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2014年8月6日、子供が生まれました!

V60 使える装備 使えない装備

2013-08-19 23:05:04 | クルマ
ボルボに限ったことではないですが、最近のクルマにはいろいろな「オート○○」なんて機能が付いています。今回はボルボ特有の安全系装備ではなく、いろいろなクルマに採用されている機能が、V60の場合使えるのか、使えないのか?を書いてみようと思います。

オートエアコン。これは多くのクルマに付いている機能ですね。設定温度まで素早く調整し、その後は温度をキープするものですが、これは普通に使えます。V60だと運転席と助手席の温度をそれぞれ設定できますが、効果の程はよく分かりません。
エアコン関係というか、外気を取り入れるか、内部の空気を循環させるかを自動で判断してくれる機能も便利です。通常は外気を取り入れ、異臭(ディーゼル臭など)をセンサーが探知すると内気循環に自動で切り替えてくれるのですが、今のところどんな状況でもオートにしておいてエアコンから嫌な臭いがしたことがないので、ちゃんと機能していると思います。単純にフィルターが新しくて性能が良いから、という可能性もありますけど。

オートライト。周囲が暗くなると自動でヘッドライトを点灯させる機能ですが、やや微妙かな?という感じ。けっこう明るくてもライトが点灯します。安全と言えば安全なんですけどね。トンネルは100%点灯します。トンネルを出た後消えるまでは5秒程度タイムラグがありますね。
ここで1つ特有の機能であるアクティブ・ハイビームの話を。ヘッドライトがオートのポジションの時、ハイビームをオンにすると、勝手にアクティブ・ハイビームが起動します。曰く「前方のクルマのテールランプ、ヘッドライトを認識し、自動でロービームとハイビームを切り替える」機能らしいですが、街灯にも反応するので、周囲にクルマが一台もいないのに、街灯があるとハイビームにならないという、まったくいらない機能です。
さらにイラっとするのが、V60のヘッドライトスイッチ。トイツ車のようなダイヤル式なのですが、オフ/スモール/オート/オンという順番。BMWだとオフ/スモール/オン/オートの順。2段階動かしてオートにすると、ほとんどの場合ヘッドライトは点灯しますが、このままハイビームにしても、街灯すら無い道以外ではハイビームになってくれません。
・・・と、これ書いてて思ったけど、アクティブハイビームをオフにする設定はどこかにあるかもしれない。マニュアル読んでみなければ!

オートワイパー。フロントガラスのカメラにより雨粒を探知し、自動で間欠の時間、ワイパーの速度を調節する機能。ですが、微妙です。拭いてほしい時に拭いてくれず、まだまだ見えるのに拭き続けてくれる謎の制御。一応6段階くらい感度調節ができるので、それを含めれば何とか使えるといったところ。
ちなみに通常の間欠ワイパーも付いており、感度調整のダイヤルがそのまま間欠時間の調整に使えるので、こちらも速度が6段階くらい選べます。もう間欠ワイパーだけでいいわ、という感じ。
オート制御するなら、クルマが停止している時は拭く頻度が低く、動き始めたらまず1回拭く。その後は雨の量とクルマの速度を踏まえて拭いてくれ!と思うのですが、停止していても60km/hで走っていても似たような頻度で拭くのはどんな制御なのか疑問です。

バックギアに入れるとドアミラーが下を向く機能。駐車する時白線が見えやすいように、ということだと思いますが、メチャクチャ下向くので横のクルマが見えず、まったく使えない機能です。なのでオフ。ついでにミラーが動くまで数秒かかるので、動いている間に駐車が完了するんじゃないのか?と思います。

スマートキー。最近の国産車ならかなり装着率の高い装備ですが、ようやく輸入車勢にも採用されてきましたね。キーはポケットやバッグに入れたままで、ドアノブに触れればロックが解除、施錠され、乗り込んでスタートボタンを押せばエンジンがかかるアレです。便利ですね。
ドアロックする時はドアノブの僅かにくぼんだ部分に触れるのですが、なぜか1発でロックしないことがあります。雨降ってる時にロックされないとイラっとします・・・

電動パーキングブレーキ。最近輸入車で多く採用されているものです。シフトノブ周辺やハンドルの右奥あたりにスイッチがあり、これを押す、引くという操作でパーキングブレーキをかける、解除するというもの。
V60の場合はハンドル右奥、ヘッドライトスイッチダイヤルの下にパーキングスイッチがあり、押してロック、引いて解除。が、位置が遠いのでやや鬱陶しい。
シートベルトを装着し、ギヤをドライブに入れ、アクセルを踏むと自動で解除されます。バックギヤの時はどうか忘れました。
スイッチ化することでシフトレバーの周囲がスッキリしますが、個人的には手でガガッと引くタイプの方が素早く操作できて好き。

というワケで、総じてオート機能は微妙です。どれくらい開発と装着にお金がかかるか知りませんが、もっと他の部分にお金をかければいいと思いますね。
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V60 購入後の感想

2013-08-12 22:20:38 | クルマ
6月上旬に納車されたV60。2ヶ月で1500kmほど走った感想です。
その前にV60の基本的なスペックを紹介。
全長×全幅×全高は4630×1845×1480mm。ホイールベース2775mm。重量1560kg。
エンジンは1600ccの直4ターボで最高出力180ps(5700rpm)最大トルク24.5kgm/(1600~5000rpm)圧縮比は10.0。燃費はJC08モード13.6km/L。
トランスミッションはデュアルクラッチ式(DCTと略します)の6速AT。

まずは外観デザイン。
けっこうカッコイイと思いますが、全幅が1845mmもあるように見えないのはなぜでしょう?全高が高いからかな?でもBMW3シリーズツーリングが全高1460mmでそんなに違わないのに、3シリーズの方がワイドに見えるのはデザイン的なものだと思います。(幅はV60の方が45mm広い)もっとワイドに見えるデザインなら最高だったでしょうに、そこだけが残念。
サイドから見るとルーフのライン、サイドウインドウのラインなど、けっこう流麗なのになぁ。

走らせると、良くも悪くも、普通です。
足は特別柔らかくも硬くもない感じ。旧XC70に比べればかなり硬いですが、これは比較対象が間違っていますね。E90の3シリーズよりわずかに柔らかい、といったところでしょうか。特に足の動きが渋いとは感じませんが、1万kmくらい乗ると変化がある可能性もありますね。
コーナーリングも、足の硬さに準じる感覚で、ロールはわりと少なめ。レスポンスも鋭すぎず遅すぎない、素直な感覚なので、違和感はありません。
ロードノイズの遮断はなかなか高レベルのような気がします。

エンジンの方は、カタログスペックに偽り無しという感じ。1600rpmから24.5kgmのトルクが出ているので、町乗りでパワー不足は感じません。
フル加速の性能も、0-100km/h加速が8秒台後半なので特別遅くはないです。回転の上昇で速度を上げるタイプではなく、ターボのトルクでググっと加速するタイプですね。
難点を挙げるなら、ゆったり流している時は気にならないエンジン音も、半分くらい踏み込んだ時にけっこう室内に侵入してくるし、その音質は良いものではないということですかね。そこを超えて全開にすると、元気いいね、と私は感じましたが、これは個人差がありそう。

エンジンと共に仕事をするトランスミッションは6速。流行にのっかるなら8速くらい欲しいところですが、これも特に問題はないかと思います。
そして伝達機構のDCTですが、これはちょっと問題アリ。スタート時、上手くアクセルを踏まないとガクンと発進する傾向があります。
また、右折待ちをしていて、行ける間隔があるのでちょっと多めにアクセルを踏んで発進する・・・ということをやると、駆動輪がキュキュキュッ!とホイルスピンしつつ発進します。ガバっと踏んではないにも関わらず起こるので、最初は戸惑うんじゃないかと思います。
他にも渋滞時、止まる寸前に前が進んだので、こちらもアクセルを踏む、というパターンの時もガクンと発進しがち。
少しは慣れましたが、油断したり怠けたアクセルの踏み方をすると容赦なくこの症状は出るので、ひたすらスムースに走らせるには繊細なアクセル操作が要求されます。
こういう特性ですから路面が凍結した時なんかは神経使いそうで嫌ですねぇ。
ちなみにマニュアル操作時のレスポンスは、電光石火!ということはありませんが、遅くもありません。
パドルは装備しておらず、シフトレバーでの操作になります。押してアップ、引いてダウン。シフトダウンはガクつき一切無しで、けっこうレスポンス良くやってくれます。ブリッピングしている感覚はありませんが、しなきゃあの速度ではシフトダウンできないと思える速度なので、吹かしてすぐ繋ぐ、という動作をしているのでしょうか?

低速時のDCTのマナーだけが気になりますが、他は平均点をやや上回るデキかと思います。
旧XC70ほどではないですが、ドライバーを急かさない性格がポイントかと。XC70に比べれば足回りは硬めだし、DCTのレスポンスやダイレクト感もトルクコンバーターより上なのでスポーティーに走らせても気持ちいいのですが、ゆったり流す走らせ方の方がV60の良さが出るような気がします。
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