観て来ました、遅ればせながら。何を?「フラガール」です。
駅東の小さな映画館にて、特別に再上映するということで、しかも1000円で観られるということで、行って来ました。 市街地のマイカーである「自転車」で。
もうすでに皆さんご存知のように、この映画は数々の賞を総なめにしたといっても過言ではないでしょう。数年前の「ALWAYS 三丁目の夕日」のように。
見逃していたので、再上映するということを知ったときは嬉しかったです。しかも1000円で(くどいです)。
日本アカデミー賞では、最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀助演女優賞・話題賞(作品賞)の5冠。
ブルーリボン賞では、作品賞・主演女優賞・助演女優賞の3冠。
是非まだ見ていない人には、観ることをお勧めします。大いに笑い、大いに泣いてきました。大きな感動を与えてくれます。騙されたと思って、是非とも奥さん方と観覧してください。
昭和40年の福島県いわき市。傾きかけていた炭鉱の町。沢山の人たちはそれでも石炭を掘り続けることしか考えなかったが、石炭だけではやっていけなくなると、新しい町の産業を考える。当然旧態依然?の人たち(黒ダイヤのいい思いをした人たち)と軋轢が生じる。でも挫けることなく挑戦していく、そして花が咲く。新しい町づくりのスタートです。
人員整理、解雇に伴って親友の家族が仕事を見つけていくところ、そこは今全国で最初の自治体の倒産のまちとして、国により意識的に作り出された「夕張市」でした。この頃はまだ活気があったということなのでしょうが。
昭和40年以降の物語で、炭鉱の長屋の様子なんか見ると懐かしくて、思わず「ALWAYS 三丁目の夕日」を思い出していました。
何でこうも心が落ち着く、潤されるのでしょうか。貧しくても皆いわば平等に生きてきたということのためなのでしょうか。
炭鉱夫の死、友との別れ、厳しいレッスン、どさまわり、プロ意識の芽生え、協力し合いながらみんなで上達していく、そしてついにステージでの圧倒的な公演へと物語りは進んでいきます。
終わったとき拍手をしたくさえなりました、惜しみない拍手を。宣伝ではないですが、まだ見ていない人がいたら観た方が絶対得です。{チネラヴィータ」(仙台駅東口)です。3月9日まで上映。
写真は、今日の夕方近くの河川敷の畑の状況です。澱橋の北側から写しました。もうすっかり整地されてしまいました。
ここは、台風等で大水が出るとすぐに冠水してしまうところなのですが、それに耐えるような河川敷にするのでしょうか。
ここにある木はどうするのでしょうか。