ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは14日、イタリアのプラジェラートで個人第5戦(HS140 メートル、K点125メートル)が強風のために1回で終了し、24歳の湯本史寿(東京美装)が最長不倒の126メートルを飛び、114・8点でW杯を初め て制した。
日本勢の優勝は2005年2月に札幌大会で勝った船木和喜(フィット)以来で、通算では1999年3月に初優勝した宮平秀治に続いて11人目となった。
36歳の葛西紀明(土屋ホーム)も120・5メートルの103・4点で今季自己最高の6位になり、渡瀬雄太(雪印)が115メートルの93・0点で12
位、栃本翔平(雪印)は24位だった。伊東大貴(土屋ホーム)は31位、竹内択(北野建設)は60位。終盤に飛んで風に恵まれなかった強豪は距離を伸ばせ
ず、前日の第4戦を制したシモン・アマン(スイス)は2位だった。
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