鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

G杯ではなく広瀬川で個人杯

2009-07-26 22:25:11 | 広瀬川

 今日は午後から広瀬川に入ることができました。

 午前中は外出し、その帰りに近くのおとり店へ。この店はR48線沿いにあるのでバスも通るし、車は頻繁に走っています。でも、オトリを買う人はほとんど見かけたことはない。しかし、今日は違った。車が一杯止まっている。オトリ缶を持っている人も6人か、こんなのは初めての経験。しかも I さん本人がオトリを取り出している。思わず言ってしまいました、「Iさん、繁昌しているね」と。

 帰宅して、着替えて川へ。

 今日のタックルは、竿はオリンピックの「インテグラあゆ引抜急瀬90」、水中糸は、今年初、ナイロンの0.3号、としました。何故か、平瀬をナイロンで泳がせて釣ってみたいと思ったから。複合メタルとは違うから、アユの反応も異なるのではと思って。

 場所は西道路トンネル切れの下の急瀬の上流の瀬の頭にしました。本当はもっと上流の平瀬に入りたかったのですが、先行者がいたのです。左岸草むらに隠れるようにして下竿で泳がせているようです。だから、その下流の瀬頭にしました。

 しかし、アクシデントが・・・。数年前にもありましたが、引き船から養殖アユをタモに取り出すときに、なんとナント何とオトリアユに逃げられました。スルッと川に飛び込まれた。オトリの移し方がよくない。タモの中に引き船を入れて、オトリアユを取り出しているからタモの中は狭くゆとりがない、だから取り出しにくい。不安定な形で取り出す。手が滑ると逃げられる。明日からはやり方を変えようと思います。

 何にしても最初からオトリアユは1匹のみでスタート。12時15分。厳しいなあ、何としても早めに1匹掛けないと、と思いながら小太りのアユを川の中央に導きます。中央から少し右岸よりにオトリを持っていったら、目印が何か変な動きをします。そして大きく動きます。これはもしかしてと思ったら、案の定掛かっていました。開始早々いい感じ。精神的にもほっとします。これからが本当のスタート。2匹目は15分後でした。その後掛からなくなったので、少し上流へ移動。

 上流の先行者も少し下がってくる。本当の平瀬。水量は結構ある。そしたらここでも幸先よく1匹目が掛かり、2匹目は目印をグ~ン上流に持っていきました。これぞアユ釣り、よくぞ掛かってくれたと褒めてやりたくなります。

 これで4匹。型は22から23センチクラス。結構大きいはずなのですが、もうすっかり見慣れてしまい、この大きさが普通になってしまったので、型に対する感動は薄れてきています。もったいない。ここまでで丁度1時間。

   

 先行者が上流にいるので、一気にもっと上流へ向かいました。ここのトロ場から竿を出そうかと思っていたら、上流から二人の釣り人が下って来て、一人はこのトロ場に立ち込む模様、もう一人は下流の瀬を目指す。

      

 結局2枚目の写真の右側から竿を出しました。ここでも川中央から右岸よりにオトリを入れたら軽い当たりがあり、左岸側に寄せてから引き抜く。2匹目は流芯近くで掛かる。ここで場所移動は3回となるが、いずれも最初は掛かる、2匹までは早い。しかしその後が続かない。でもここは違った。3匹目は足元近くで勝手に掛かってしまい、そのために十分に溜めることができなかった。だからでしょうか、これはばらしてしまいました。もったいない。

 でもその後も2匹掛けました。これでキープは8匹。よし、今日は行ける、ここは釣れる、ここで夕方まで粘ってみるかと思ったのですが、天は味方せず。空は曇ってきて、おまけに雷が鳴り出したのです。雨だけならまだしも、雷は怖い。アユ竿は9メートルでカーボンほぼ100%です。雷を呼び込みやすい。雷鳴には十分気をつけて、どこで鳴っているか、音が高いか低いか、遠いか近いか、何度も空を見上げます。 時間が経つに釣れてますます雲は黒く、広がっていきます。

 時に14:00、”雷休憩”にしました。竿は草むらに横にし、石に腰掛け、空を見上げたり、他の二人の釣りを見たり。二人の釣り人は雷を気にはしていても釣りをやめようとはしません。 これが釣れているのであれば、やめないのも分かりますが、見ていると掛かっていません。下流側の人が1匹寄せて取り込んだようですが。

         

 手前の人は私が休んでいるところを通り越して下流に行きました。

 30分も待てば天気は回復するかなと思っていたのは甘かったです。2時40分頃には大粒の雨が降り出しました。叩きつけるような降り方でした。たちまちびっしょり濡れてしまいます。川の底の石が水滴で見えなくなります。 今日は暑かったからびしょぬれになっても寒いとまでは感じませんでした。水温は24どから25度でした。今夏一番高い水温かな。

 この大粒の雨の攻撃には退却しかありません。私も、他の二人も竿を畳んで帰り支度。悔しいけど、これも夏のアユ釣りです。

 

 明日も少しは竿を出したい。高いオトリは買いたくない。この雨ではどうなるか分からないけど、持っていったビクを使っておとりをキープしておくことにしました。その後晴れたり、また降ったり、県の西部ではかなり雨が降っているようで、もしかすると流されてしまうかもしれない。その時はその時で諦めることにします。養殖1匹と野アユ2匹の計3匹をキープ。 明日は朝から昼間で竿を出してみようかと思っています。

      

 計測するとほとんどは23センチですが、何かほっそりしている感じがしませんか? 

 実釣1時間45分で8匹、私にとってはとっても効率的な釣りでした。

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