(思い出したような、台北旅行の報告の続きです。まだ終わっていません。)
今日は、台北市の東に位置する「九份」です。この町は、かって日本統治時代にはゴールドラッシュに沸き、一時ゴールドタウンとまで言われたそうですが、それも昔の話し。今は狭い坂と階段の町で、狭い路地には食堂やみやげ物店、カフェが所狭しと並んでいて、とっても活気のある町であり、かつとっても郷愁を誘う、郷愁が溢れている町です。
1枚目の写真はこの台北旅行記の始めの方で紹介しました。オート三輪車がまだ走っていたと。ここはメーンストリートの一つですが、それでもこんなに狭いということを改めて思いだしてください。
「九份」という町は、とても雨が多く、一年のうち200日は雨の日となっているとか。我々が行ったときも小雨模様でした。
ガイドブックには、映画「悲情城市」の撮影地であると書かれていましたが、ガイドさんはそれよりも、宮崎駿監督が「千と千尋の神隠し」の構想を得た土地であると言っていました。
この5枚の絵画は、九份のみやげ物(いろんな商売をしていました)を扱っている店の地下(といっても坂のため地下といっていいものかどうか?)に展示されていたものです。
ノスタルジー溢れる絵だと思いませんか。古きよき時代を思わせます。(その1)では、絵画でかっての、そして今も受け継がれている九份の様子を感傷で鑑賞していただきます。