
桜が開花しました。
東京は今週末が満開だそうです。
来週いっぱいで3月も終わり。
2007年も4分の1が過ぎようとしています。
年を重ねるにつれて、1年があっという間に過ぎるスピードが早まる気がします。
子供の頃は個々の行動アイテムがシンプルだから
時間の流れがゆったりしているのでしょうか。
それとも毎日が未知との遭遇だから、漫然と同じことを繰り返す
大人とは意識の中での速度が違うのでしょうか。
タイムマネジメントは社会人としての絶対条件です。
忙しい人にこそ仕事を頼むというのはよく言われますが、
限られた時間の中でどうにか消化する時間を捻出し、
時間内に完了しようという切羽詰った感じが業務を遂行する上では
ある程度必要な緊張感なのだと思います。
プロジェクトマネジメントのプロセスについて「見える化」という言葉がよく使われます。
プロジェクトの進捗状況や作業量を数値化して可視化することにより、
生産効率を上げる手法です。
何かを作るプロセスだけではなく、あらゆる業務分野、ひいては
個人生活のうえでも、行動を「可視化」することで
自分の生活の営みを客観的に分析することができ、
無駄な時間を省いて余剰時間を作ったり、効率化が図れるような気がします。
「一日中、掃除や料理ばかりしている」という主婦の方など、
一日の家事に費やす時間をグラフにしてみると、
へそくりを繰り出すように余剰時間を発見するかもしれません。
忙しい合間に資格取得をめざす社会人も、勉強時間を捻出する際には
有効かもしれません。
また、たとえば営業だったら、行動区分を「訪問」、「電話」、「移動」、「日報作成」、
「事務作業」、「クレーム対応」などにセグメントして各行動への消費時間を記録し、
事務作業に必要以上に時間がとられている、とか、
「訪問」をさらに細かく分類して、「新規」、「既存」、「大口」などの分類で
どこにどれだけの時間をとられているか、など、今の思いつきなので
そんなのは無駄な分類かもしれませんが、行動を数値化してみると
意外な弱点に気がつくのではないかと思うのです。
「見える化」のボトムラインはそこなのではないでしょうか。
人間なので、なんでもデータに頼るのには異論を唱えますが、
ここに数値だけではわからない、お客様からのご意見や
担当者のモチベーション、個人であれば家族の反応など
データ化できない要素を考慮すると、公私ともに時間を有効活用している
と実感できればしめたものだと思います。

都知事選に立候補した浅野さんは私の地元・仙台の出身。
ジョギング日記つけるほど走るのが好きだそう。
来年還暦だそうですが、どっか少年ぽい顔してますよね。