日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

最近の読書

2008-12-10 | 日々の読書
宮本常一の「塩の道」と一緒に,ウィングフィールドの「夜のフロスト」を密林で注文するのはどうよ・・・と思いながら,カートに入れる私って,いったいなんという節操のない読書をしているもんだと思う午後。でも,宮本常一の「忘れられた日本人」は,おもしろかった。自分は,ああいう民俗学のような学問が,結構好きなんだなと思う。

今日は,午後から息子の予備校の面談に行ってきて撃沈する。予想していたものの,なんとも現実はなぁ・・。また言わねばいいのに,余計な一言を息子に言ってしまう私も,本当は親としてどうかと思うが,しかし,あれほど家での学習時間が少ないとなると,どうしても一言言いたくなる親心・・とは思う。でもでも,本当は,自分が重荷を下ろしたいだけの話ではないかと思ったりもするわけであって,親になるにも修行が必要だなと思う。

とはいえ,別に息子と一緒になって勉強しているわけではなくて,個人的には,相変わらずミステリ三昧が続いている。キャロリン・G・ハートのアニーのシリーズを取りあえず読んでしまったので,先日は,ドロシー・L・セイヤーズを借りてきたものの,今年の「このミス」で,海外部門で上位にランクされていたフロストにはまってしまった。実は,初出はもう何年も前で,「このミス」でも,以前1位を取っていたりするらしいが,私は今回初めて知った。で,なんとなくおもしろそうだったので,取りあえずはシリーズ1作から・・と「クリスマスのフロスト」を読んで・・・はまった,仕事中毒でちょっと下品なフロスト警部に。というわけで,続いて「フロスト日和」を買い,続けて密林に注文したわけ。でも,「フロスト日和」は,700ページを超える分厚い本,今年の「このミス」で出ている「フロスト気質」なんか,上下巻・・・。お正月本で読めるか。

お正月本といえば,そういや,数年前は検屍官シリーズが毎年クリスマス頃に出ていて,それを読んでいたっけ。ケイは,まだ元気で活躍しているのか・・

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