朝8時頃から2度目の広瀬川の散策、散歩。実は6時過ぎにも1回行ったのですが、その時写真は撮ったものの、記憶媒体SDメモリーカードが入ってなくて、「カメラ本体に保存」ということになりました。
しかしそうなるとどうやってPCに取り込んだらいいのか分かりません。前は専用の回線?で取り込んでいたのですが、それが(古くなって?)使えなくなり、それで直接SDカードから取り込むようにしていました。いまの398か298のカメラはもう限界のようですね。
撮った写真を消去するのがこれまた大変なのです。「消去」という項目がなかなか捕まらないし、つかまったとしても「一部消去」とか「全部」とかの「全部」を捕まえるのも一苦労だし、さらに消していいですかという項目の「はい」を選ぶのもすんなりいかないのです。すべてカメラの方で勝手に動き回るのです。なんかスロットマシーンのようです。もうイライラすることおびただしいです。機械音痴はもう生きていけないのでしょうね。
こうしてどうでもいいようなことを延々と書き連ねる、よく言えばそれがこのブログの特徴、悪く言えば、いや普通に言っても読むに堪えない、つまらないことになるのでしょうね。お許しください。令和版の、自家版の徒然草のつもりですから。どうでもいいことも含めていろんなことを浮かんだ先から書いていく、それがボケ防止ならぬボケ遅延策と思っていますので。(こうして長くなる!)
要は、今朝は2回河原に散歩に行ったということです。その2回目に何気に足元の川底の石を見たら黒いのです。黒くて斜線が引かれているようなのです。じっと見つめたら、そうなのです、これは鮎のハミアトそのものなのです。
手を入れて、そっと触ってみました。ヌルヌルします。懐かしい感触です。これこそが欲しかった苔の感触です。全体に黒っぽい石も多くなっているように感じました。いやあ、うれしかったですね。やったーという気持ち。胸が高鳴り、動悸が早くなります、カッカします。
これは何が何でも早く準備してここで竿を出さなければ、一生?後悔する!ということで、8時半過ぎにおとり鮎を買いに行きました。@600×2=1200円 帰宅して引き船におとり鮎を入れて川へ向かいます。(本当は最初の考えでは、牛越橋から澱橋まで2時間で釣り下ろうと思っていました。でもハミアトが狂わせました。)
9時30分から目的地(澱橋上流左岸の瀬)で竿を出すことができました。だれもいません。しめた、これで今のうちにいっぱい掛けてやれ、水量はちょうどいい感じ、適量といっていいですか。さらに濁りも薄い笹濁りで、もう全く申し分ない感じです。これで掛からなかったら、いったいいつどこで掛かるのだ!と叫びたくなります。
(いい感じの流れでしょう。)
しかし、気持ちとは裏腹に現実はとっても厳しいのです!!!どこにアユはいるのだ!出てこい!俺と勝負しろ!と叫びたくなってきても、また叫んでも鮎は完全無視です。無視というと鮎の気持ちが少しは入っているといえるでしょうが、現実はそれ以前の状態、依然として音なしの構えのままなのです。
他に釣り人はいないので、あとから下流にガラガケの人が入ってきましたが、1回目は手前の筋を釣り下り、2回目は流心から右岸側を釣り下りましたが、全くの音なしの状態です。今の時間帯はここにアユはいない、といわざるを得ません。時合なのかも。そうそう水温は22度。6時で19度でした。
それでしょうがないのでさらに上流の、ちょうど美術館の真下付近の岩盤底の流れに入りました。急瀬は無理だろうなあとは思いつつも、天邪鬼の鮎のことですから、どこにいるかは分かりませんので、急瀬にもおとり鮎を入れて下ります。本命のところに来てしまいました。
手前の岩盤の溝もその奥のトロ状態のところも当たりはなし。ここの直下はこうなっています。
そこに下ってみようかなと思い始め、その前にまだ写真を撮っていなかったと気がつき、竿を左手に持ち、右手は左のベストのポケットのカメラを取り出そうとしていたら、縦ざおの先の目印の動きが変なのです。勝手に上に行ったり奥に行ったりフラフラと不安定なのです。
んっ、これはもしかして鮎が掛かっているのではないかと慌て、カメラはそのままに竿に右手を添えて抜きの態勢に入りました。簡単に抜けまして、無事キャッチしました。そういう次第で今夏初鮎を手にしたということです。
(しつこですよ。4枚も続きます。)
残念なのは、さほど強くはなかったであろう掛かり鮎の引きを感じることがなかった、引きを楽しむことができなかったことです。何はともあれ、鮎釣りの醍醐味は掛かった時の鮎の引きですよね。鮎との戦い、格闘こそが鮎釣りの楽しみであり醍醐味です。それがなかった。勝手にいつの間にか掛かってくれた・・・・。
じっくりと掛かり鮎を見てびっくりです。いやあ何と色白の美人であることか!!真っ白といっていい感じです。増水濁りの影響ですね。そして細いのです、実にスマートな細長鮎なのでした。追星の小さいこと。これじゃあ縄バリを持って、侵入する鮎とけんかするのはまだ早いとなるようです。
まあそれはそれとして、これは今夏の私の広瀬川の初鮎なのです、記念すべき初鮎、7月の2回目の鮎釣りで掛けました。いやあ正直なところ、”掛けた”というのはおこがましいかな、”かってに掛かってくれた”というのが正しいところです。
細長く見えますが、20センチはないように感じます。
その後さらに上流へ歩いて、中州の本流側で釣り下りましたが、うんともすんとも言いません。この貴重な1匹は、間違って掛かってくれた、左手で竿を立てていたのでおとり鮎が変な動きをしたから、ついついちょっかいを出してしまったのでしょうね。