
Second Lifeはオンライン3Dのバーチャルワールド。
PC上にアバターといわれる人物をカスタマイズし、リアルに商取引を
させたり、コミュニケーションをとることができる。
いわゆる、仮想空間に自分の分身をつくる。
今はまだ英語版しかないらしいが、年内には日本語版が登場する。
この仮想空間におけるビジネス活動が注目されているらしい。
自動車を試運転させたり、広告やキャンペーンを展開したり。
誰でもバーチャルな世界で会社の社長になることもできる。
本物の自分よりも高収入を稼ぎ出してくれるかもしれない。
このSecond Lifeのβ版が登場したのは意外に早く、
2002年にアメリカで開発された。
これまでに1千万人近い人々が同サイトを訪れたことがあるらしいが、
基本的に利用は無料。 サービスによっては有料も。
Second Lifeでできること
大きく分ければ以下の6つ。
・チャットなどによる他ユーザーとのコミュニケーション
・3D空間の探検
・ゲームや車の運転などのアトラクション
・建物から小物まで世界を構成する3Dオブジェクトの作成
・作成した製作物の売買
・ゲームや不動産の所有・売買
すでに世界のどこかには凄腕の不動産ブローカーが存在して
「Second Lifeのロックフェラー」などと呼ばれているらしい。
こんな世界にどっぷり浸かると、分裂症になったりしないんだろうか。
リアルな世界に失望している人の逃げ道となって
仮想から帰ってこれなくなる悪夢を見そうでこわい。
パソコンの世界の中に分身をつくること。
mixi以上にすばやい速さで広がっていくかもしれない。
バーチャル出会い系とかで恋愛したりするんだろうなあ。
でもなんか孤独。
もちろん、利点もたくさんあるとは思う。
世界の避難区域などにいる子供たちがバーチャルな世界で
ゲームなどを通じて人と交わり、
社会的技能を身につけて将来に役立てたり、
現実の世界ではコストなどの問題があってできないことを
Second Lifeで試してうまくいったときに現実世界に役立てたり。
そうしたインタラクティブなやりとりが可能なのもメリットだ。
アメリカではSecond Life内で大学の授業をおこなう実験もされている。
あまり石橋たたかずに取り合えずやってみるところがいいな、アメリカは。

Second Lifeでは「ボッキュッボン」なアバターに変身して
ジョニー・デップにせまってみたい。