鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

広瀬川、巨鮎第2弾!

2020-08-30 14:08:42 | 広瀬川

 

いやあ、きょうは一日曇り空。しかも過ごしやすい。朝方の河原の散歩のとき、河原の風の何という清々しさ、まさに秋本番のさわやかな風が吹き去って行きます。一気に秋めいてきて、これでいいのでしょうか?と思ってしまうくらいです。 

 

もしかして、秋というか、秋らしい秋はなくて極めて短く、暑い日が続いた後、一気に寒くなる日が続いて冬になるというような気候変化が起こらないでしょうか、もしかして。そうなったら嫌ですねえ~。寒いのはもともと弱いのです。でも今回の猛暑で暑いのにも弱くなっているということが分かりました。これも加齢に伴う身体現象なのでしょうか。

 

今午後2時過ぎ、目下の最高気温は28.1度です。午後1時45分の記録です。この分ではきょうは30度を超えることはないでしょうね、たぶん。お昼でも26.6度でした。ちなみに午前5時では25.0度でした。

 

きのうは、たまに大粒の雨が、短時間ですが、降ったり、雷鳴がとどろいたり、そして何よりも午前10時台に最高気温35.3度を記録しています。時間の経過とともに気温は減少傾向となり、日差しも心なしか弱く感じました。

 

ということで、今の私には一大決心ですが、ライトスタイル(釣りビジョンでやっていましたが、大きくない川なんかでは、ライトスタイルの鮎釣りがいいですね)ではなく、通常の鮎釣りスタイルで広瀬川に入ることにしました。

 

前回の26日でしたか、1匹も掛からなかったら、広瀬川とはおさらばをするつもりでした。でも、どういうことか、2匹も掛かってしまい、キャッチしたのは1匹だけでしたが、大きさが25.5センチもありました。キャッチした時はもっとあると思ったのですがねえ。これはみなさんも同じ気持ちかと思いますが、現場での大きさと、自宅での実測とは少々違いがありますね。現場ではややもすると、ついつい大きめに見てしまいます。

 

きのうは26日と同じ場所に入り、時間は午後3時25分から4時45分頃までの1時間20分の竿出しでした。竿はがまかつの8.1メートル、水中糸は0.4号のナイロン糸、はりは8号の3本イカリです。

 

まさか今頃になって(去年も活躍しましたが)数十年前に買ったがまかつのヴィンテージ鮎引き抜き荒瀬8.1が重宝されるとは皮肉なものですねえ。この竿には金粉で所属クラブ名と名前が書かれています。サービスでした。

 

体力がなくなってきたので、いまでは9.5メートルの竿なんか使えません。いわゆる”テニス肘”で、1時間もすると右腕は重苦しくなり、痛みというまではないのですが、もう竿を持っているのが嫌になります。別に9.5メートルの竿に限らず、9メートルでも重い竿は敬遠気味です。去年買ったシモツケの大アユ用の竿は一回も使っていませんね。

 

もしかしてそのまま使われずに仲間の手に渡るのかもしれません。私が持っている鮎竿で使えるものはクラブの仲間にお分けしたいと思っています。それは私が死んでからになるのか、生きていても体が動かなくなってからとなるのか、まだはっきりはしませんが。家族には言ってありますし、仲間にも匂わせてはいます。

なんでこんな直接関係ないことを長々と書くのか、私の悪いところですね。きょうは涼しいから、ついつい書き進んでしまっているとも言えます。

もとに戻ります。きのうは3時25分から4時45分頃まで竿を出しました。周りには釣り人の姿はまったくありません。友釣り、ガラガケ、投網、だあれもいません。そういえば鳥もいなかったか。さみしい限りです。

 ① 

おとり鮎は2匹です。おとりをセットして ① の深めの瀬に入れます。ここは掛かることはないだろうけど、一応はここから鮎を馴染ませ、下流側の本命の場所へ導くという算段です。しかし、5分もしないうちかな、右岸ヘチの草におとり鮎が絡んでしまいました。

竿を煽るとおとり鮎の姿も出てきます。掛けバリが引っかかっているようでした。ここに入っていく勇気はないので、竿をたたんで、天上糸を引っ張ります。運を天に任せて。しかし天は薄情でした。ハナカン仕掛けと水中糸の結び目のところで切れました、ハイ。

それで、仕掛け一式をセットし直し(といっても去年の仕掛けをそのまま使用)、①の下流から泳がせます。そうそうおもりは使わず、背バリ仕掛けです。②の右岸ヘチ狙いは毎度のことです。前回はこの付近で掛かりました。

 

30分経過した頃かな、手元におとり鮎が追われている感じが3回ほど伝わってきました。おっこれはもしかして掛かってくれるかもと思ったら、掛かってくれました。前回の轍を踏まないように、竿は寝かせたままで十分にためて、その間自分が左岸側へ移動して、竿を立てると同時に引き抜きたいと考えていました。

その考えが100%うまくいったというわけではないですが、川の真ん中の急瀬をうまく横切ってからは割とうまくいき、左岸の浅瀬にもってきて無事引き抜きました。

この鮎もとっても大きく見えました。実際大きかったのですが、帰宅後の実測では25.5センチくらいでした。今年はこれが限界なのでしょうか。

この大アユをおとりとして使ってみたいという気持ちは少しはありましたが、実際には使いませんでした。仕掛けがこういう大アユ同士での釣りを予想していなかったし、大きいおとり鮎を使うと掛かるのは意外と小さい鮎という思い込みもありまして、このまま養殖鮎に引き続き頑張ってもらうことにしました。

②のやや下流気味かな。そこを泳がせていたら、今度はものすごい当たりでした。ものすごく強烈な引きでした。一気に引き抜き荒瀬が大きく絞られます。大きく半円を描きました。実際には音は出てはいないのですが、文字に表せばそれこそ ”ガッギューーン” となりますか。

一気に急瀬に入りましたので、これやばい! また前回の二の舞になりかねないと思いまして、あまり慎重になりすぎることのないように、下がりながら半分は強引に左岸にもっていきました。うれしいことにこれがうまくいき、浅い左岸に寄ってきたので、間髪を入れずに抜きました。

   

いやあ、やりました!!前回のリベンジも達成です。1匹目も強烈な引きでしたが、2匹目の引きは本当にものすごく、これはでかい!でかすぎる!と思ったのですが、いざ手にしてみると1匹目よりも小さかったです。自宅での実測では23.5センチですか。

その後、二度あることは三度あると勝手に考えて、もしかしてと同じところや、下流の荒瀬急瀬を泳がせましたが、追いはなく納竿としました。養殖おとりは感謝放免です。

いやあ、満足です。これぞ鮎釣りという鮎釣りを経験しました。

 

大きい方はオスで、小さい方がメスですね。この二匹は亡くなっている義理の父に捧げました。

 

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