Tokina AT-X 124 PRO DXⅡ

タイトルの通り、トキナーの広角ズームレンズ、AT-X124PRO DXⅡというのを購入しました。お値段はネット通販で46000円くらいです。

これを買うにあたり、けっこう悩みました。
と言うのも、私は広角レンズは買わないつもりだったので、ペンタックスからニコンに乗り換えた時の最初の標準ズームを16-85mmにしたのです。18mmスタートではなく16mmスタートにしよう、と。
実際使っていて16mmと18mmの差はけっこう大きかったので、これは良い選択だったと思うのですが、ここで広角ズームを買うと16-85mmの存在意義が薄れ、18-200mmの方が良かったのでは？ということになりそうで悩みました。
まーでも結局は「えいやー！」と買っちゃうんですけどねｗ
16-85mmも手ぶれ補正は強力だし、やはり「標準ズーム」として優秀なレンズなのは間違いないので、行く場所に合わせて選べばいいんですよ！


トキナーの124ですが、去年の末にⅠからⅡへ進化しました。コーティングの改良でより逆光に強くなったとあります。
焦点距離は12-24mmでF4通し。11-16mmF2.8も同じ価格で発売されているので、ズーム率を取るか、明るさを取るか、という選択だと思います。
私は広角側は置いておいて、望遠側が24mmならこれ1本である程度いろいろなシーンに対応できると考え、124を選択しました。

このレンズは表面の仕上げがD300とよく似ていて、装着した姿に統一感があっていいです。ズームリングとピントリングの位置が16-85mmと逆なので一瞬迷いますが、まぁこれは慣れですね。
ズームリングがもう少ししっかりすると文句ないのですが、全体的にしっかりガッチリ作ってある感が漂います。
あとフード内側に植毛（毛の短いベルベットみたいなのが貼ってある）が施してあり、反射対策がされているのもいいですね。
ただレンズケースが付属しないのはトキナーさん減点ですよ。

軽くテストした感じではF5あたりだとシャープ感が若干薄いですが、F8だとシャッキっとしてます。F7.1くらいならほぼフルに性能が発揮できるのかな？
オートフォーカスは静かだし、なかなか高速。

1年くらい前は「広角は広く写すもの」「望遠は遠くの物を大きく写すもの」と思っていましたが、よくやく広角レンズのパースペクティブ、望遠レンズの圧縮効果の意味が分かってきました。
ただなんとなく意味が分かっても、それを表現として使えるかどうかは別問題で、その点はまだまだ勉強し、練習しなきゃダメですね。