Easy come Easy go(゜Д゜)

2014年8月6日、子供が生まれました!

それでも町は廻っている

2012-08-31 23:07:36 | 雑記
ずいぶん前にTVアニメで放送した「それでも町は廻っている」。録画してあったのを暇つぶしに見ていて、なんとなく原作も読んでみたくなったので、単行本を買ってみました。
8巻まで読みましたが、面白いですねぇ。

主人公の歩鳥(ほとり)は探偵に憧れる、メイド喫茶でバイトしているドジな女子高生。その友達、兄弟、歩鳥の住む商店街の人々が主な登場人物の日常系ギャグマンガなんですが、非日常な話もたまにアリ。
女子高生版ちびまるこちゃん、というと多少語弊があるかもしれませんが、それに少しの探偵というか、推理要素、恋愛要素を混ぜた感じ、とでも言うのかなぁ?
完全にギャグな話の時は笑え、ちょっとエエ話の時はしんみりできます。
私が感心したのはちょっとエエ話の方で、感動する、しんみりする系の話が不思議とわざとらしくないんですよね。なぜわざとらしくないんだろう?と、これを書きながら考えてみましたが、理由はイマイチ分かりません。ただ、キャラに感情移入しやすいので、その辺に理由があるような気がします。

あと、最近の漫画には萌えだツンデレだ妹だという要素が必要不可欠な感が漂う中、あまりそれらを使わず、それぞれの人物のキャラが立っているのも面白いですね。
メイド喫茶でバイトする女子高生が主人公というと100%萌えが入ってくるだろうと思いますが、まったくそんなの感じませんw メイド喫茶といっても商店街の喫茶店で、ただメイド服を着ているだけですから。
歩鳥の妹も出てきますが、アホで元気な小学1年生です。萌え要素なんてみじんもありません。
それでも歩鳥や妹が可愛いと思える魅力的なキャラになっているのが、最近の漫画には無い部分かな、と思いました。

絵も激ウマではないですが十分に上手いし、テンポ良く読め、読み終わればスッキリした満足感アリ。ギャグについては好みがあるでしょうが、ダチョウ倶楽部上島の、おでんを食べさせられるアレとか、定番ギャグが好きな人はイケるんじゃないかなーと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする