鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

打って変わって、

2023-03-12 14:08:03 | 提案・要望

         

今日の天気は朝から曇り、薄暗いです、どんよりとしています。気分まで落ち込みます。気温も上がりません。正午で10.6度ですか。きのうは16.1度でした。今午後2時10分過ぎですが、これからどう推移するのでしょうか。

  (きのうの夕方撮影)

きのうは一日祈りの日でした。きのうの朝のニュースかな、われらが羽生結弦さん、宮城県でアイスショーをやっていて、画面には松任谷由実の「春よ、来い」の曲に合わせて氷上を舞っている羽生さんの映像が映っていました。

   

(石巻市の今も整備中の祈念公園です。3代目?「がんばろう石巻」の看板があるところです。)

         

曲のイメージ通りに無心に舞っている彼の姿を、キッチンから立ち上がって居間へ、立ったまま見ていました、夫婦で。声が出ませんでした。ただただ、じっと見つめるだけでした。見ていて、自然に目がウルウルしてきました。心の奥底からの感動をもらったかのようでした。まさに鎮魂の舞いでした。

  

(石巻の大川小学校で語り部をしている佐藤敏郎さんです。去年10月に訪問した時に案内してもらいました。)

この時キッチンのテーブルで何をしていたと思いますか?分かるはずがないですよね、何となんとナント納豆を混ぜていたところでした。納豆をもったまま羽生さんの滑る姿をじっと見ているだけでした。

 

 (竹の灯篭です。大川小学校) 

同じくきのうの朝の民放のテレビでしたが、名取市閖上の家庭を取り上げていました。お母さんが言っていました、あの日長男の小学生公太君を津波で亡くしました。お母さんが言った言葉、「絶対に公太の声、絶対に忘れないと思っていた息子の声を忘れてしまった」と。衝撃的な告白です。

 

そして、息子が好きだった少年ジャンプ、週刊誌ですので、続きを読みたかろうとあの日以来毎週少年ジャンプを買い続けているのです。自宅を新築したのですが、2階に息子の部屋をつくり、その中に立派な本立てをつくりました。

そこには少年ジャンプがきれいに所狭しと並べられているのです。一年に50余冊発行されますから、優に500冊は超えているわけです。お母さんは淡々と話すのですが、ずっしりと響き伝わってきます。

  

10日から全国公開されている映画「有り、触れた、未来」、ご覧になりましたか?最後のシーン、太鼓と青いこいのぼりのコラボ、大迫力で訴えてきます。

             

 

 

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