20日:19.0度 、 21日:18.4度 、 22日:18.7度 と続いたあまりに低い最高気温ですが、きょうは27.3度とか。 夏を思わせる?陽気となりました。 嬉しいですね。
きょうの朝日歌壇より;
『夕さればサックスを吹く人ありて堰遡りつつ煌めく若鮎(わかゆ)』
東京都・倉地 優輔さん
広瀬川の河原でも時々楽器を演奏している人がいます。楽器としてはギターが多いですが、たまにトランペットを吹いていることがあります。 考えてみるとこれって結構勇気が必要ですよね。 何しろ周りの人たちに否が応でも聞こえてしまうのですから。
河原では弦楽器よりはなぜか管楽器、それも木管楽器よりは金管楽器が似合うように感じます。 とくに夕方の河川敷はロケーションとしては最適ですね。 何となく人恋しくなる時間帯ですし、音色がうら寂しく聞こえ、心に沁みこんでくるようです。
ということで?、俟ちかねて夕方川に入りました。 といっても養殖アユを購入する手間は省き、アユルアーを使ってみて、減水状態でも効果があるかどうか試してみたいと思いましたし、本当は釣れても釣れなくてもよかったのです、川に入れれば。
中洲の本流側を上流から釣り下りました。 時間は午後4時です。 釣り人は下流に友釣り師が一人いました。
いい流れなのですが、川底の石はあまり食み跡がありません。 あっても小さいのです。 鮎が薄い、棲みついていないようなのです。 いつになったらここに鮎が集まってくるのでしょうか。 ここはいつか絶対爆釣するはずと心に堅く言い聞かせています。
4時20分頃ですか、ガツンという重い当たりが伝わってきました。 オッ来たか! やはりいたのか!と喜び、竿を立てて取り込もうとしたのですが、重いんです、ずっしりと重さが伝わってきます。 これは鮎ではない!二ゴイだと思いました。
過去に二ゴイを掛けてルアーごとパアーとなってしまったことがありますので、何としてもルアーは確保したいと必死に釣り下り、左岸へチに寄せようと努力します。 二ゴイに掛かったところがよかったのですね、口周辺に掛かり、大きく口を開けて左岸に寄ってきました。空気を吸わせたのが結果として二ゴイを弱らせて、よかったのかもしれません。
無事キャッチしました。 見てください。
右側で光っているのが小さいアユルアーです。 これを食べようとしたのでしょうか。
さらに釣り下り、この前3匹を掛けた岩盤底の急瀬にルアーを入れます。
そしたら4時45分、強い引きがあり、下流に持って行かれます。 これは鮎だと直感しましたので、慎重にやり取りしながら少し下って無事引き抜きました。22センチクラスのきれいな鮎です。
(背掛かりでした。)
これで明日以降のオトリが確保できました。ほっと一安心です。 1匹でもいいのですが、できればもう1匹欲しいところです。
しばらくしてルアーを止めて友釣りにすることにしました。ちょっとだけ上流の瀬に入れたところ、すぐに当たりがあり、20センチくらいのアユが掛かってくれました。5時15分頃です。
居ればすぐ掛かるのです。 移動して掛からなければそこには(追う)アユはいないと言えます。 だから同じところで長く粘る釣りは効果的ではありません。足で稼がなくてはいい釣果は期待できません。なんて言いながらも釣果らしい釣果をまだ今年はあげていませんので、大きなことは言える立場にありません。
その後は続かず、5時30分に納竿しました。 あしたのオトリを2匹確保したので満足です。