鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

最上川と寒河江川

2008-09-16 22:24:53 | 最上川

 (15日分の釣行記です)

 諦めきれない、往生際の悪い私は、きのうも山形詣でです。

 おとといよりもゆっくりの出発。

 一昨日は関山峠のトンネルを出ると、ものすごい濃霧でしたが、昨日は普通に快晴の山形でした。

 

 予定は寒河江付近の最上川で、釣れないときは寒河江川のチェリーランドで竿を出してみようと思っていました。

 

 下の写真は、いつものチェリークアパークの最上川です。中央に岩盤が顔を出しています。濁りはなく、やや多い感じの水量でした。

 帰宅後の水位計では8.55なので丁度いいはずと思っていたのですが、現実は水量が多すぎて、岩盤の前の瀬は荒瀬となっていて、とても竿を出せる状態ではなかったです。

 

 

 2枚目の写真は岩盤の下流域の状況です。

 

 

 ここの最上川では9時から12時まで竿を出して粘りました。先行者が二人居て、聞いたら二人とも1匹を掛けただけで、さっぱり釣れないとのこと。

 ハミ跡は一杯あるのですが、肝心のアユはどこに行ったのでしょうか。

 

 まあ、ダメもとで竿を出すことにし、上流域のトロから瀬が始まるところ、前回地元の人たち(と思われる)が3人、トロから動かなかった場所からスタートしました。

 オトリはよく泳いでくれるのですが、掛かりません。ときどきアユが跳ねています。釣れるなら釣ってみろとばかり、人間を挑発しています。

 

 よく見ると、右岸へチに立ち込んで竿を出している人がいました。右岸のトロ場の50メートルくらいの間を釣っていました。 下の瀬には釣り人が増えて3、4人が竿を出している。 この時期はアユも抱卵するため、瀬には着かないということもあって、トロばかりを狙う人が出てくるのでしょう。

 私も、川の中に立ち込んで、右岸側を狙うことにしました。右岸のトロから瀬を狙って釣り下るのですが、ウントモスントモいいません。全く掛かりません。 オトリはまあ元気なのですが、段々黒くなってきます。サビが入り始めているのです。仕方のないことですが。

 

 右岸を狙ってもだめなので、また上流に戻って川の中から瀬の左岸側に竿を出しました。 何でもない平瀬のようなところで、ようやく強い当りがあり掛かりました。一時間経っていました。慎重にためて取り込みました。22センチくらいの丁度オトリ頃です。

 そのオトリに代えて、また同じところを泳がすと、また掛かりました。いるのだ、いるところには!!18センチくらいの小型(中型というべきか)です。でも、それっきり、後が続きません。

 

 今度は左岸側から竿を出すことにして、下っていきました。もちろん、釣れません。 途中でコロガシをやっていて、上流に移動してきた人と話しをしました。コロガシでも釣れないとのこと。いつもなら釣れるのにと、何処もどの人も同じことを言います。今時のアユが食べては一番美味いとのこと。それなのに釣れないと。

 彼は一雨が欲しいと。そうすればアユが落ちてくるからです。上流から下流を目指すアユが落ちてきて、掛かるときには1回の竿操作で2,3匹も掛かるそうです。

 

 念のため荒瀬に入れてみようとしましたが、近寄れません。釣り人が流れの中に入っていけません。流芯までは手が届きません。諦めました。

 結局、ここでは9時から12時までで釣果は2匹のみ。もうここは無理でしょう。

 

 タックルは、そのつもりではなかったのですが、シマノの「尺鮎90-95」を手にしていました。一応「尺鮎と珪石」の2本を持って行き、最初は「珪石90-95」を使い、もしかして大きいのが釣れたらと考えて「尺鮎」も持って行ったわけですが、準備が終わり、川に入ろうと竿を手にしたのが、「珪石」のつもりの「尺鮎」だったわけです。

 竿に申し訳ないです。「尺鮎」には本当にすまない感じで一杯です。こんな状況で使ってしまって。今年初の使用となりました。

 

 

 チェリーランドについてから昼食にしようと、寒河江川に向いました。 上の写真は下流域の長い瀬です。実際は写真以上に厳しい流れとなっています。

 釣り人は上流下流ともに10人近くもいて、食べながら釣れるかどうか見ていました。グランドから見ている釣り人も多かったです。

 

 

 4枚目の写真は寒河江川チェリーランドの上流側です。 アユがときどき跳ねています。大きくはないです。

 その内下流域の瀬に入っている人が一人だけになったので、大きい元気なオトリと5号のオモリを使って、急瀬の流芯を釣り下ってみよう、もちろん釣れなくても構わない、もしかして大きいのが残っているかもしれないからとの甘い考えです。

 

 やはり掛かりません。瀬尻近くになってようやくそれと分かる当りがあり、右岸側に寄せて抜きましたが、気合が入っていなかったためか、掛かりアユはタモの外で、揚げ句にはポッチャンと川の中に。これがつり始めて20分後くらいのこと。一応はいると分かったので、少しは気を取り直して再挑戦。少しして18センチを取り込みました。その後は当りなし。

 結局1時から2時の一時間で2回掛け、取り込みは1匹のみでした。

 

 納竿です、納竿しました。

 

 

 今寒河江川のチェリーランドは芋煮会やバーべキューで賑わっています。たくさんの親子連れが河原に来ています。車も一杯駐車しています。

 先の最上川でも家族連れがバーベキューをしていました。たくさんの人たちが川に親しんでいるのは、見ているだけでも嬉しくなります。

 

 下の写真は、私が勝手に名付けている、東根市の”コスモス街道”です。ここのコスモスを見ると、心が和むと同時に、もうアユ釣りもおしまいだなあと、否が応でも思ってしまいます。

 丈の低いカラフルなコスモスが道路の両脇にズラー?と咲き誇っています。見事なものです。1キロ以上、2キロくらいにもなるかも。ここの農家の人たちは本業の他に、清掃もしているし、本当によくやっているものと感心しながら走っています。

 

 

 これが今年の見納めか、はたまた・・・・。

 

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2 コメント

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泊らないの (yodakinbo)
2008-09-17 23:41:07
二日の遠征釣行は都度日帰りするんですか?

ガソリン代がもったいなくないですか?

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そういわれれば、 (newone)
2008-09-18 06:35:32
 山形への釣行では、日帰りが当たり前ということで今までやってきました。

 遠くないから・・・。
返信する

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