濃度で、ラウンドアップレデー大豆ミールおよびトウモロコシ、蒸留ミール、発酵飼料製品、ブタの胃内容物およびブタと牛の胎盤の中で見つかっています。

 植物疾病の発生とリンク

その有機体は、産出量を減らして農民収入を引き下げている大豆の突然死症候群(SDS)やとうもろこしGoss萎凋病の2つの浸透性の疾病に汚染された植物に豊富に含まれています。またこの病原体は、菌糸体が原因の因子で発生するSDS(フザリウム ソラニ fspグリシン)で見つかっています。

 動物の繁殖不全に関係

実験室での試験では、自発流産および不妊を経験した種々様々の家畜の中で、この有機体の存在を確認しました。進行中の研究の暫定結果では、さらに臨床的にセッティングする事で流産を再現することができました。

米国牛、搾乳牛、豚および馬の事業の中で過去数年にわたって拡大する不妊および自発流産の頻度について病原体で説明可能かもしれません。

其の説明は、20%以上の乳製品用の若い雌牛の不妊割合および45%と高い牛の自発流産に関する最近の報告書の中に含まれています。

例えば、1,000頭の妊娠している若い雌牛のうち、飼料脱穀麦を与えた450頭に自発流産を経験しました。同じ期間に、干し草で育てた同じ群からの1,000頭の若い雌牛には流産はありませんでした。高濃度の病原体が、飼料脱穀麦から確認されましたが、それは恐らくグリフォサートを使用した雑草の管理下にあった為です。

推奨事項

要約としては、ラウンドアップレデー作物の中のこの新しい動物病原体の高度な力価、及び流行病域に達している関連して発生する植物と動物の疾病の為に、私共は、連邦農務省による多省庁を含めての調査への参加と作物収穫、家畜生産及びへの健康への脅威となるグリフォサートおよび(または)RR作物との原因と、その傾向をもたせる関係を除外することができる迄は、規制緩和中のラウンドアップレデー作物の即時の一時停止を要求します。

グリフォサートの使用による副作用が、この病原体の成長を促進し、弱められた宿主の植物および動物に、病原体がより大きな害をもたらすことを可能にしているかどうか検査することが緊急に要します。

 それは充分に記録化されていますが、グリフォサートは土壌病原体を促進し、既に40以上の疾病の増加に関係していて、それは重大な栄養素をキレートすることにより植物の防御能力を取り除き、また、それは、飼料の中の栄養素の生物利用性を減少させて、代って家畜の体調不良を発生させているのです。これらの要因を適切に評価するために、私共は関連する連邦農務省のデータへのアクセスを要求します。

 

私は50年以上植物病原体を研究しています。私共は今、前例の無い植物と動物の疾病および混乱を増加させる傾向に出会っています。この問題の理解および解決に、この病原体はその助けになるかもしれません。私たちの大切な農業インフラの総体的な崩壊を回避するために、それは重要な資源と共に直ちに注意払うに値するものであります。

 

敬具

学部(退任) ドンM.フーバー
パデュー大学名誉教授

アメリカ病原菌学会(APS)コーディネイター、連邦農務省全国植物疾病回復システム(NPDRS)

 


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