近頃は、だんだんと秋を感じる気候になってきましたね。
寒いのは苦手なので、このくらいの気候がずっと続いてくれると嬉しいのですが、そうは言っても冬は容赦なくやってくるので風邪には気をつけないとと思う今日この頃です。
さて、動物病院で手術を受けた後に装着するエリザベスカラーと言うものがありますが、皆さんはご存知ですか?
↑エリザベスカラーはこのようなものです
動物たちは身体に傷があると本能的に自分で舐めてしまう習性があります。
実際に手術をした後の傷が十分治癒するまでの間に舐めてしまうと、せっかく縫合した傷口が開いてしまったり感染を起こしてしまったりしてしまいます。
そんなことが起こってしまっては大変ですので、先人たちの知恵で産み出されたのが「傷口を舐められないようにするための器具」エリザベスカラーです(動物たちは舐めるだけでなく足て掻いて傷にダメージを与えてしまうこともあるので完璧ではありませんが)。
これは本当によくできたものですが、一点困ったことといえば装着中はとにかく生活がしずらいことです。
見た目にも「かわいそう」と感じるオーナーの方も多い中、「傷口が開くよりはマシです!頑張ってつけておいてください!」という私たちも辛い気持ちでした。
そこで今回当院に導入したものが「エリザベスウェア」です。
このウェアはカラーの代わりになるということで、間違いなく術後の生活は楽になるとおもいます。
今回はあくまでも試験的導入ですが、みなさんの反応がよければ定番化も考えています!
サイズが小型犬~中型犬と猫用がありますので、ご希望の方はご相談ください。
追加の費用については、個別にご案内させていただきます。
獣医師 佐藤