6月4日の朝日新聞の地元に関する記事です。写真入りで、結構大きな取り上げ方ではないかと思うのですが。
見出しは、「『杜の都』象徴の自然環境」 「広瀬川河岸、小規模崩落続く」というもの。写真は私がこのブログで何度も取り上げている澱橋上流の中洲に面した右岸側の崖です。
記事の内容は以下の通りです。
~(市街地の)約7キロにわたる広瀬川流域は、凝灰岩層からなる自然の河岸が切り立ち、・・・・・。94年ごろに河岸の上部で微量ながら土砂が崩れ落ちているいるのが分かった。・・・。これまでに10ヵ所で確認されている。凝灰岩の地質はもろく、風化や雨水による浸食を受けやすい・・・・。(そのため)県と仙台市は有識者による技術的な検討会を立ち上げた。・・・。8月下旬までに危険度を判定し、対策を練ることを決めた。~
1枚目の写真は、澱橋上流の右岸の様子です。左側に橋が見えます。右側の建物は病院です。写真を撮った時は6日で、雨のため増水しています。
この辺になると、崖の上には県立美術館があります。 そして大きな木が一杯あり、その枝にトンビが巣をつくっています。
この辺の崖は2年位前に崩壊したことがあります。崖の勾配も急というか、垂直に近くなります。
この写真では崖の断層がはっきり分かると思います。崖の崩落も怖いのですが、崖の上に茂っている巨木の存在が心配です。 絶対に起きるといわれている「宮城県沖地震」、その震度はどのくらいになるのかは分かりませんが、大きければ崖と大木の倒壊がとっても怖いです。
怖いといいながらも、夏になると、右岸に渡って釣り下ったり、釣り上がったりするのですから、何をかいわんやですが。
(明日に続きます。)